2010/10/31

まだまだあった穏やかな午後

先日の雪にすっかりビビり、もう冬がすぐに来るものと
思っていましたが、晴れた日中は、まだまだホコホコと
暖かいではありませんか。

息子に
「どこか行きたいところはないか?」
と尋ねると、まずは「ラーメン」
その次は「つり」と答えます。
動物園か水族館でも、と思っていましたが、私的には
釣りの方が楽なので、またまたハゼ釣りです。

まずはラーメンを食べさせて、それから小樽。
しかし、水温が一気に下がったと見えて、先週と違い
なかなかハゼのアタリが出ません。
じっくり待って、やっと乗る感じ。
シーズンの終わりは間もなくのようです。

今回も息子は、きいろいつりをちょっと触ったら
すぐに水たまりで遊んだり、釣ったマメイカをいじくりまわしたりで
すぐにびしょ濡れドロドロに。
帰りは温泉で洗ってやりました。

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2010/10/30

アカーン

雪が降り、しんしんと夜の冷え込みも増してきた週末。
寒くなったなら、それだけイカも来るだろうと
釣り人らしい楽観にかられて、職場の同僚と仕事帰りに
イカ狙いです。

しかし、まだ海の荒れからくる濁りが残っているとかで
良くない噂も。
確かに余市に着くと濁ってます。
美国から余市まで港に立ち寄ってみましたが、どこもパッとせず。
なぜか、ソイが何匹もかかってきます。

同僚が超ミニ豆を2ハイ、私はかけてもかけてもバラしの連続。
帰り際、スッテを見ると針が伸びて開いてました。
どうやら、ソイに伸ばされたみたいです。

寒さばかりが身に沁みる晩秋の夜でした。

2010/10/25

イカの季節

イカ情報が次々と飛び込んでくるようになりました。
マメイカ好調、ミズイカ(ヤリイカ)が30杯だとか
ソワソワしてきます。

遠出も考えましたが、仕事が忙しいのであきらめ、
近場の探索に繰り出します。

まずは、冬にいい思いをした港、と思い出かけますが
まさかの雨。
しとどに濡れて、しかも何一つ反応ナシ。

ガッカリして、戻りがてらにあちこち見ますが、気配はありません。
マメイカならまだしも、ミズイカは足が早いので、情報が出た時には
手遅れということが多いですね。

結局、そろそろ上がろうかという9時近くになって余市で妥協。
マメイカをポツポツ拾っていると、突然、そこそこサイズのミズイカに
恵まれました。
久しぶりのジェット噴射、やはり楽しい。
これからが本番です。

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2010/10/24

たぶん、今年最後の穏やかな午後

そろそろ初雪が降りそうとの予報が出る中、
のんびりハゼ釣りに行きました。

本当は、イカ探索の旅にでる手はずだったのですが
なんだか仕事疲れも重なって面倒くさくなり、
さらには息子も新しい「きいろいつり」で
釣りをするんだとかなんてか言ってます。

小樽で昼を食べて、満腹したところでハゼ釣り。
「きいろいつり」は、張り切って取り出したのに
2、3回投げたら飽きて放り出されてしまいました。
ヨメ専用となり、次々型のいいハゼを釣ってます。
ほんとにデカイ。
試しに私も釣ってみると、なかなかの手ごたえです。
小樽の魚を食べるのは抵抗あったのですが、あんまり型がいいので
持って帰ることにしました。

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穏やかな夕暮れが訪れたところでマメイカ狙い。
すぐに釣れましたが、型が小さい。
急に寒くなってきたので、フロに入って帰ることにしました。

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2010/10/19

もう1本

ここ2ヶ月ほど悩んでいます。
もう1本、スピニングロッドが欲しいんです。
今あるのは、10'6" ~35gまでのシーバスロッド(オリムピックのアルジェント)
それとエギロッド3本をエギ兼ルアーロッドに使ってます。
欲しいのは、40~50gくらいのジグに使える竿。
もうひとつ、最近登場したKガイドは、PEしか使わない私にとって
福音のように思えます。
実際、使ってみるまでどんなものかわかりませんが。

ところが、なかなかしっくりくる竿がないんです。
簡単なのは、ショアジギロッドなんですが、自重といい作りといい
ヘビー過ぎるように感じます。
狙うのは、青物じゃなくてヒラメや雨鱒なので。
あんまり高いのも困ります。
ルアーロッドに3マンエンは、考えちゃうところです。

・ディアルーナS1006M、値段も振った感じも申し分ないんですが、~42gというのが。
・ヤマガ アーリー103MHR ~50gまで。気になるんですが触れる場所も無し。なんかなあ。
・ダイコー クロスブリードCBSSー93LDR ~42gですが、かなり硬いらしい。ちょっと短いな。
・テンリュウ パワーマスター 天竜の竿は、ブランクはガッチリして好きなんですが、デジャインが…。

と、どれをとっても帯短襷長。
いつか救世主が現れることを願っているのですが。

2010/10/17

さんぱち

前回は一人でしたが、今回は4人が集まる予定です。
楽しみにしていましたが、前日の仕事後に熱が出ました。
38℃と、微妙なところ。
柄にもなく仕事を頑張りすぎました。
少し手を抜かないと。

とりあえず行くだけ行くことにします。
なかなか集まって釣りができる機会なんてありませんから。
5時に現地入りし、川を見てると体内に
釣り馬鹿の血が巡り出し、ヤル気が出てきます。

ところが、時間になっても1人が現れません。
釣りを始めてしばらくすると、電話がかかってきました。
寝過したようです。さすがです、TOMIさん。

雷と大雨警報が出ていたのでどうなることかと思いましたが
TOMIさんの勇気ある撤退により雨に当たらずにすみました。

そろそろ終盤ですから、あまり期待していませんでしたが
それにしても朝は魚っ気が全くなし。
たまに群れがいても、古くて口を使いそうもありません。
そんなこんなであきらめかけていると、さっきまで何もなかった場所で
魚が騒ぎ出しました。
どうやら真昼間が時合いだったようです。
この魚、いつも釣っている魚と何か違った感覚を呼び覚ましてくれます。
それが、あの狂乱のサケフィーバーを巻き起こすのでしょう。

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もう冬ですね。
なんだか近頃、急に海アメが恋しくなってきました。
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2010/10/12

3連休

3連休は、ヨメの実家詣です。
前回の盆休みは、ひたすら川に通って、それは楽しかったものですが
なんだか季節のせいか、小さな川よりぶっとい流れや広い海で
大雑把な釣りを展開してみたいという欲望が抑え難くなってきました。
しかしながら、生憎の悪天候。
海は荒れて濁り、夜釣りのソイくらいしか釣れません。
結局、今回も川のお世話になりました。

前回同様、行きはサッパリだったのに帰りは魚が続々、という
不可解な現象に出会います。
これは如何なることか。

推測ですが、
①岩盤底で隠れる場所の多い川だけに
 普段はエグレあたりにワサワサと隠れている魚。
②少し条件が良くなると、
 「小腹が空いたから、オレ、飯食ってくる。」
 くらいのノリで、ふらっと浅場に現れる魚。
③釣れる魚。

こんなところでしょうか。

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2010/10/05

浜益川 2010

昨年は、記録的な不漁との情報で参加を見合わせた
浜益川鮭釣りですが、参加しないとやっぱり寂しくもあり
今年は、また申し込んでみました。

たまたまの平日休みが取れたので、TOMIさんと釣行、
のはずが、嵐の予報。さすがTOMIさん、やってくれます。
中止の可能性も考慮して、TOMIさんは今回見送り。
ひと晩中、予報と天気図を眺めていると、なんだかなんとかなりそうです。
急いで毛鉤を巻いて、しばらく使っていなかった高番手のラインシステムを
組むのに切ったり貼ったりしていたら出発時刻となりました。
毎度のことながら、コツコツ準備しておけばいいんですが…。

今回は、色々と妄想した挙句、10番のツーハンドでスペイ風に釣ることに
しました。
現地に着くと、風は少しありますが、冬の島牧と比べれば笑っちゃうレベル。
十分釣りになります。雨も降っていません。
なんだかもう釣れた気分。
朝なので、タイプIでリトリーブしてみますが、サッパリ反応がありません。
河口に入った知人の話では、もう2本上げたとのこと。
焦ります。
7時を過ぎても全くアタらない時点で敗北も覚悟しました。
それほど群れは濃くないようで、魚の姿もチラホラです。
低気圧の通過で活性自体が下がっているのかも。
それにしても、10番のツーハンドは、なんだか大味な気がします。
流れも無く、静かな水面にバチコーンと当たるライン。
川の鮭のアタリは、意外に繊細なものです。
ある程度、こういった事態も予測できたので、ここで8番のスイッチロッドに
スイッチします。ラインはAFSの6/7番。知床のカラフトで活躍した
組み合わせです。
タックルを変えると、なんだかいい感じ。すぐに反応も出ました。
流れが止まったのでリトリーブするとまず今日の1匹目。
明らかに弱々しい。
残念ながら、激ブナの雄でした。
次は、スイング途中で絡んだラインをほどきながらの2匹目。
まだシーライスのついた、いかつい顔の雄。

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それからも、スイングで1匹、リトリーブで1匹と節操のない釣れ方。
イマイチ、今日のパターンを掴みきれないまま終わってしまいました。
それでも、2年ぶりの川鮭は、やっぱり楽しめました。

ちなみに、悪天候ということもあって人がびっくりするくらい少ない。
しかも、河口の橋下に人気が集中していることもあって、上はポイントを
独り占めできます。

雑感。
スイッチロッドは、やっぱり便利です。
ツーハンドに比べると軽くて取り回しがいいし、
AFSのようなラインと組み合わせると、
オーバーヘッド、ペリーポーク、シングル、ダブルスペイと
気分で好き勝手に投げられます。
無節操で品がない、パンキッシュなヤツです。
当日は、追い風ポジションだったこともあり、飛距離もなかなかでした。

そして、川鮭。
この日は4匹全て雄。
イクラ確保を家で命じられてきた身としては、
切ない結果です。
それでも、私にとって、まだフレッシュな川鮭の味は、
北海道の魚の中でも格別な位置にいると考えています。
中でもデカイ雄。銅色に鈍く光って、太いのが一番。
パサパサしてないし、旨味が出ているし。
まあこのへんは、それぞれ好みもあると思います。

久しぶりに広い水面でブンブン投げるフライヒッシングを堪能しました。
今季、最後にもう一回、今度はみんなで行く予定なので楽しみです。