2009/12/31

イカファイナル、か?

前回の釣行で、今シーズンのイカともお別れか、と
思ってましたが、そこにお誘いが。
シーズン終盤からイカにどっぷり染まり始めた
ももしろさんからです。
ここは、最後にひと花咲かせなくては、と遠出も辞さない構えで
今、マメイカが熱いという噂の大成町に向けて車を走らせます。

しかし、遠い。
そのうえ、風も、強い。

海アメでおなじみの港でも釣れてるらしいという話を聞いていたので
ちょっと寄り道してみます。
風裏で、居心地だけはいい感じです。
まだ、正午。
ひとり、爺様が手竿で釣っています。
あらっと見るとマメイカ。
スッテをつけてしゃくっています。

それまでの物見気分から一転、真面目にエギを投入しますが
さっぱりです。
色々やっているうちに、パターンを見つけました。
ヘチ、水面が最初のヤマになりました。
怒涛のラッシュでキャスト不要。
水面にエギが落ちた瞬間にイカが集団で襲いかかります。
この日はとにかくフォーリングに反応してきました。
マメイカは、サスペンド系の方が効くと思ってましたが
やっぱり定則っていうのはないもんです。

お祭りが去った後もコツコツと釣り続け、
二人で100パイ近い大漁でした。

これで、イカを封印して海アメへ、と言いたいところですが
松前では、もうじきヤリイカのシーズンが、と聞くと
このままジッとしてられる自信がありません。

2009/12/30

解放

なんだか仕事にえらく忙しい毎日を送っていました。
アップ、アップと時の波頭から溺れないように顔を出すので
精一杯。
げほげほと水を飲みながらも、どうにか年の瀬まで漕ぎ着けて
やっとのことで解放です。

で、本当は、雨鱒を釣りに行くつもりだったんですが、
生憎の悪天候予報。
爆風が予想されたので、転んでも悔しくない近場にします。
適当に道具を用意したら、防寒のインナーとカメラを忘れました。
まあ、近いから、と釣具屋を二件もはしごして、
結局釣り場に着いたのは16時過ぎ。
しかも、車を降りて用意しているうちに、立っていられないような
爆風が吹いてきました。
車内に避難し、ぼうっとしてましたが、意を決して
戦いを挑みます。
1投目からマメイカが釣れてきました。
ほほう、と思いましたが、これで終わるのがよくあるパターン。
風に負けて退散です。

次の場所も爆風でしたが、車内でジッと耐えていると
次第に風が止んできました。
海に目をこらすと、泳いでいるイカが見えます。
期待しながら始めると、
ポンポンと5ハイ釣れたら打ち止め。
イカはどこかに行ってしまいました。
もうシーズン終盤。群れは薄いようです。

そこで、フライでソイ狙いに変更します。
実は、久しぶりにやりたくなって、イカが釣れなくなるのを
ずっと待ってたんです。イカがいると釣っちゃいますから。

こちらは、開始早々小さいながらもポツポツ釣れて、
あの、ラインが吹っ飛ぶアタリを堪能しました。
忙しかった後は、こういう静かな釣りが心地いいなあ。

2009/12/14

それいけ ピーマンマン

土日の二日間は子守りに明け暮れました。
ヨメはリフレッシュしてきたようでよかった、と
思うことにしよう。

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2009/12/12

マメマメしく釣る

先週も釣りに行きましたが、海アメは3時間で挫折、
すぐにイカに逃げましたが爆風に煽られ、マメイカが
少し釣れただけ。
ヤリイカに惑わされて場所選択を誤りました。

今週の土日はヨメの温泉旅行で子守りが決定していたので
金曜の仕事帰りに釣りをして帰ろうという算段。

それにしても、仕事から直で釣りに向かうとなんでこう
テンションが上がるのでしょうか。
時間もないので近場でマメイカなんですが、
ホクホクと釣り場に向かいます。

ところが余市に着くと、あんまり釣れてない様子。
突然、仕事疲れが出てきました。
最初に寒い車外に出る気力が失われ、
それから道具をセッティングする意欲をなくし、
まだ6時だというのにシートに倒れて気を失い、
気がついたら夜中の2時。
どうにもならんと呆れましたが、とりあえず身体と心の疲れは
とれたようで、やる気だけは復活しました。

移動した先の漁港でやっとマメイカのアタリ。
小さいですがいるようです。
それから、1.5号の小さなエギでポツポツと釣れ始めます。
何かこう、渋い感じを残しながら、少しずつパターンはつかめてきました。
カウントは15くらい、多分底を叩くくらいでやっと乗ってきます。
群れは濃くないようで、近くだったり遠くだったり。
なぜか緑系にすると、次々乗っては次々バレます。
ピンクやオレンジをとっかえひっかえしながら移動していくと、
潮が早いポイントを見つけました。
そこでは大き目のマメイカがしっかり乗ってきます。
乗るまでは、しっかり見せなきゃならないのでペースは遅いんですが
どうにか1投1匹ペースを作り、明るくなりまでの3時間くらいで
50杯ほど釣れたところで上がることにします。

近くでも釣っていましたが、エギが大きかったり、ブランコ仕掛けだったりしたせいか
ほとんど釣れていませんでした。

ヤリイカは、ウマイしよく引くしで嬉しいんですが、
渋いマメイカを引き出すまでのあれやこれやが
どうにも楽しいと思えたこの日の釣りでした。

帰りの早朝は、チカ釣りオヤジさん達が次々出勤。

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2009/12/01

切り上げ時

この日は、午前に南の風が入るということで、
島牧に行ってみることにします。
前回も、ちょっと寄りましたが、この日は釣るまで
帰らないくらいの覚悟で出発。

着いてすぐにルアーでまあまあのアメが上がるのを見かけます。
他はほとんど釣れていないので、それほど魚は濃くないようです。
浜でただ一人フライで挑もうと用意を始めると、ありがちな
忘れ物「ラインバスケット」がありません。
寿都のホームセンターまで戻ろうかと思ったその時、
イカをぶちこむ青いバッカンが目に入りました。
前面に白と赤で「ガルフィッシュ」という妙なロゴが
入っていますが、これが無いと釣りになりません。
仕方なしにこのクールなデザインのバスケットを身につけます。

波はいい感じで当たっていますが、岸側は、潮がほとんど流れません。
そのせいか、一帯にゴミがたまっています。
あんまりよくないなぁ、という感じの通りにあんまりよくない。
昼過ぎにまで粘りましたが、当たらず。
最後に流れを期待して浜へ。
いつもは、激しく流れる浜もこの日は潮に動きなく、
やっと灰色の魚がチェイスして喰わしたと思ったらホッケ。
まだ2時ですが、切り上げます。

急いで港へ。
明るい時間には、ここでやったことはありませんが
マメイカなら釣れるはず。
と思ってエギを投入すると一投目から釣れてきました。
そのうち、着水と同時にかかってくる入れ食いタイムに突入。

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この日は、5時過ぎに家に帰って息子を風呂に入れなくてはなりません。
薄暗くなってもヤリイカの気配が無いので焦ります。
タイムリミットが迫る中、デカイのはフィッシュイーターの原則通り
潮通しのいいところにいるんじゃあ、と移動してみます。

普段は小さいエギしか使わないので攻略できずにいたのですが、
こんなこともあろうかとヘビーチビエギを用意しました。
マメイカはフォールが遅い方がいい感じですが、ヤリイカに関しては
キビキビした動きが効くような感じがしてました。
潮下に投げてカウントすると、流されながらも沈んでいきます。
潮に流され、ズッシリ重いエギをシャクってくると
モーンと重くなってヤリイカ第一号。
さらに暗くなってから突然ドーンと重くなります。
ドラグがジリジリ唸るので、ソイかと思いましたが、引きはイカ。
ドキドキしながら身切れしないように慎重に寄せましたがタモを忘れました。
テトラに降りてみると、ドロッパーのスッテにヤリイカがついています。
胴長で30㎝は超えていそうな良型です。
胴を掴んで持ち上げると、その下のエギに全く同じ型のイカがついていました。
ヤリイカの一荷とは、そりゃあ重いわけだとひとりごち、
それからさらに同型を追加。
好釣果に少し後ろ髪を引かれつつ、定刻になったので
釣り場を後にしました。

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