2010/04/25

思い切り寝坊です。
6時に目を覚まし、ぼんやり考えます。
まあ、夕方までやってみようと出発。

9時近くになってやっとこさ着いた海を見ると、干潮・ベタ凪・澄み潮の
余分三兄弟が居座ってます。
がっかりしながら用意をしていると、ヨメから電話です。
何か一大事か、と慌てて電話に出ると、
「急な送別会が入ったから、早く帰ってきておくれ。」との
非情な報せでした。
遅出早帰りの二重苦に、すっかりふて腐れて
それでも一応やってみます。

あまりの反応の無さに中略。

昼を過ぎたところでそろそろ帰りが気になります。
ところが、ここで西からかなり強い風が吹いてきましまた。
何かチャンスっぽい、と敢えて風がまともに当たってくる所に陣取り
始めてみると、すぐに40㎝ほどのアメマスが釣れました。
それからは、続けざまに50㎝クラスが2匹。
居るけど反応しなかったのか、それとも風と共に餌探しの旅に出てきたものか
ありがちな自問自答をしながら、帰ることにします。

黄色いヒレと、はじけそうに大きな斑点。
ame7.jpg

記憶の中ではそんな感じの魚。

2010/04/18

記憶の魚

仕事もやっと落ち着いてきました。
そして、少しずつですが日も長くなり、暖かくなってきています。
さらに、超久々の好天の週末です。
このところ、悪天候で腐るか、仕事が気になってモヤモヤした釣りばかりでしたが、
もう、いつからか思い出せないくらい、寝る前から楽しみな晩となりました。

散々、今年はルアーで鱒を狙うと言っておきながら、なんだかちっとも
真面目に狙ってこなかったので、ヤル気アップのために竿を買いました。
8.5ftと短めで、取り回しが良さそうです。
安かったのと、近場を小さめのミノーで狙いたいという狙いで、
導入したのですが、荒天続きで全く出番がありませんでした。
この日、やっとのことで出動決定。

朝、前から目をつけていた岩場です。
全然、実績もなく、釣れたっていう噂も聞かないのですが、
見た感じ、私的には相当期待できそうです。
この日は、そこそこチビアメの追いはありますが、サッパリ喰ってきてくれません。
最後にサクラらしき良型も追ってきましたが、これも遊ばれているようで。
またの機会に、ということで見切ります。

真昼間でどうにもならないので新規開拓の旅に出ます。
寄り道しながら、昨年、テトラから落下した呪われた場所へ。
その時は、全く魚の影を見ませんでしたが、なんとなく雰囲気のある場所なんです。
しかも、今は、ちょうど沖からいい潮目が入っています。
反応無いまま、ミノーを投げていると、足元からいいサイズの魚が浮いてきました。
喰いつく瞬間、送りこんで一瞬待ってアワセるとしっかり乗る。

なにせ足元なので、リーダーだけ竿先から出たまま、
ビラビラとローリングするのをいなします。
いいサイズだな、と思いましたが、しっかり掛けたので、
タモが絡んでたのをゆっくりほどいて、
ビラビラしてるのをそのまま掬い、2分もかからずランド。

急いで計測しましたが、ちょっと弱ってしまったので焦ります。
水の中に入れて待つとゆっくり起き上がって泳いでいきました。
ファイトが長引いていたら死んでいたかも。

焦っていたので写真はナシ。
まあ、喰いつく瞬間の姿と、ゆったり泳ぎ去る姿は、頭の中に残っているのでそれでヨシ。
あ、魚はアメマスでした。
img026.jpg


夕方は、ももしろさんとイカ探索の旅をしましたが、
沈黙の海に阻まれ、成果はありませんでした。
最近、イカは難しいです。産卵期でシブイのかも。

2010/04/04

ブラブラ小樽

4月に職場の異動がありました。
忙しいという噂の通り、なかなかに強敵であります。
まあ、仕事だから仕方ありませんというしかありません。

というわけで、忙しいと釣りに行くモチベーションも下がります。
なんとなく、最近の家族ブーム、小樽の南樽市場へ。

昼は、駐車場にあるラーメンの「みかん」で。

P1040755.jpg

所謂、純連、すみれの村中系です。
札幌の系統店に比べると豚豚しててワイルド&ジャンキー感あり。
結構好きです。
ただ、昼時は行列かも。
それと、あっさりの昔風がかなりの人気でした。

市場の中は、かなり活気あり。
特に惣菜は、安くて美味しいです。
この日は、浜ゆで毛ガニに、唐揚げ用に生きのいいマガレイ、
それと惣菜いくつか買って
晩は、居酒屋気分を満喫しました。

P1040756.jpg


翌日は、イマイチ気乗りしないまま、仕事のストレス解消にと
強風の西風を避けて積丹に行ってみましたが、
ルアーを忘れて、ポイント見学に。
終始、仕事のことが頭から離れないし、モヤモヤがつのるだけでした。
気が乗らない時は、家族サービスの方がいいんだな、と反省。

2010/04/01

こんな時には当たらない



前回、最新の長期予報は素晴らしい精度だとほめちぎったばかりです。
その長期予報を見て、思い切って平日休みをとりました。
最高気温8℃、ポカポカ陽気の穏やかな日になるはずでしたが、
朝5時、まだ暗い海に着くと、あまり見たことがないくらいの
沸きたつような、激しいシケ具合。
とてもじゃありませんが釣りができそうもありません。
寿都湾だけが釣りになると見えて、人また人でビッシリです。
そんな様子を見ているだけで、すっかり戦意を失いました。

こんな時は、川に逃げます。
ちょっとシンクティップを軽いものにしてみましたが
それだけで、かなり軽快に投げられます。
調子に乗って対岸を攻め過ぎ、フライを何度も木に引っかけました。
軽いティップならシングルスペイが楽しいかも。

遊んでいるうちに、さすがに少しばかりポカポカしてきます。
いくら寒いとはいえ、もうすぐ四月です。
そして、まだ分厚く残った雪の上に、セッケイカワゲラの類が
せっせと歩き回り始めました。
えらくせわしないのは、短いこの季節に子孫を残そうと婚活にいそしんでいる模様です。
座ってぼんやり眺めて、時間の経つのを忘れます。

爆風は止むことなく、フテ寝をしてから帰りにどうにか
ソイを釣ってボウズ逃れ。
釣れなくてもいいから、ホッとするような天候の下で癒されたいのが
最近では一番の願いかもしれません。