2010/12/31

バタバタ

年末は、ヨメさんの故郷に帰省して、そこから道南や島牧に
旅釣りというのが、年末の恒例でしたが、今年はそれどころじゃあなく。
なんと、またも息子が入院。
RSウイルスにやられてしまいました。

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抵抗力弱いな…。こんなことでは先が思いやられます。

で、年末は病院と家との往復。でも、今年3回目なので
なんだかもう慣れたもんです。
病院の閉店?後にヨメさんの許しをもらい釣り納めに。
ニシンやソイも考えましたが、結局、またまたイカでした。
マメイカなら、まだポツポツ釣れていますが、ヤリイカを食べ慣れると
やはりマメイカはちょっと…と口が肥えてきた私です。
積丹までがんばって走ります。

東風の入る絶好のコンディション、でしたが唯一絶対「潮」が
動かず苦戦。どうもヤツラはソヨソヨと泳いでいる風情なのですが、
潮がないことにはヤル気が出ないのでしょう。
だましだましで5ハイのヤリイカを釣りあげましたが、
釣れたイカは全て、エギを交換して2投目以内。
あっという間にエギにスレてしまうようです。

釣れたイカに抱卵したメスがいたところを見ると、
そろそろイカシーズンも最後が近いようです。
あとは、2月の新しい群れを待つのみでしょうか。

2010/12/27

整備日

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クリスマスシーズンは、当然の家族サービスで
買い物以外は外出できませんでした。
どっちにしても、真冬の寒波にやられ、ストーブの
前から動く気力が湧きません。

やっとのことで、面倒なフック交換やルアーのコーティング。
やらなきゃならないことは、これ以外に
・ラインの交換
・毛鉤巻き
・フライラインの調整
・竿作り
と、押すな押すなの行列。

で、フック交換ですが、前シーズンは、シングルフックを作って試してみました。
ただ、結果としてこれがうまくいきませんでした。
色々ありましたが、まず一点目がバランスの調整。
軽いシングルフックにすると、フローティングミノーは、明らかにバタバタして
水絡みが悪くなります。
重さを糸オモリで調整しましたが、水の抵抗の違いもあるのか、なかなか
思うようにならず。ただ、ボディーに鉛を貼って調整するとだいぶ改善されますが
時間が思うように取れないので、納得のいかないまま終了してしまいました。

二点目は、フックの大きさです。
どうしてもゲイプが広くなるので、ベリーフックを背負う形で引っ掛かる
トラブルが多発。

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こんな感じ。
フックサイズを下げればいいんですが、そうすると軽くなるというジレンマ。
難しいっす。

ということで、今年は苦し紛れの妥協。
バープレスのトリプルをとりあえず装着することにしました。
バーブレスといいつつ、暴れる魚にトリプルは凶器ですから、
苦しいところなんですが。
でも、今年はあんまりミノーを使わないことにしているので、
出番は少ないはず。
新しいルアーを試してみようと、色々策を練っています。
ジグとジグミノーは、自作シングルで問題無しです。

本当は、今日島牧に行ってみるつもりでしたが、息子の発熱で断念。
ヤリイカは、前回でお腹いっぱいのはずでしたが、なんだか
もやもやぐぃーんを思い出すとムズムズしてくるので
近場のイカ調査にでも行こうかと思ってます。

素晴らしい店

ちょっとだけ釣りに行こうと考えます。
大雪ですが、こんな小さな機会を生かしていかないことには
釣りにすら行けません。

さて、イカもそろそろ終わりかな、というシーズンになってきましたが
結局、子供の寝静まった夜に手軽に行けるイカをつい選択してしまいます。
イカ釣りに行く時にいつも悩むのが晩飯。
ゆっくり家で食べてしまうと、もう時間切れです。
気が緩んでいれば、ビールなんかも飲んじゃうかもしれません。
で、あわただしく出て、途中食べようと思うのですが、
最近はコンビニ弁当にうんざりしているのが本音。
でも、ラーメンなんか食べに入ると、注文から出てきて食べ終わるまで
なにやかにやで30分くらいかかってしまいます。
ところが、最近、いい店を見つけました。
というか、思い出しました。
貧乏学生の頃は、たびたび餃子カレーのお世話になったものです。

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早い、安い、と二拍子揃っています。
もうひとつの要素は、ツッこまないのがお約束。
なんといっても大事なのは、その早さ。
注文してから出てくるまでおよそ30秒。
こんなに早いのに餃子は焼き立て。どうやって焼いてるのか?
この日、試しに計測してみると注文からパクパク食べて店を出るまで7分弱。
コンビニでダラダラ買い物してから食べるより、絶対早い。
しばらく、夜釣りのおともはここに決めました。
今度、カレー好きの息子も連れてこよう。

で、この日の釣りですがお目当ての場所は強風で入れず港へ。
すぐにヤリイカが釣れますが、その後はマメイカがポツポツ。
結局、ヤリ1パイにマメ7ハイと、シーズンの終わりを感じさせる
さびしい釣果でした。

2010/12/19

またまたさけ科学館

金曜の晩に釣りに行ってしまったもんで、土日は子守りです。
日曜は、島牧がなんとかなりそうだったので、
「ちょっと行ってくるかな…」と
何度も言いかけたのですが、残念ながらそんな勇気はなく、
無料ですいてて、インフルエンザの心配もない素晴らしい施設、さけ科学館です。

お気に入りだったウナギが錦鯉に代わっていてちょっとショック

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この日もゆっくり楽しめました。
いろんな生き物がチョコチョコいるので、飽きやすい子供にピッタリ。

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2010/12/18

お手柄です、さかなクン

絶滅したとされていた田沢湖の『クニマス』が
西湖で、しかもさかなクンによって再発見されたとの報に
驚きました。
従来の見立てでは、ヒメマスとほぼ同種とのことでしたが
ヒメマスと交雑しないで生き残っていたということは、
独立種としてもいいのかもしれません。

クニマスにまつわる有名な伝説が印象的だったので
生きている姿を見てみたいものだと思っていました。

国策で絶滅させたクセに、
お上が今になって「貴重な固有種守るべし云々…」
と出しゃばってきそうな気がして不安。


三湖伝説・辰子姫伝説


八郎伝説



必要十分

この季節、風向きは大事です。
天気予報は、週末の風向きばかりを気にしています。
そして、待望の東風が金曜の夜から吹いてくるとの予報。
翌日の午前中一杯は持ちこたえられそうなので、積丹から島牧への
長旅を目論みます。
一応、フライロッドもラインバスケットも積み込み、
職場から直行です。

前回見つけたヤリポイントに職場の同僚と向かいましたが
かなりの雪。
それでも東風効果で無風です。
海は、うねりが残っているのか、少し荒れ気味なのが気になります。
エギを投じて少しすると小さめのヤリイカがかかりました。
しかし、その後が続きません。
エギをサイズダウンして、今度はウエイトアップして、
少し潮が噛むようにしてやると、
これが当たったのか、続けざまに釣れ始めました。
スッテをつけてみると、一荷もあって、グーンと当たる
ヤリイカのアタリを楽しみます。
そのうち、潮が止まったのか、全く当たらなくなりました。

同僚は移動するとのこと。私もひと眠りしようと車に戻ります。
ウトウトし始めたところで電話。
移動先の港で好調とのこと。
それでは、と移動してみると、確かにいい感じです。
エギを投じてフォーリングでそっとラインを張ると、
すぐにモヤモヤとサワリが出ます。
チョチョッと誘うとグーンと持っていく高活性。
これは、恐ろしい数が釣れちゃうんじゃあ、などと冗談を言い始めると
1時間でパッタリ。

結局、20数ハイのヤリイカと若干のマメイカを確保し
ウネリも残るようなので、翌日の島牧は、中止することにしました。

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朝まで少し寝てから帰りに小樽で南樽市場へ。
年末が近いこともあるのか、なかなかの賑わいです。

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辛味大根は、イカになかなかよろしとの情報をもらったので
八百屋で探してみると、ありました。
旨そうな惣菜も一緒に仕入れ、帰宅。
昼飯は豪華なイカ刺し大盛りとバター炒め、それから惣菜の数々。
確かに辛味大根は、イカの甘味をよく引き出してくれて
ヨメによれば、ショウガ、山ワサビより上とのこと。
私は、三つの薬味をローテーションしながら楽しみました。

2010/12/15

拍手をめぐる告白

このFC2ブログの下についている拍手ボタン。
ランキングやなんかと違って、押してもらったから何か特別なことが
起こるというわけでもなく、これといって意味はありません。
でも、ほとんど見られることを期待しないでブログを続けている
当人からすると、それだけでも妙にありがたいというか、
ほっこりとうれしいというか、そんな感じがするものです。
たまにコメントを入れてくれる方もいて、感謝しております。

ところで、FC2ブログでこのサービスが開始されてからしばらくした当時、
私には悩みが生まれました。
巷で眺める他の方の拍手ボタンはポチポチと押された形跡があるのに
私の拍手ボタンには全く、誰一人触れていなかったからです。
意外にチキンな私は、人目を気にするあまり、そのうち
とある考えにとりつかれました。
「自分で押そう」
世間で忌み嫌われる、いわゆる自作自演ですが、それしかないような、
そんな気がしたのです。
誰も見ていないのを確認して、ちょっと汗ばんだ手でポチッとしてみると
「拍手を受け付ける設定になっていません」
という文字が表示されました。

2010/12/11

スクイッド・クエスト

土日は、ヨメさんのお泊り忘年会で子守りが決定しています。
しかも最悪の天候。
もう、これは金曜の晩、職場から直行するしかありません。

今年の豊漁でさすがにマメイカは、お腹いっぱいになり、
残すは、ヤリイカ、そしてそろそろ気になる海アメです。
職場で仕事の合間にチラ見した気象庁のサイトは、かなり強い南風の
到来を示唆しています。
ヤリイカ狙いでは、まだ訪れたことのない千石場所、兜千畳敷は、
ウネリの真っ只中かもしれません。

エギがブームになりつつあるとはいえ、ヤリイカに関しては
情報が少ないのが現状で、どこでどれだけ釣れるもんだか、やってみないわかりません。
以前、ここらへんがアヤしいねぇ…とGoogleの航空写真を見ながら
目星をつけていた場所があったのを思い出しました。
釣れなくてもいいから、探索の旅に出ることにします。

しかしここで、職場の同僚も一緒に行きたいとの話。
いきなり釣れるかどうかわからない所に案内するわけにもいかず、
まずは、ヤリイカで有名な港に寄っていくことにしました。

仕事を早めに終わらせたとはいえ、港に着いたのは9時近く。
先端まで行くと、投げの釣り人が口々に「なんも釣れんワ…」と
店じまいをして次々に帰って行くところでした。
ほぼ貸切で1投目。
いきなりヤリイカが釣れました。
が、苦戦を覚悟。
潮がこちらに向かっているのか、エギにテンションがかかりません。
それどころか、アッという間に足もとまで流されてきます。
それからは、マメイカ以外反応もなく、時間が過ぎて11時。
突然、潮が横に流れ始めました。
ここしかない、とエギ経験の無い同僚に声をかけると
いきなりパタパタとヤリイカがかかりました。
3人でそれぞれ1パイずつ。
それからすぐに、また向かいからの潮に戻り、終了。一瞬の時合いでした。
同僚2人にどうにかヤリイカを釣らせることはできましたが、ちょっと寂しい結果です。

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同僚2人はここで帰るということで、ここからは、初めてエギ振る港へ。
たまに釣れたという話は聞きますが、どんなものかとワクワクします。
港内は、いい感じで潮が動き、型のいいマメイカが次々とかかります。
ただ、ヤリイカの気配は一向に無し。
もう時間も1時を回っているので、試しに真っ暗な外海にエギを放ってみることに。
1投目できました。
あんまり引くのでソイかと思いましたが、間違いなくヤリイカです。
それからは、マメイカ混じりでポツポツとヤリイカがかかってきます。
しかも、前の港より型もよく、フォーリングでもやもや当たって
チクチク誘うとグィーンと持っていくアタリに暗闇独りウホウホしてました。

2.5号のエギだと、1投目は釣れるのに後が続きません。
潮対策に2号にシンカーをガッツリ。これがジワジワと安定してました。
エギのサイズといい、重さといい、まだまだ考えるところの多い、ヤリイカエギングです。
それにしても面白い。

朝の4時にはさすがに疲れて終了。
明るくなって目を覚ますと、すでに爆風が吹いて止まった車で車酔いしそうなくらい。
帰りがてらに他の気になるポイントを下見。
次はどこで試してみようかと夢は広がりますが、なかなか時間が…。

マメイカも美味しいことは間違いないんですが、なんとなく
気になる臭いがあります。
ヤリイカの飴色の刺身は、マイルドな甘さといい文句のつけようのない旨さです。
ところで、イカ刺しの薬味。
ショウガが一般的ですが、ちょっと香りが強過ぎるきらいがあります。
チューブや粉のわさびは辛過ぎるし、ということで
今、一番気に入っているのが山わさび。
辛み大根も試してみたいところです。
ご馳走さまでした。

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2010/12/06

祭りの後

ヨメの入院で仕事を早帰りしてたら、そのツケがまわって
首が回らなくなってしまいました。
連日、遅くまで仕事して、帰って仕事して、朝5時に起きてまた仕事してたら
すっかりイヤになっちまってリセット願望が頭をもたげます。
なのに、お天気は最悪。週末は、嵐のようです。

前回は、結構な数を釣らせてもらい、マメイカは
ちょっとお腹いっぱいだったので、
川でドボン釣りか、ヤリイカか、それとも大きなソイでも
狙ってみようかと、夢見ていたのに、すべて無理。
結局、風が少しおさまったところでまたマメイカを釣りに近場に出かけます。
今年はマメイカの当たり年のようで、
どこでも数釣りの話が聞こえてきます。
肌寒い初冬の港は、連日ちょっとした祭のにぎわいでしたが
そんな祭もそろそろ終わりのようで、最近は群れも薄くなってきたようです。

大シケの後では、底荒れもしてるだろうし、濁りも入ってるだろうな、
と思いながらも港に向かうところが馬鹿げつつも悲しい本能。
でも、渋い中、どうにかして釣ろうと色々考えるのが、もともとの
マメイカ釣りの楽しみのような気がします。
目の前ポチャンでバカ釣りばかりでは、すぐに飽きちゃいますから。

遅い時間になると、だんだん反応も良くなりましたが翌日は仕事なので
切り上げ。
透明なバッカンを買ってみました。
魚を入れると息子が喜びそうなんで。
ちょっと宇宙的なイカ。

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2010/11/29

何でもヤリ

何でもやりたくて困りますが、時間は有限です。
というわけで、いつもの詰め込み。
朝、暗いうちに出発してイカ。
明るくなったら、久々島牧の海アメ。
ダメなら川でドボン釣り。
で、暗くなったらまたイカ。

虻蜂取らず、ではなく、下手な鉄砲どいつか当たるだろう、
くらいのポジティブに考えて。

暗いうちは行きがけの駄賃とばかりに近郊マメイカ。
活性高くて1時間ちょっとで30パイばかり釣れました。
結構、この後が気楽になります。

で、島牧。
見た目、波はいい感じなんですが、全く潮が噛まずに
釣っていて楽しくありません。
こんな日は、粘ってもダメだろうと早々と川へ。
川で釣れるのかといえば、ほとんど実績のない川で釣り人なんていませんから
多分、そうそうは釣れないんでしょう。
でも、川で胸までつかって、ドボンドボンと投げて、
川底をコツコツとフライが叩くリズムを感じていると
何やらモソモソと胸の奥が疼きます。
全然、全く、魚っ気はありませんでしたが、妙に楽しくて
次は、なんとかこればかりやってみたいな、と思ったりもして上がり。

午後3時になれば、もう日は陰り、この日のハイライト、イカ狙いです。
前回は散々でしたが、懲りずに港の先端でミズイカ(ヤリイカ)をと意気込んでみました。
まだ薄明るいうちは、何事もなく、初めて入った場所だけに不安になりましたが
足元にエギを落としてみると、見慣れたシルエットが群がります。
足元限定で、型の良いマメイカの入れ食いになり、とりあえずは安心。
しかし、ミズ狙いにエギを2.5号にしてみても、今度は巨大なマメイカばかりが
かかって、姿がありません。
ちょっとあきらめかけて、電話をしながら目の前に垂らしたエギに
型のいいミズイカがかかりました。
どうやら、潮の真ん中を避けて、岸壁沿いに回遊しているようです。
それからは、ポツポツと回遊に当たり、7ハイのミズイカを釣ったところで
風が強まり撤収。
今年はダメかと思いましたが、どうにか釣れてくれました。

帰ってからは、マメイカ、ミズイカの刺身の共演に
バター炒めその他。
中でも一番評判が良かったのは、マメイカ飯です。
二口、三口でぱくぱく食べられちゃうミニサイズですが、
イカの身ともち米のバランスが絶妙で、止まらなくなりました。

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2010/11/22

さけ科学館2

日曜の朝も、息子にどこに行くか尋ねると
「おしゃかなさん」という返事。
またか…と思いつつも、動物園より何かと楽なので
ちょっと安堵しつつ、さけ科学館その2。

ここで失敗。
カエルを見ると張り切っていた息子ですが
つい、「イトウの餌100円」を着いてすぐに買ってしまいました。
撒き餌でお馴染みのアミをキュープ型に凍らせたものが3個もらえます。
巨大なイトウが泳ぐ中にこれを投げ込むと
「ガブフ」
と大口開けて飲み込むのが刺激的だったのか、
「つめたいの、またかってくる」
と売店に走って行きました。
どうしても買えと要求する息子と戦い、当然の如く勝ちましたが
すっかりスネたので、外の小川で遊ぶことに。
餌は最後に買うべきでした。

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やっと機嫌を直し、またカエル見学。
この日も芝投げを目論みましたが、不覚にも私も昼寝をしてしまい
悲しくも時間切れ。

2010/11/21

さけ科学館

ヨメさんが入院してしまいました。
それほどたいしたことではなく、以前から決まっていたので、
慌てはしませんでしたが、息子の面倒を1週間ほど1人で見なくては
なりません。
まれに見る好天に恵まれた週末でしたが、釣りはあきらめです。

息子に、「動物園にでもいくかい?」と尋ねると、迷わず
「おさかなしゃん」
という答えが返ってきました。
さすがは我が子。しかし釣りは無理なので、この町にある無料施設、
さけ科学館に出かけてみます。
少し前、不要な施設として市議会かどこかで仕分け対象になってましたが
かろうじて存続が決まったようです。
ただ、息子が3月に訪れた時は、全く魚に興味なしで、すぐ帰ると言ってましたが…。

「さけ」と銘打ってますが、淡水魚全般を見ることができる、釣り人には
ちょっとイイ場所です。反面、一般の方には退屈なのではないかと思われます。
休日の午前ですが、人も少なく静かです。
私が今年出会ったこんな珍魚も見られます。

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前回は、すぐ飽きたので、ちょっと心配でしたが、半年の成長なのか
次から次へと水槽をまわり、敷地の中を3往復させられました。

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空いてるから、放っておいても問題なし。
一番喜んでいたのは魚じゃなくてカエルでしたが。

外を流れる真駒内川には、数匹のサケが泳いでいました。

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芝投げ

息子を遊ばせるだけだとこちらも疲れちゃうので
チャンスをうかがいます。
ラーメン屋で昼食をとった後は、むやみやたらに
市街地を走り、ドライブです。
案の定、すぐに昼寝しました。
車を河川敷につけ、車窓から寝顔を見える位置に駐車して
竿を抱えていそいそと準備します。
競技用のロッドを振るなら「投げ練」ですが
楽しみで投げるなら、なんでしょう。
英語では Lawn Cast というきれいな言葉があります。
直訳すると「芝投げ」でしょうか。

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最近は、イカ釣りばかりでなかなかゆっくり竿を振る機会がありません。
この日、初めて振る3本。
1本目は、つるやのFEEL 6'9" #3
2本目は、FENWICK FF605-2
3本目は、FENWICK FF837
です。

つるやさんのFEELは、以前から興味があったんですが、
いい値段がするので、なかなか縁がありませんでした。
これは、なぜか居酒屋1回の値段で購入。
日本のグラスロッドらしい、繊細なティップですが、本気になると
#3でも80フィート近く飛ばせるように、バットがしっかりしています。
半透明なブランクに、仕上げもとても綺麗で
なんというか、色々な面でメイド・イン・ジャパンな竿でした。

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FENWICK FF605-2 は、はるばるUKからやってきました。
有名な "FERALITE" ではなく、"FENGLASS" の文字がブランクにあります。
グリップもお馴染みの「雄々しいヤツ」ではなく、ウエスタンシガーのような形。
時代は1980年代の半ば、FENWICKのファイバーグラスロッド、最後の製品ではないかと思って
いましたが、後年の復刻でアジア製かも。
6フィート、5番という、代々FENWICKの最軽量スペックを踏襲したものですが
前FF605より、気持ち強め、リッジラインのWF5を乗せて、ぎりぎりフルラインが出ます。

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FENWICK FF837は、長い間探していた竿でした。
FENWICKでロッドデザイナーをしていたジム・グリーンが愛用していた名竿との
触れ込みで知られているモデルですが、中途半端な長さのせいか、あんまり
出回っていないようです。
でも、これも居酒屋価格で購入。
グラスの高番手は、8フィート半が多いように思いますが、実際に振ってみると
グラファイトに慣れている現代人には、ちょっと重ダルに感じます。
8'4"という長さと、7番というラインのバランスがいいのか、
それほど重くもダルくも感じることなく、簡単にフルライン+αが投げられます。
ジム・グリーンは、この竿をスチールヘッドに使っていたそうですが、
現在の、高性能ツーハンドやスイッチロッドを多用するその手の釣りから考えると
かなり頼りない感は否めません。
「芝投げ」が、当面の出番になりそうです。

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と、ここまで遊んでいたら息子が目を覚ましました。終了。

2010/11/14

マメで妥協も楽じゃない

前回のミズイカ狙いは、大ハズシ。
心が折れかけているので、今回は、好調に釣れているという
マメイカを着実に釣って、ちょっと気分をよくしておきたい、
と、甘い考えで近場の有名ポイントを回ることにしました。

1日子守りだったので、家を出たのは夜8時近く。
なんだか急にソイをフライで釣りたくなったので、初めにソイでも
狙ってみるかな、と余裕を見せて東積丹の港に着くと、
なんとまあ、祭りの如き人出です。
普段は閑散としている古平の港は、投光機の明かりで夜店のように輝いています。
これでは、ソイはダメだろう、とマメイカ釣りの様子を聞くと、
「今日は全くいけません。」とのこと。
リハビリ釣行のつもりでしたが、雲行きが怪しくなってきました。
美国は人がいないかわりにイカもいません。
しかたないので、得意の余市に行ってみます。
ここもスゴイ人出。
こんなに人がいるのは見たことありません。
エギングは、今年大ブレークですね。
2年前は、寒い季節にマメイカを狙う酔狂なヤツは、パラパラ港に集うくらいでしたが
この日は4、50名はいたのでは。

で、釣れているかといえば、「サッパリ」です。
どこの港もシケ後の濁りが入り、調子が悪い様子。
でも、しかたないのでここで釣るしかありません。
釣り始めてすぐにマメイカが釣れました。
あまりに引くのでミズイカかと思いましたが、マメイカ。
しかしデカイ。胴長10cmはありそうです。
これは…と思いましたが、後が続きません。

あまりの釣れなさに人がどんどん引けていきます。
釣れませんが、型がいいのと、何か気配はあったので、粘っていると
すでに0時を回りました。
ふと足元を見るとイカがいます。
エギを落とすとここからはどんどん釣れてきました。
潮が変わったのか、水も澄んできて、反応も上々です。

その後、沖目に遠投してとにかくシャープに誘うパターンで
スイッチが入りました。
カウント20前後、パシッと誘うとグーンと持っていきます。
マメイカですが大きいせいか、竿を引き絞るジェット噴射がなかなか楽しい。
足元でも釣れますが、型が落ちるのでもっぱら沖狙いに徹します。
エギのカラーや重さを変えると、反応も変わってくるのが面白く、
色々と実験できました。

AM3時頃になると、潮も止まって型が落ちてきました。
まだまだ釣れそうですが上がることに。
60パイほど釣れたでしょうか。
今回は、マメイカですが型も良く、久しぶりに楽しくイカ釣りができました。

帰途に小樽で仮眠。ブラブラ釣りを見学して帰ります。

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型のいいのはマメイカ飯。
残りは刺身でいただきました。

2010/11/13

Freebass "It’s A Beautiful Life"

New Order, Joy Division の Peter Hook
The Stone Roses, Primal Scream の Mani
The Smith の Andy Rourke (some tracksにて参加)
という3人のベーシストが組んだ「スーパーグループ」です。
ベーシストという地味な存在(Peter Hookは別として)だけに
なんだか、Johnny Marr と Bernard Sumner が組んだ Electronic の
裏版といえなくもないような。
ちなみにバンドは1stアルバムを出す前に崩壊。
Mani が Peter Hook のことを「 イアンカーティスの稼ぎの入った財布…」みたいに言ったのが
原因だとか。みんなが思っていても言えないことを言っちゃうのがオトナ気ない。

初めに2CDだとは知らず、インスト盤から聞いたんですが
結構いいかも。
ボーカル入り盤は、なんか余計な気もします。
Electronic もそうですが、結局 New Orde r寄りの音にになっちゃうもんですね。
どうせならこのままElectronicと合体してくれればよかったのに。



2010/11/08

石山緑地

前日は、オールナイトイカ&ルーのライブで疲れ気味。
この日は、息子を連れて、近場の温泉にでも、と思いましだか
それまでどこかで遊ばせることにします。
どこかないかな、と考えていたら、ここを思い出しました。

この町でもあまり知られていない、ちょっとした奇所、石山緑地です。
その昔、石切り場として使われていた場所を、整備し、何年か前にオープンした
公園です。
まだ完成していない頃に訪れて以来、久しぶりに行ってみました。

この緑地の開発コンセプトには、私が大学時代にお世話になった
先生が深く関わっていました。
その先生は、数年前にまだ若くして亡くなりました。
息子をその公園で遊ばせている自分。
その自分も気がつけば先生の亡くなった歳に近づいています。
学生時代の記憶はまだまだ色鮮やかなのに、ひとつひとつの輪が閉じていくような、
そんな気分です。

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2010/11/07

裏目

どうにもここのところ釣り運に恵まれてない気がしています。
二者択一で迷った時に、裏目を引いてる気配が濃厚です。

この日はどうしてもヤリイカが釣りたく、遠征を敢行します。
ほとんど情報がない場所なので、昨年の今頃、釣れてたなあ、
くらいの記憶が頼りです。

着いてすぐにヤリイカ。
小ぶりですが幸先がいい、とバッカンに水を汲んで
入れておきます。
ところがそれからは、全くといっていいほど
気配がありません。
それに、いつもなら滅多に釣れないミミイカが1投で1匹。
たまに釣れるくらいなら愛嬌もありますが、あの小さな体で
エギに抱きついてくるのを見ると、だんだん不気味になってきます。

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しかたないのでソイを狙うと、30弱くらいのまぁまぁサイズがぽつりぽつりと
釣れてきて、面白いことは面白いんですが面白くありません。
かなり粘りましだかあきらめて移動です。

あまり西積丹の情報が無いので、様子を見ようと行ってみました。
そこで痛恨。
イカの入ったバッカンを港に忘れてきてます。
今更戻っても、ということであきらめることに。
寒い中、港住まいのハラペコ野良ネコが朝の散歩をしていると、
新鮮なイカに出会ってちょっと嬉しくなる、
というシチュエーションを想像して自分を慰めつつ
車で仮眠。

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朝、まだ暗いうちに港の先端に行くとイカ狙いの釣り人が2人。
あまりよくないようです。
エギを投じますが、何も反応がなく夜明け。
久しぶりに見た朝日になぜか感動。

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すっかり疲れたので、小樽のハゼでも釣って帰ることにします。
朝は、さっぱりアタリもなく、シーズン終了かと思いましたが
やっと小さなハゼ。
この日の朝、新しく買ったバッカンを取り出して海に放り込むと
なぜがロープをつなぐ金具が外れて水中に沈没。
今回、2個目のバッカンロスト。やはりついてない…。

それからも渋い状況が続きましたが
日が高くなると大きなハゼがどんどん釣れ出しました。
どうやら、水温が上がるのを待っていたみたいです。
その証拠に浅場から釣れ出しました。
仕掛けによっても大違い。
胴付き仕掛けでは、チビしか釣れませんが、軽めのワームシンカーで作った
ブラクリ風には、大きなハゼが釣れてきます。
奥が深いな。
こちらは2時間ほどで大漁。
この日の夕方は、ライブに行くので上がりです。

後で聞くと、小樽や東積丹の港では、マメイカが絶好調だった模様でした。
わざわざ釣れない遠くの地まで行ってしまうとは、裏目裏目を引いてる、と
少しがっかり。

Lou Barlow / Parabolica Jam '10

以前から夢見ていましたが、まずないだろうと思っていた
Lou Barlow がオラが町にやってきました。
来日情報は、聞いていましたが、来道は、まったくのノーマーク。
たまたま、ネット上の書き込みを見て驚き、予約したのが2日前。
この機会を逃していたら、一生後悔していたでしょう。

単独ライブではなく、LITEという日本のポストロック系インストバンド主催の
ツアーに出演するとのこと。
釣りから帰って、ほとんど寝てなかったので1時間ほど仮眠して家を出ます。
小さなホールに入ってTシャツでも買おうかな、と眺めていたら
隣にLouが立っていて、ちょっと驚きました。
昨年くらいから、この日も一緒にステージのあった
Mike Watt のバンド、The Missingmen と組んでツアーを回っているみたいです。

寝不足と空腹に苦しみながら待っていると、8時台にLou登場。
相変わらず、ネガティブオーラ出まくり、MCでは「みんなオレのこと嫌いなんだ」
みたいなことを言ってましたが、曲は本当に素晴らしかった、生きててよかった、てな具合でした。
まさか、こんな目の前でLouのライブが見られるとは、信じられないな、と
感動しつつ、ホントはかなり見たかったMike WattとLITEのステージは
疲れてダウンしたのでパス。
帰りに独り焼鳥をつまみながら、この日のライブを反芻してました。






2010/11/02

しゃきっとせんです

前回のアカーン釣行に悔いの残るイカ釣り。
昨年、いい思いをした漁港まで遠出してみます。
この時期はちょうど、ミズイカの数釣りをしていたはず…
だったのですが、あんまりイカが濃くないようです。
まあまあサイズのミズイカ1杯にいいサイズのマメイカ。
眺めてみると、マメイカのサイズが大きいながら
前々回の釣果と全く同じではありませんか。

よって写真は使い回しです。

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2010/10/31

まだまだあった穏やかな午後

先日の雪にすっかりビビり、もう冬がすぐに来るものと
思っていましたが、晴れた日中は、まだまだホコホコと
暖かいではありませんか。

息子に
「どこか行きたいところはないか?」
と尋ねると、まずは「ラーメン」
その次は「つり」と答えます。
動物園か水族館でも、と思っていましたが、私的には
釣りの方が楽なので、またまたハゼ釣りです。

まずはラーメンを食べさせて、それから小樽。
しかし、水温が一気に下がったと見えて、先週と違い
なかなかハゼのアタリが出ません。
じっくり待って、やっと乗る感じ。
シーズンの終わりは間もなくのようです。

今回も息子は、きいろいつりをちょっと触ったら
すぐに水たまりで遊んだり、釣ったマメイカをいじくりまわしたりで
すぐにびしょ濡れドロドロに。
帰りは温泉で洗ってやりました。

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2010/10/30

アカーン

雪が降り、しんしんと夜の冷え込みも増してきた週末。
寒くなったなら、それだけイカも来るだろうと
釣り人らしい楽観にかられて、職場の同僚と仕事帰りに
イカ狙いです。

しかし、まだ海の荒れからくる濁りが残っているとかで
良くない噂も。
確かに余市に着くと濁ってます。
美国から余市まで港に立ち寄ってみましたが、どこもパッとせず。
なぜか、ソイが何匹もかかってきます。

同僚が超ミニ豆を2ハイ、私はかけてもかけてもバラしの連続。
帰り際、スッテを見ると針が伸びて開いてました。
どうやら、ソイに伸ばされたみたいです。

寒さばかりが身に沁みる晩秋の夜でした。

2010/10/25

イカの季節

イカ情報が次々と飛び込んでくるようになりました。
マメイカ好調、ミズイカ(ヤリイカ)が30杯だとか
ソワソワしてきます。

遠出も考えましたが、仕事が忙しいのであきらめ、
近場の探索に繰り出します。

まずは、冬にいい思いをした港、と思い出かけますが
まさかの雨。
しとどに濡れて、しかも何一つ反応ナシ。

ガッカリして、戻りがてらにあちこち見ますが、気配はありません。
マメイカならまだしも、ミズイカは足が早いので、情報が出た時には
手遅れということが多いですね。

結局、そろそろ上がろうかという9時近くになって余市で妥協。
マメイカをポツポツ拾っていると、突然、そこそこサイズのミズイカに
恵まれました。
久しぶりのジェット噴射、やはり楽しい。
これからが本番です。

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2010/10/24

たぶん、今年最後の穏やかな午後

そろそろ初雪が降りそうとの予報が出る中、
のんびりハゼ釣りに行きました。

本当は、イカ探索の旅にでる手はずだったのですが
なんだか仕事疲れも重なって面倒くさくなり、
さらには息子も新しい「きいろいつり」で
釣りをするんだとかなんてか言ってます。

小樽で昼を食べて、満腹したところでハゼ釣り。
「きいろいつり」は、張り切って取り出したのに
2、3回投げたら飽きて放り出されてしまいました。
ヨメ専用となり、次々型のいいハゼを釣ってます。
ほんとにデカイ。
試しに私も釣ってみると、なかなかの手ごたえです。
小樽の魚を食べるのは抵抗あったのですが、あんまり型がいいので
持って帰ることにしました。

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穏やかな夕暮れが訪れたところでマメイカ狙い。
すぐに釣れましたが、型が小さい。
急に寒くなってきたので、フロに入って帰ることにしました。

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2010/10/19

もう1本

ここ2ヶ月ほど悩んでいます。
もう1本、スピニングロッドが欲しいんです。
今あるのは、10'6" ~35gまでのシーバスロッド(オリムピックのアルジェント)
それとエギロッド3本をエギ兼ルアーロッドに使ってます。
欲しいのは、40~50gくらいのジグに使える竿。
もうひとつ、最近登場したKガイドは、PEしか使わない私にとって
福音のように思えます。
実際、使ってみるまでどんなものかわかりませんが。

ところが、なかなかしっくりくる竿がないんです。
簡単なのは、ショアジギロッドなんですが、自重といい作りといい
ヘビー過ぎるように感じます。
狙うのは、青物じゃなくてヒラメや雨鱒なので。
あんまり高いのも困ります。
ルアーロッドに3マンエンは、考えちゃうところです。

・ディアルーナS1006M、値段も振った感じも申し分ないんですが、~42gというのが。
・ヤマガ アーリー103MHR ~50gまで。気になるんですが触れる場所も無し。なんかなあ。
・ダイコー クロスブリードCBSSー93LDR ~42gですが、かなり硬いらしい。ちょっと短いな。
・テンリュウ パワーマスター 天竜の竿は、ブランクはガッチリして好きなんですが、デジャインが…。

と、どれをとっても帯短襷長。
いつか救世主が現れることを願っているのですが。

2010/10/17

さんぱち

前回は一人でしたが、今回は4人が集まる予定です。
楽しみにしていましたが、前日の仕事後に熱が出ました。
38℃と、微妙なところ。
柄にもなく仕事を頑張りすぎました。
少し手を抜かないと。

とりあえず行くだけ行くことにします。
なかなか集まって釣りができる機会なんてありませんから。
5時に現地入りし、川を見てると体内に
釣り馬鹿の血が巡り出し、ヤル気が出てきます。

ところが、時間になっても1人が現れません。
釣りを始めてしばらくすると、電話がかかってきました。
寝過したようです。さすがです、TOMIさん。

雷と大雨警報が出ていたのでどうなることかと思いましたが
TOMIさんの勇気ある撤退により雨に当たらずにすみました。

そろそろ終盤ですから、あまり期待していませんでしたが
それにしても朝は魚っ気が全くなし。
たまに群れがいても、古くて口を使いそうもありません。
そんなこんなであきらめかけていると、さっきまで何もなかった場所で
魚が騒ぎ出しました。
どうやら真昼間が時合いだったようです。
この魚、いつも釣っている魚と何か違った感覚を呼び覚ましてくれます。
それが、あの狂乱のサケフィーバーを巻き起こすのでしょう。

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もう冬ですね。
なんだか近頃、急に海アメが恋しくなってきました。
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2010/10/12

3連休

3連休は、ヨメの実家詣です。
前回の盆休みは、ひたすら川に通って、それは楽しかったものですが
なんだか季節のせいか、小さな川よりぶっとい流れや広い海で
大雑把な釣りを展開してみたいという欲望が抑え難くなってきました。
しかしながら、生憎の悪天候。
海は荒れて濁り、夜釣りのソイくらいしか釣れません。
結局、今回も川のお世話になりました。

前回同様、行きはサッパリだったのに帰りは魚が続々、という
不可解な現象に出会います。
これは如何なることか。

推測ですが、
①岩盤底で隠れる場所の多い川だけに
 普段はエグレあたりにワサワサと隠れている魚。
②少し条件が良くなると、
 「小腹が空いたから、オレ、飯食ってくる。」
 くらいのノリで、ふらっと浅場に現れる魚。
③釣れる魚。

こんなところでしょうか。

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2010/10/05

浜益川 2010

昨年は、記録的な不漁との情報で参加を見合わせた
浜益川鮭釣りですが、参加しないとやっぱり寂しくもあり
今年は、また申し込んでみました。

たまたまの平日休みが取れたので、TOMIさんと釣行、
のはずが、嵐の予報。さすがTOMIさん、やってくれます。
中止の可能性も考慮して、TOMIさんは今回見送り。
ひと晩中、予報と天気図を眺めていると、なんだかなんとかなりそうです。
急いで毛鉤を巻いて、しばらく使っていなかった高番手のラインシステムを
組むのに切ったり貼ったりしていたら出発時刻となりました。
毎度のことながら、コツコツ準備しておけばいいんですが…。

今回は、色々と妄想した挙句、10番のツーハンドでスペイ風に釣ることに
しました。
現地に着くと、風は少しありますが、冬の島牧と比べれば笑っちゃうレベル。
十分釣りになります。雨も降っていません。
なんだかもう釣れた気分。
朝なので、タイプIでリトリーブしてみますが、サッパリ反応がありません。
河口に入った知人の話では、もう2本上げたとのこと。
焦ります。
7時を過ぎても全くアタらない時点で敗北も覚悟しました。
それほど群れは濃くないようで、魚の姿もチラホラです。
低気圧の通過で活性自体が下がっているのかも。
それにしても、10番のツーハンドは、なんだか大味な気がします。
流れも無く、静かな水面にバチコーンと当たるライン。
川の鮭のアタリは、意外に繊細なものです。
ある程度、こういった事態も予測できたので、ここで8番のスイッチロッドに
スイッチします。ラインはAFSの6/7番。知床のカラフトで活躍した
組み合わせです。
タックルを変えると、なんだかいい感じ。すぐに反応も出ました。
流れが止まったのでリトリーブするとまず今日の1匹目。
明らかに弱々しい。
残念ながら、激ブナの雄でした。
次は、スイング途中で絡んだラインをほどきながらの2匹目。
まだシーライスのついた、いかつい顔の雄。

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それからも、スイングで1匹、リトリーブで1匹と節操のない釣れ方。
イマイチ、今日のパターンを掴みきれないまま終わってしまいました。
それでも、2年ぶりの川鮭は、やっぱり楽しめました。

ちなみに、悪天候ということもあって人がびっくりするくらい少ない。
しかも、河口の橋下に人気が集中していることもあって、上はポイントを
独り占めできます。

雑感。
スイッチロッドは、やっぱり便利です。
ツーハンドに比べると軽くて取り回しがいいし、
AFSのようなラインと組み合わせると、
オーバーヘッド、ペリーポーク、シングル、ダブルスペイと
気分で好き勝手に投げられます。
無節操で品がない、パンキッシュなヤツです。
当日は、追い風ポジションだったこともあり、飛距離もなかなかでした。

そして、川鮭。
この日は4匹全て雄。
イクラ確保を家で命じられてきた身としては、
切ない結果です。
それでも、私にとって、まだフレッシュな川鮭の味は、
北海道の魚の中でも格別な位置にいると考えています。
中でもデカイ雄。銅色に鈍く光って、太いのが一番。
パサパサしてないし、旨味が出ているし。
まあこのへんは、それぞれ好みもあると思います。

久しぶりに広い水面でブンブン投げるフライヒッシングを堪能しました。
今季、最後にもう一回、今度はみんなで行く予定なので楽しみです。

2010/09/26

遠投アブ

これといって釣り物のない時期になってきました。
久しぶりにアブラコをワームで狙ってみようと思い立ち、
何年も格納されていたワーム袋を引っ張り出します。
ガルプはみんな、固まっていました。

以前から、頭の中で考えていた、沖根狙いの釣りを試してみます。
5号のオモリを二つつけて、遥か彼方に遠投。
ちょうど、昆布根のある中に放り込みます。
一瞬でアタリがきました。
アワセて強引に巻き取りますが、遠いだけあって
息が切れます。
40cmほどの魚でも、根に潜られたり、そこからひっこ抜いたりと
なかなかにスリリングなやり取りを楽しむことができました。

ほとんどスレていない魚なので、反応も上々で
結構、面白いかも。

2010/09/25

昔は今よりよかったのか(今がほんとにダメなのか)

ほんとかウソか知りませんが、バビロニアの粘土板に
「最近の若い者は…」と刻んであるとか、
エジプトのパピルスに「昔はよかった」と記されてるとか
ま、そんなことを冗談交じりに話しの種にしたりはします。
旧約聖書の有名な「伝道の書」に、賢者ソロモンの言葉として
「昔が今よりよかったのはなぜか」と言うな。あなたがこれを問うのは知恵から出るのではない。
とあるのが、私の知ってる最古の「昔はよかった」です。

YOUTUBEのコメント欄をつらつらと眺めていると、
初めて聞く耳寄りな話なんかがあって、「へー」「ほぅ」なんて
思うのですが、その中で最近顕著に感じるのが
「あの頃はよかった」系のつぶやきです。
80年代、90年代が多いように感じますが、確かに90年代は
熱かったのかもなぁ。
CD不況と言われて久しいですが、今の何を聴くのかと問われると
何だ?
何を聴けばいいんだ?
イマドキの若者には、がむばってほしいです。

Elvis Costello 'Accident Will Happen'



2010/09/20

伊達神社例大祭

3連休、どこに行っても人がいそうで
釣りに行くのがなんだか面倒です。
そこで、昨年も顔を出した、伊達神社のお祭りに行ってみます。

途中、壮瞥神社の幟を発見。
ぐるぐると町の中をさまよって、やっと見つけました。
夜店が二軒、フレンチドックとヤキトリの準備をしています。
普段は閑散としてるであろう境内ですが、祭りに向けて
着々と準備が進められていました。

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賽銭を入れて、パンパンと柏手を打つと、突然、目の前の戸が開いて
ハイ、と宮司さんらしき方が息子にバナナをくれました。
急な出来事になんだか茫然として走る息子。

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お供え物の余りを配ってるんでしょう。
ちょっと顔を出しただけの余所者もお裾わけをもらいました。


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伊達の街は、昨年とほぼ同様に賑わっています。
そして息子は、この間と同様にスーパーボールすくい。
道路にボールが転がって行きました。
前回、たくさんオマケをくれたお姉さんと違って
冷徹かつ無愛想な店番のオジサンは、一切オマケ無し。

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この後、「バス釣り」で軍用ライフルと水鉄砲剣という
恐ろしげな武器をゲットし、
チキンステーキとたこ焼きと焼きそばを買って港に向かいます。
イソメをつけて投げ釣りをしてみましたが、ハゼのいない港は静かなもんで
チビタカノハが遊んでくれたくらい。
それでもフェンスがある港は、アブナイ奴をブラブラさせるのにありがたかったです。

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帰りに、壮瞥神社に寄ってみると、町のあちらこちらから老若男女が集ってきます。
発電機のエンジン音と、子供たちの歓声が響いて
年に一度のハレの日の空気が境内に充ちていました。

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2010/09/19

市内の岩魚川

連休初日ですが、昼から夜まで子守りです。
よって、午前中だけ動けるわけで、久しぶりに市内の川に岩魚を
釣りに行くことにします。

実は、夏にも行ってみようと思っていたんですが、どういうわけか、
今年は川沿いに車が何台も停まっていたもんで、ちょっと怖くなっていました。
またあの、ろくでもない新聞にでも紹介されたんじゃなかろうか、とか
昨年、あれだけいた岩魚がスッパリ刈り取られて、後には草一本残っていないじゃ
なかろうか、とか。

この日も、川原には昨日のものと思われる足跡がありました。
川を遡りますが、魚の姿はありません。
涼しくなっていますから、朝イチがよくないのか、それとも魚がいないのか。
いくつかの好ポイントで肩すかしをくらい、不安が増してきた辺りで
やっと、岩魚が出てきます。

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この川の岩魚だな、と感じさせる一匹。一年ぶりなんですが。
どうやら竿抜けポイントを狙う必要がありそうです。
それからは、何匹かそこそこサイズが出てきますが、さすが街の魚。
チャンスは一度きり。賢くなっているようです。
2時間釣ったら十分満足しました。
何より、まだ魚がいたことを確認できたのは収穫です。
メダカみたいな岩魚もたくさんいたということで、
まだまだ彼らはしぶとく生きています。

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2010/09/14

守りの秋2

Nick Lowe "Cruel to be kind"


曲もビデオもファッションも、どれもカコイイ70’S
80'Sは、リアルタイムで経験してるだけに、なんかダサイと思うのはオレだけ?


Neil Young "Heart of Gold"


数ある彼の曲の中ではベタベタのベタですが
妙に歌詞が染み入る秋の夜。

2010/09/13

チョロ釣り

土曜は1日子守りです。
仕方なしに夜だけチョッロっと出ます。
時間が選べなかったので、着いた時は干潮で
水がありませんでした。
それでもがんばって、ソイ少しとガヤ。

日曜は、息子に「どこ行きたい?」
と尋ねると「つり」
と言ったので、ハゼ釣りに。
食べられるように、今度は石狩です。
先週、下見に来た時は、それほどでもなかったのに
東埠頭近辺は、入るスキマもないくらいの混雑。
やっと空きを見つけましたが、アタるのに乗りません。
やっと釣りあげると、10cmほどのチビハゼ。
それからもチビハゼを釣り続け、夕飯のテンプラになりました。

2010/09/12

Avril Lavigne " Let Go "

相当恥ずかしいので誰にも言ったことありませんでしたが
Avril Lavigne を密かに聞いていました。
出てきた時は、
「ケッ」とか苦々しい思いでPVを見てたりしましたが
いつの間にか超キャッチーなそのメロディーに洗脳されてしまいました。
しかも、デビュー当時は15歳くらいで、ほんとにカワイかったんです。

過去形でしか語れないのがなんとも寂しい限り。
花の命は…。

I'm with you

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