2012/11/26

マメマメしく釣るべし

どうにか、息子をはぐらかして、午前中に釣りに出ることができました。

どういうわけか、このところ川に行ってみたくてしかたありません。
昨年や、一昨年訪れた、イカ釣り前のドボン練習のことが寝床に入ったりすると
頭に浮かんで離れなくなることもしばし。
この季節、魚が釣れるような場所ではないんですが、多分流れを眺めているだけで
何かを刺激されてるんでしょう。

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すっかり雪に覆われて、冷たくなった不毛の川に出かけてみます。
ウェーダーはどこかから浸水していて冷たさ数倍の増幅機能付き、
もちろん魚なんて気配も感じられないのですが、妙に落ち着きました。
ただ、この日は投げが絶不調。
原因はわかっても修正できないのは、日ごろの練習不足でしょう。


日が傾いてきたあたりで港へ。
マメイカ好調とのうわさ通り、そこそこ釣れてきます。
本当は、ヤリイカにも挑戦するつもりでしたが、風邪気味なのか
フラフラ感が残るのでやめることにします。
この季節、無理して転落でもしたら洒落になりませんから。

夕方には帰るつもりでしたが、途中の港に寄ったところ
なかなか良さ気な場所が。
有名どころは、肩がぶつかるくらいの混雑で、とても入れませんが
イカのいいところは、条件さえ見つけられればどこでも釣れるところ。
メジャーポイントから移動してきた人によれば、今日は全然ダメとのこと。
結構釣れますよ、と勧めてみましたが、あまり釣れなかったようで
ちょっと釣った後にすぐに移動してしまいました。
マメイカは、釣り方によってもずいぶん差が出る相手なので、
それなりの修行が必要です。

ぽつぽつと釣れ続いて、一家で食べるには十分すぎる烏賊を確保しました。

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2012/11/24

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このところ、息子の鉄男ぶりが熱を帯びてきました。
一度は醒めて、このまま終息していくのだろうと高をくくっていたのも束の間、
図鑑を読み込んでよりパワーアップしていくのが怖い。
自分が全く乗り物に興味の無い人間だっただけに、いまひとつ
共感できません。
このまま、オタク道を歩むものやら、どこかでプッツリ切れてしまうものやら。

小樽の博物館は、その筋の人にとっては、なかなか魅力的な場所らしいのです。

2012/11/11

朝烏賊

久しぶりに、息子をサケ科学館に連れて行きました。
今年はなかなか捕獲できず、遅れているとのニュースもありましたが、
さすがにそろそろサケやイクラを見せられるだろうと。

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好天に恵まれ、この後の釣りを楽しみに帰宅。

夕食前には、久しぶりにイカ釣りに行って、ひと晩明かすつもりでしたが
どういうわけか息子の猛反対に遭い、出発をあきらめます。
どうにか寝かしつけた時は、もう11時。
現地に着いた途端、寝てしまいました。

朝方、やっと起きてポツポツとイカを釣っておしまい。
朝は渋くて渋くて参る。かかっても「プツン」と抜けていく感触が
悔し。

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2012/11/06

秋晴れインディアンサマー

どうにか息子弐号は、退院の運びとなり、束の間の平和が訪れました。
まあ、家では暴れてばかりですから、逆に乱世の時代に突入と言えなくもありません。
仕事の都合で平日休みとなったので、相当久しぶりとなる1人外出をすることにします。

前日までは荒れに荒れ、この先1週間も冷たい雨が降るという中、奇跡のようにポカリと
晴れた小春日和です。
この季節の常として、どこに行ったものか悩みました。
本当は、イカ釣りの予定でしたが、前日までの大荒れで海は底荒れが酷そうなので
あきらめます。
釣れないドボン釣りでもしてみようかと近場を調べますが、どこも増水で
釣りになりそうもありません。
本当は、6番のスイッチロッドを使ってみたくて、大き過ぎず、小さ過ぎずの
手頃な川がいいんです。
あちこち調べて、あまり水の増えてない地域を探し当て、特に何をどう釣ろうとか
そんなことも考えないで出かけることにします。
凍結路面が怖いので、少し遅く出発すると通勤ラッシュにぶち当たりましたが、
高速に入ってからは快調。


のんびり目的地としたあたりに着いて、あちこちながめてフラフラしていると
もう昼前。うかうかしてると暗くなってしまいそうなので、目についた小さな川に
入ってみることに。
すっかり下草も枯れ、日当たりのいい広々とした河床が気持ちよく、
適当に釣り上がると川に見合ったサイズの虹鱒や岩魚が釣れてきました。

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日当たりのいいプールでは、ライズもしていて、のどかなことこの上なく
たいして釣る気もないのにぼんやりと長居をしてしまいます。

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気がつけば2時過ぎ。あと2時間もすれば暗くなるでしょう。
慌てて移動して、この川が流れこむ本流に行くことにしました。
さすがに少し増水して、流れの圧力はかなりのもの。
6番のスイッチロッドにはちょっと荷が重いことを実感します。
小さな岩魚が釣れたあたりであたりは真っ暗に。

ずいぶんと釣り下ったので川から上がり、畑の中1本貫く道をトボトボと戻ります。
晩秋、風も無く、聞こえる音といえばサカリのついた鹿の無き交わす声ばかり。
いやらしい刺し虫も姿を消し、サラサラとした不思議な清潔感のある空気の匂いは、
釣りを始めた頃のことをなぜか思い起こさせてくれました。

車に戻ってみれば、まだ4時半。
1日あっという間で寂しいなあ。