2010/12/11

スクイッド・クエスト

土日は、ヨメさんのお泊り忘年会で子守りが決定しています。
しかも最悪の天候。
もう、これは金曜の晩、職場から直行するしかありません。

今年の豊漁でさすがにマメイカは、お腹いっぱいになり、
残すは、ヤリイカ、そしてそろそろ気になる海アメです。
職場で仕事の合間にチラ見した気象庁のサイトは、かなり強い南風の
到来を示唆しています。
ヤリイカ狙いでは、まだ訪れたことのない千石場所、兜千畳敷は、
ウネリの真っ只中かもしれません。

エギがブームになりつつあるとはいえ、ヤリイカに関しては
情報が少ないのが現状で、どこでどれだけ釣れるもんだか、やってみないわかりません。
以前、ここらへんがアヤしいねぇ…とGoogleの航空写真を見ながら
目星をつけていた場所があったのを思い出しました。
釣れなくてもいいから、探索の旅に出ることにします。

しかしここで、職場の同僚も一緒に行きたいとの話。
いきなり釣れるかどうかわからない所に案内するわけにもいかず、
まずは、ヤリイカで有名な港に寄っていくことにしました。

仕事を早めに終わらせたとはいえ、港に着いたのは9時近く。
先端まで行くと、投げの釣り人が口々に「なんも釣れんワ…」と
店じまいをして次々に帰って行くところでした。
ほぼ貸切で1投目。
いきなりヤリイカが釣れました。
が、苦戦を覚悟。
潮がこちらに向かっているのか、エギにテンションがかかりません。
それどころか、アッという間に足もとまで流されてきます。
それからは、マメイカ以外反応もなく、時間が過ぎて11時。
突然、潮が横に流れ始めました。
ここしかない、とエギ経験の無い同僚に声をかけると
いきなりパタパタとヤリイカがかかりました。
3人でそれぞれ1パイずつ。
それからすぐに、また向かいからの潮に戻り、終了。一瞬の時合いでした。
同僚2人にどうにかヤリイカを釣らせることはできましたが、ちょっと寂しい結果です。

P1070106.jpg

同僚2人はここで帰るということで、ここからは、初めてエギ振る港へ。
たまに釣れたという話は聞きますが、どんなものかとワクワクします。
港内は、いい感じで潮が動き、型のいいマメイカが次々とかかります。
ただ、ヤリイカの気配は一向に無し。
もう時間も1時を回っているので、試しに真っ暗な外海にエギを放ってみることに。
1投目できました。
あんまり引くのでソイかと思いましたが、間違いなくヤリイカです。
それからは、マメイカ混じりでポツポツとヤリイカがかかってきます。
しかも、前の港より型もよく、フォーリングでもやもや当たって
チクチク誘うとグィーンと持っていくアタリに暗闇独りウホウホしてました。

2.5号のエギだと、1投目は釣れるのに後が続きません。
潮対策に2号にシンカーをガッツリ。これがジワジワと安定してました。
エギのサイズといい、重さといい、まだまだ考えるところの多い、ヤリイカエギングです。
それにしても面白い。

朝の4時にはさすがに疲れて終了。
明るくなって目を覚ますと、すでに爆風が吹いて止まった車で車酔いしそうなくらい。
帰りがてらに他の気になるポイントを下見。
次はどこで試してみようかと夢は広がりますが、なかなか時間が…。

マメイカも美味しいことは間違いないんですが、なんとなく
気になる臭いがあります。
ヤリイカの飴色の刺身は、マイルドな甘さといい文句のつけようのない旨さです。
ところで、イカ刺しの薬味。
ショウガが一般的ですが、ちょっと香りが強過ぎるきらいがあります。
チューブや粉のわさびは辛過ぎるし、ということで
今、一番気に入っているのが山わさび。
辛み大根も試してみたいところです。
ご馳走さまでした。

P1070114.jpg

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