2014/12/31

2014

これといって大きな何かがあったわけではなく、
仕事と子育てに追われて、あっという間に終わった今年です。

最近、特に釣りに行っても、大きな魚を釣ろうとか、そんな類の欲が
すっかり薄れてしまったようで、このままいくと
港に手竿とサビキを持って、毎朝集う爺様連の仲間入りをする日も
遠くはないだろうという予感があります。

なぜか忘れられないのは、小樽の手宮公園。
きのこを探しに行ったのに見つからず、何もなかったはずなのに
今になってみると妙に頭に残って、たびたび思い起こされる、
そんな不思議な日でした。


2014/12/30

港雨 その3

この日で帰省は終わり。
息子たちも行き場が無く、そろそろ退屈してきたようです。
上の息子に声をかけると行ってみるということだったので、
また港へ繰り出します。
ほんとに、他に行く所がないんです。冬は。

この日はさらに条件が良くないようで、魚の気配も薄く、
早々にあきらめて、息子と周辺探索。

高台の祠



なんだか、このあたりには気になる場所も多く、秘境感では、知床に負けていません。
今度、またゆっくりと探索して、長く住んでいる地元の方にでも歴史について
尋ねてみたいものです。

2014/12/29

港雨 その2

冬、ヨメの実家にいたところで、これといってすることも無く、
朝からまた港を目指します。
この日は、さらに風も落ち、浜でフライ釣りが楽しめそうな
貴重な日でしたが、年のせいなのか、年々、遠出が面倒になってます。

天気は昨日よりよいのですが、波が落ちたせいか、潮も弱く、
昨日より条件はよくありません。
たまに気配はありますが、口を使ってくれそうもなく、
午前であきらめて川にでも行ってみようかと。

この時期なのに、意外に水位が高くて立ちこむのが厳しい。
こちらも、すぐにあきらめる。


浜を眺めると、離岸流も出ていて、なんだか良さそうです。
が、これも年のせいなのか、波を胸に受けて立ち向かうだけの気力が
湧いてきそうにありません。

で、結局、港へ。
ちょっとだけ潮が動いて気配があります。
昨日当たったブナカラフト用毛鉤は、根がかりで無くしていたので、
またまたボックス漁り。
今度は、一度も使ったことのない、#12くらいのソフトハックルに目をつけました。
実は、都会の川でウグイを釣ろうと思って巻いた毛鉤なのですが、
沈めて引っ張ると、グッと押さえられ、引っ手繰られ、60あるかないか、ムックリ雨鱒が
釣れてくれたので、またまたここの釣りの奥深さを知ります。

今度は、ここで釣ることを考えて毛鉤をたくさん巻いてこなくてはなりません。



2014/12/28

港雨

年末のヨメ実家帰省、今年は釣り日和になりそうです。
気温は、4℃とか。
がんばって毛鉤を巻き、早朝出発。
実家にヨメと息子たちを送り届け、すぐに海へと向かいます。
いつもの年なら島牧へ真っすぐに行っていたものですが、風が思ったより
西寄りなのと、遠くて気力が持ちそうにないので、半分くらいの距離で気軽に行ける
漁港へと行くことにしました。
思い出してみれば、この漁港、もう数年前に一度行ったきり、
まだ魚を釣ったことはありません。
それでも、今年の春に川でかなり実績のあった毛鉤がまだたくさんあったので、
なんとかなるだろうと挑戦してみることにしました。


昼近くになり、着いてみるとポツリポツリとボイルがあるようです。
早速、試してみますが反応は無し。
魚の気配があるところは限られているようです。
しばらくは、様子を見ながら、夕方近くになり本気で勝負。
何度も毛鉤をくわえた感触だけは手に伝わってくるのですが
なかなか掛けられず。
常連らしき方は、ポツポツと釣っていますから、釣り方が悪いのは確か。
と、ブナになって口を使わなくなったカラフト用の毛鉤がボックスの隅に
忘れられていたのを見つけます。
針の錆を落とし、これに替えてみるとすぐに釣れました。


たいした大きさではありませんが、初めての漁港雨鱒。
やはり毛鉤が問題だったようで、それからぽつぽつと小さな雨鱒が
釣れてくれます。

暖かくて風もそこそこ穏やかで、久々の釣り日和を楽しむことができました。

2014/12/24

Who is Santa?


そろそろサンタの魔法の意味に気がつきそうな歳になった子と
まだサンタとは何者なのか、何をしてくれるのか、よくわかってない子が
絵本を読んでから眠りにつきました。

2014/12/19

タイミング

爆弾低気圧の通過では、東部とは違い、西側はさほどの影響が
無かったようでした。
一瞬、風が南に変わる予報が出たので、大急ぎで出勤前に
釣具を積み込み、仕事帰りに北西風大魔神の間隙を突いた攻撃を
仕掛けることにします。
しかし、狙った場所に着いてみれば、西風。
どうやら、予報されていたほど風は南に回らなかったようです。
しかたなしに戻りながらあちらこちらを見てみますが、どこもシケ後の
濁りで期待できないようでした。

イカをあきらめ、久しぶりにソイをフライで狙ってみますが、
濁りのせいなのか、さっぱりアタリすら出てくれず疲れてきます。
仕事帰り釣行の恐ろしさは、アドレナリンが切れると今まで忘れていた
仕事の疲れがドッと噴き出してくるというところ。
ボーッとリトリーブをしていると、フッとラインが持っていかれ、
どうにか元気なソイの顔を見ることができました。


今年の冬は、釣りになりそうな日が少ないし、ちょっとあきらめかけてます。

2014/12/17

爆弾

明日は、爆弾低気圧が来るそうです。
と、テレビではそればかりを伝えています。

空を見る限り、のどかで風も無く、果たしてそれが本当なのか
疑わしい限りなんですが。


2014/12/15

湿り雪

このところ仕事が忙しく、いつも職場で帰りは最後です。
何故俺が、と納得いかないものを感じつつ、早く終わってくれることを
祈るのみ。

朝は道路が出ていたのに、帰りは湿った雪がたっぷり積ってました。
枝や電線を覆って、綿帽子みたいにしてしまう様子は嫌いではありません。


今年の冬は、えらく厳しそうで。
釣りに行こうという気にすらさせてくれません。
しかも仕事の忙しさは酷い。
仕方ないので、読書しようと本を買いました。
読む暇を子どもたちがくれるかわかりませんが。


2014/12/08

ターンテーブル

部屋を片付けていましたが、レコードが何処かに行ってしまったようで
見当たりません。
古いオーディオを捨ててしまって、聞く手段が無くなったので、
しまってあるはずなんですが。
あちこち探すと、SIMMSのシューズ箱から出てきました。

この間、AMAZONでターンテーブルの広告が出ていました。
そのままPCに繋いで取りこめるとか。
ずいぶん安かったし、買ってみようかな。


2014/11/30

ダンジョン

今年発の本格的イカ狙い。
息子がついてこないのは久しぶりです。
どうやらヤリイカが好調らしく、ここ3年ほど不調が続いていただけに
期待しちゃいます。

いつものポイントもいいのですが、天気も穏やかでどこでも入れるだけに
思い切って、ずっと気になっていた場所を開拓してみることにしました。
車から結構歩くことになるので、明るいうちに1人トボトボと歩いて行くと
この季節だというのに汗だくになりました。
風もなく、それほど寒くもなく、これで釣れたら最高でしょう。

それからさらに、あれやこれやと苦労をして、やっと目的の場所まで
たどり着きました。
さて、とりあえずイカを狙ってみようとテトラを降りることにします。
なかなかの大きくて凶悪なテトラですが、ジグザグに辿っていくと
それほど苦労せずに下まで降りることができました。

それからしばらくエギを投じてみます。薄暗くなって、そろそろ、と
思われる時間になっても何事も起こらず、ひとまず荷物まで戻って
ソイでも狙ってみることにしました。
ところが、テトラを登っていくと、間もなく大きな壁に当たって行き止まり。
それじゃあ、と別のルートを登るもこちらも登攀不可。
右も左もどうにも八方ふさがりになり、途方に暮れてしまいました。
降りる時にはスイスイと来たので、狐につままれた気分です。
あたりもすっかり暗くなり、さすがに不安になってきました。
そこで、少し考えてみると、降りてきた後、最後に「トンネル」をくぐって
外に出てきたことを思い出します。
釣り座に戻り、周囲を見ると、ありました。
ダンジョンの出口が。

荷物に戻ってソイを釣る用意をしましたが、最後に恐ろしいことに気がつきます。
ソイ用に持ってきた竿のティップは、別の竿のものでした…。
すっかりヤル気も失せますが、エギをワームに替えて釣ってみることにします。
ちょっといいソイは釣れましたが、こちらも続かず。

さすがにあきらめて、いつもの場所に戻ると先に釣っていた釣り人がヤリイカを
好調に上げています。
「やっちまったなあ」感に包まれながら、遅ればせながら参戦し、
8パイのヤリイカを上げたところで群れが去ったようでした。
大きなのは、胴長30cmくらいあって、ドラグをチリチリ出すくらいだったので
つくづくはじめからいつもの場所でやっていれば…と思いましたが
しかたありません。


2014/11/29

バツ

いつものように「どこに行きたい?」
と尋ねると、いつものように「小樽で釣り」と
言われました。

で、服でも着替えて用意していろ、と言ったのですが
しばらくたって見に行くと、プラレールで遊んでいたらしく、ちっとも用意していません。
頭に来たのでバツとして、釣りには連れて行かない、と宣言したら
ションボリ泣いたと思ったのも束の間、腹を立ててそこいらをキックしたりしたもんで、
さらに頭に来ます。
グレて車にも乗ろうとしないので、無視して発車したら必死に走って追いかけてきました。

何かかわいらしい動物とでも触れ合えば気も晴れるだろうと
「さとらんど」に来てみましたが、動物どころか人もいません。
夏期と冬期の境のせいか、閑散としていることこの上なし。
初めてきちんと訪れてみましたが、これだけの土地を
維持管理していく必要があるのか疑問に思うくらいです。
一角に、唯一遊べそうな遊具があったのが救い。








最後は、飛んでいく飛行機を必死に追いかけていきました。

2014/11/24

冬の定番

駐車場代もタダになり、またここが一番お手軽なヒマつぶしの場所に
なる季節がやってきました。
いつもいつも感謝しています。


アメマス、笑えます。



2014/11/23

間違い

そろそろ、仕事仲間の釣り同好会を再開しようと思いましたが、
皆様、予定があったようで、お世話係が私だけになってしまいました。
まあ、マメイカならなんとかなるだろうと、いい加減な気持ちで行ってみます。

マメイカは、思うようにはいかず、帰りに港で粘ってどうにか10パイほど。
しかも、ほとんど私が釣ったイカです。

最後に小樽でニシンでも見て行くか、と思いましだか、こちらももう終わったらしく
さびしいものです。
しかし、灯りを点けると何やらピロピロと細長い魚の群れが寄ってきました。
ちょっと前にサヨリがずいぶんいたもので、
「サヨリだね」なんて言いながら、たくさんサビキで釣って、どうにか
恰好がついた釣行だったのです。

が、翌朝、明るいところで見ると、サヨリじゃありません。
どうして釣っている時に気がつかなかったのかわかりませんが、
これはオオナゴじゃありませんか。


釣りエサのイメージが強いオオナゴですが、桜鱒も雨鱒もヒラメも大好きなだけに
きっと栄養満点でしょう。
以前、テレビ番組で漁師さんが、この魚を売り出そうと苦心する様子が放送されていました。
美味しいけれど、鮮度が落ちやすく、商品化に難があるようです。

唐揚げにして、特製のタレをかけて食べてみると、新鮮なだけに
素晴らしく美味しい。
チカやハゼに比べて、ずっと脂が乗っていて、コクがあります。
そのせいで、古くなると脂焼けがしてしまうんでしょうね。
新鮮なのを刺身にすると、これがまた美味しいらしい。
勉強になりました。



2014/11/22

寒いね

行き場の無い子どもを連れた行楽難民は、天気図を眺めながら
預言者よろしく考えます。
東は雨。西は遠いし、南はちょっと。
最後は、スイカ割りの心境でエイヤと南西を指し、
家族に出発を指示します。

雨模様ながら、ちょっとだけ暖かさを感じる日で、
得意の磯遊びもできました。

昼飯は、伝統の食堂でいただき


その後は、泣きの1時間をいただき、釣りに出るも
まあ、予想通り何事も無く、


無事に温泉に浸かり、どうにか家まで帰ってきました。
そんな日。


2014/11/20

踊る鰊御殿

最近、釣りに行っても息子の世話でストレスがたまっていたので
ついつい、禁断の仕事帰りの小樽行きを決行してしまいました。



マメイカは、ぼちぼち。
後、ぱったり。



はじめ良かっただけに、釣れない時間が物悲しい。

翌日の仕事も気になりだしたので、最後にお気に入りの場所へ行ってみます。
マメイカの方は、どうにもさびしいまま終わりそうだったのですが、
何やら大きな魚が灯りの中をチラリチラリと踊っています。

サバだ! と思い、エギを小さなジグに替えて投げてみるとコツコツとアタリ。
やがてグーンと妙な感じでかかります。
ビカビカしてますが、サバとはちょっと違う引きだなあ、と思って上げてみると…

驚きの尺ニシンでした。


それからは、怒涛の連発により、30分で打ち止め。
バケツも満杯になり、もう十分と切り上げることにしました。


周囲に誰もいなかったせいだと思いますが、ニシンがこれだけジグに
高反応とは思いもしませんでした。

2014/11/16

最近の常で行き先に迷いましたが、結局近場に落ち着きます。


湖はかわいいチビ鱒ばかり。
なるほど、とちょっと移動。


なるほどなあ、と納得し、座りこんでの鱒観察。
周囲は葉も落ちて、恐ろしいほどの静けさ。
たまに落ち葉がカサリと鳴ると、びっくりするくらいの。


2014/11/14

Nexus

Nexus、と言ってもあのタブレットではありません。
最近、釣具屋さんのサイトを眺めていたら、Winston の新しい竿が
紹介されていました。
Nexus と言うんだそうです。
疑問点が浮かんでフワフワしたので何か言いたくなりました。



もともと、フライロッドにはほとんどモデル名が無かったように思います。
昔のWinston で言えば、素材名。
Fiberglass, Graphite, IM6, Boron とかそんな感じだったのでは。
他は、会社の中で名前ははあったのかもしれませんが、表に出てくる時には
"G" "F" "GFL" "RPL"とか、イニシャルしか竿には記されていないものがほとんどでした。
中には、Orvis のグラファイトのように、長さや番手ごとにオシャレな名前がついている
ものもありましたが、竿自体はシンプルに"Graphite" だったように思います。

そのうちに、各社、変態たちのひねくれた趣味趣向に合わせ…もとい市場のニーズに
応えるようにモデルを細分化させ、竿にも名前が堂々とつくようになりました。
ただ、いい竿なのかもしれないのに、名前の印象が良くないとなかなか
手に取る気にはならないのが、名前をつけるリスクなのではないでしょうか。
SAGEが主力のモデルに "Z-AXIS" (Z軸)なる名前をつけた時には「なんじゃそりゃ」感に
とらわれました。使ってみると操作性、遠投性なんかのバランスも良く、
欠点の無い素晴らしい竿なのですが、使う気になるまで何年もかかりました。
ただ、SAGEも最上級モデルは、当時TCXという型番のみでしたから、もしかすると
社内でも意見が割れていたのかもしれません。
が、TCXの後継は、ついに"METHOD" なる名前がついてしまい、
ほぼ全てのモデルが名前つきになってしまったようです。

同じ名前でも、TFO のように "Lefty Kreh Signature" とか銘打ってもらえると
ちょっと「オッ」となるもんですが、これも考えてみれば、リスクが伴います。
Lefty Kreh おじさんみたいにみんなに愛されるキャラならいいですが、
アンチの多そうな人の名前をつけちゃったら大変ですね…。

ここで、"Nexus" に戻ってみると、なんでこの名前なの?
と言いたくなります。
このモデルの前身は、"GVX" という型番だったはず。
ちょうどミドルレンジの価格帯です。
もしかすると、あのタブレットと同じ台湾製だから、ということはないと思いますが
何か理由があったのでしょうか。
会社のサイトを眺めてみましたが、名前の由来は何にも書いてありません。
近年、迷走が続くWinstonですが、Hardyと同じような運命をたどるのだとしたら
悲しいことです。

ちなみに、あのタブレットの方の"Nexus"
もともとの出所は、映画の"Blade Runner" に出てくる人造人間レプリカントの
モデル名でしょう(調べてないけど)
アンドロイドの本丸で、このネーミングはなかなか洒落が効いていると思います。



2014/11/10

荒野

ここしばらくは、重い仕事を担当していたので忙しく動き回っていました。
仕事の比重が高くなると、反比例するように自分の目方が軽くなり、
何だか釣りに行くのも面倒、というより行ってもあんまり楽しめなくなってしまいます。
重い仕事からは、どうにか解放されたようなので、久しぶりに1人で
どこかに行ってみようという気分が湧いてきたようです。
ただ、最近寒くなってからは、遠出するのが億劫なので、近場で済ませることにします。

一発大きいのでも、と行ってみた場所は工事で通れずに不可。
次に、初めて釣りをする川に入ってみますが、こちらは雨の濁りで
釣れそうもありません。そもそも魚いるのかな?
でも雰囲気は、道東の川みたいで嫌いではありません。
釣れればなあ。


どうにも行き場がないので、帰ろうかな、とも思いましだか、途中にあった
牧場や畑の中を流れる側溝のような川に入ることにします。
と、思いましたが、川を眺めると入る気になれず、一度は車に戻ります。
でも、他にどこかあるかなぁ、と思い返して仕方なしにこの川に。


もともと荒野の湿地帯を流れていた川らしく、葦だらけ。
場所によっては溜まった泥に股のあたりまで沈むことも。
あきらめかけたところで、何かかかりましたが、葦の根にからんで
バレてしまいます。
魚はいることがわかったので、ちょっとヤル気を出したところでインジケーターに
飛び出しました。
もう一度、沈めてやるとやっと本日の1匹目が。


さすがにこの川には岩魚や山女魚はいないだろうと思っていたので
予想通りの虹鱒です。

その後、少し遡って行くと、鮭が数匹、産卵行動をしているのに出くわしました。
こんなところまで来ているとはちょっとビックリ。
鮭の周りには、取り巻くようにたくさんの魚。


卵狙いのウグイ。嫌になるほど釣れました。
もちろん、虹鱒も卵を狙っているでしょう。


虹鱒は、たいしたサイズは出ないようでしたが、ヒレの赤い、とても綺麗な魚が
多くて、ちょっとのつもりが薄暗くなるまでこの小川で遊んでしまいました。
疲れた時は、こんなスケールの釣りがピッタリだな。

2014/11/09

天狗の鼻

どうにか昼間なら外で活動できるくらいの天気が続いています。
どこに行くか尋ねると、「苫小牧」とのことだったので、昼近くから
のんびりと出かけることになりました。

最近、評判になりつつあるラーメン屋にでも寄って行こうということで
駐車場に車を停めて歩いて行くと、なんと柿がたわわに実っています。
「すごいねぇ」
と子どもと眺めていたら、庭仕事をしていたおばあちゃんに声をかけられ
柿の実をもらっちゃいました。
何でも、40年前に種を植えたらこんなに育ったとのこと。
ラーメンも美味しかったし、得をした気分です。


港に着くと、鯖やら豆鯵やらが釣れています。
釣りをしたい、とすぐに言い出したので、こんなこともあろうかと
得意のジグサビキを用意しておきました。
ダイソージグにダイソーサビキを半分にカットしたものをつけるだけ。150円(税抜き)です。
すぐに釣れるかな、と思いましたが意外に釣れない。
コマセのアミに魚が付いてしまうと、なかなかジグには反応しなくなってしまいます。

飽きてきたところでヨメに竿を渡すと、なんと1投目から豆鯵が2匹、サビキに
釣れてきました。
さらに息子に渡してみると、こちらも1投目で鯖。さらに次にはジグに30cmくらいありそうな
大きな鯖。これは、上げる途中海に落ちてしまいましたが、釣れるではありませんか。
どうやら、ジグを沈め過ぎていたようで、魚はかなり上のタナにいたようです。
ジャカジャカ巻いたり、ジャークを入れたりしたのも逆効果だったらしく、
ただ巻き&フォールが正解か。
私に釣れないのにすぐに釣って見せた息子は、すっかりいい気になり
リールの巻き方にまで口を出してくるようになりました。
いつか、釣りがそんなに簡単なものではないということをこの高慢な子どもに
ギュギュッと叩き込んでやらなくてはいけません。



それでもいつのまにか、釣りをする姿がサマになってきました。
所構わず爆走する下の息子は、間違いなく、近いうちに海に落ちるに違いありません。



2014/11/08

まあみんな同じなのかもしれませんが、職場の飲み会が嫌いです。
前の職場は、若者率が圧倒的に高かったので、阿呆なノリが楽しかったのですが、
今の職場は、私よりも年配の方が多く、救いようがないくらい面白くありません。
どうして年寄りは、酔うと自慢話か昔話しかできないのでしょう。
将来、そうならないように自戒しときます。

そのつまらない飲み会に行く途中、たまたま見かけた拾いものの景色。



2014/11/02

釣れないわけ

支笏湖は、釣れない、釣れない、と言われ続けてきました。
まあ、一般論としてそんなに釣れる湖ではないわけなんですが
実際のところ、魚は結構たくさんいて、その気配を感じないわけではありません。

ただ、あまりに近過ぎて、何となく空いた時間だったり、他が釣りにならなかったり
する時に、たいした準備もしないまま行ってしまい、そしてやっぱり釣れない。
そんなことが結構あるような気がしています。

この日は、他が釣りになりそうもなく、さらに釣りに行こうという気もさしてなかったのに
このまま一日が終わるのが惜しくて、つい夕暮れ間際に行ってしまった。
そんな典型的な、釣れない支笏湖の日でした。
雨と風で大荒れなのに。

ただ、支笏湖だと釣れなくても許せるんですよね…。




2014/11/01

10年早い

悪天候予報で連休は初日しか出かけられそうにありません。
息子に尋ねてみると
「イカを釣ってみたい」とのこと。
自分で投げることもできないのに、と思いましたが
代案を考えるのも面倒だったので、夕方から小樽に連れて
いくことにしました。

夕方は、伝家の宝刀、『網』を出して、巨大なアメフラシを捕獲したりして
興奮気味です。



日暮れ直後の一番いい時間、油を流したようなペタリとした
水面を見ていると、あまり期待できそうにありません。
それでもエギを投じてみると、重くなってマメイカが上がってきました。
それでは、と息子に竿を渡してみますが、様子を見る限り、コイツに
釣れてくれそうな人のいいマメイカがこの世の中にいるとは思えなくなりました。
しかたがないので、私がエギを操作して、重みを感じたところで息子に竿を渡すという
ヤラセ疑惑の残る釣り方でなんとか1パイ。


ハゼと違って、マメイカのような繊細な釣りをさせるには、10年、20年早い。
若造が調子に乗るな、とマメイカに一喝された一日でした。


2014/10/25

落ちハゼ 2014

そろそろ終わりかとハゼを釣ってきました。
息子は、イカを釣りたかったようですが、投げちゃあ巻き、の釣りをさせられるほど
面倒は見られません。
も少し修行して、自分で投げられるようになってからにしろ、とハゼ。
キッパリとハゼ。



市場の裏の川では、鮭が結構遡上して産卵しているようでした。


肝心のハゼは、さすがに大きい。
ただ、数はそんなに多くないようで、アタリの出る時間、出ない時間があります。
まあ、これはハゼにはいつものこと。
10匹も釣ると飽きてきたようで、チカが釣りたいとか言い出したので、撤収。

今度は下の息子が眠くなったのか
「アイアンホース号が見たい」
とゴネ出したので、しかたなしにいつもの博物館へ。



上の息子は、最近はパタリと鉄道への興味を無くしたようですが、
逆に下の息子は、だんだんと興味を持つようになってきました。
不思議なもので、博物館に喜んで来ている子どもたちの年齢層は、見事に
下の子と上の子の間ばかりのようです。
子ども(男)の育っていく中で、通過儀礼のように鉄道熱が発症するのでは
ないかと思われます。


帰りは、手宮の高台へ。
暖かい日は、もしかするとこれで終わりでしょうか。
週の半ばには雪が降るのかも。