2006/12/28

苦行(つらくてがまん出来そうもないこと)

実はこの日、太平洋に抜けて釣る約束をしていたのですが
爆弾低気圧接近、波6mとの予報が出ていたので
中止にしました。
日本海側なら午前だけ釣りになるだろう、と踏んで
こちらに残りますが…。

朝から雨、波は全く無くベッタリしたイヤな感じ。
予感的中で魚の反応がありません。
18番をあきらめて保育所裏へ。
チビがわさわさ居るらしく反応は結構ありますが
こんなの釣ってもなぁ。
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さすがに前日からシングルハンドの9番を振り続けていると
肩が上がらなくなってきました。
雨はじっとりレインジャケットに滲みこんで
身体を濡らし、
度重なるラインのリトリーブで右手の指からは
出血してきます。
もうやめよう、もうやめようと思いながら
なぜか投げ続ける。

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昼を過ぎ、荒れ始めた海にちょっと希望が。
も1度18番に戻り、両手投げ竿で
とにかく思い切り投げてみる。

どうにか何匹かの魚が相手をしてくれました。
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思えば、前日の当たりフライを車の中でどこかに
なくしてしまったのが失敗だったか。
これだけ苦しんでも、また来たくなるのがこの釣り。
Mっ気があるのか、俺には。

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2006/12/27

意味もなく凝り性

昨日は大雪でどこにも行けませんでした。
本当なら、イカ釣って温泉入って寿司(竹)でも食べて
のんびりするつもりだったんですが。

久しぶりに時間があったので、何をするか
ワクワクしながら考えていたのですが
気がつくと妙な作業に一心不乱に取り組んでいました。

根魚を釣るときには、自作シンクティップを使っていますが
まだまだこれも不完全。
色々と不満もあるわけで。
そんなわけで、STヘッドやらWFのランニングやらを
切ったり貼ったりして、シンクティップ作り。
ここまでこだわる必要は全く無く、
苦労した割には報われない仕事なのは承知です。
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仕事帰りに寄った釣具屋で少し面白い針を見つけました。
廃盤になったTMC411Sと同形状ですが
少しロングシャンクです。
根魚用、海アメ用に良さ気なので
とりあえず買ってみました。
何巻くかな。
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明日は海アメ釣りの予定。
今シーズン初めてなので、楽しみです。
ただ、毛鉤、道具ともに不備なのがちょっと…。

ごめんよアメ太郎

投げてからジーッと底に沈むのを待ち、
ラインの動きでアワセる。
最近そんな根魚の釣りばかりしていたので
なんだか、こう、ビューと投げてゴンゴンときて
ハァッと抜き上げる、そんな大雑把な釣りが
したくなりました。
そこにチャンス到来。大型低気圧接近で南風が入ってきます。
毛鉤の手持ちが全然ないのにとりあえずでかけます。

本当は朝の6時到着予定だったのになぜか着いたのは2時(昼)
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予想通り、ポカポカでベタベタです。

時間もないので18番に入りました。
波、潮ともに無いのでルアー組は苦戦です。
今回は、道具とフライのテストという名目でもあります。
新しいラインバスケットにいくつかの毛鉤、
ランニングラインなんかを新調したので。

手当たり次第に新毛鉤を投げてたら、
バレました。
なんだよ、と投げたら
釣れました。

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小さいけど今シーズン1匹目なのでちゃんと撮る。

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その後も新しい毛鉤で続きます。

なかなか好調だよ、これは。
と調子こいてたら事件は起きました。
3匹目のアメ太郎がのどの奥の奥まで針を飲み込んでます。
外すのに手間取ってるうちに大出血。
まだ暴れていますが、もうリリースしても無理でしょう。
ごめんよアメ太郎。

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おとなりさんは、横浜から来たそうです。
フライでもやってみたいとのことなので何本か毛鉤をあげました。
釣れたかな?

最後に釣れたのは丸々太ってました。
大きさは50㎝しかありませんが、存在感十分。
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写真撮ってるとビョンと跳ねて海に自分で帰る。
たくましい…。

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2006/12/25

クリスマスの贈り物

サンタさんからの贈り物。
それはもうたくさん。
もう要りません。
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前が見えねえよ…

2006/12/24

お手軽クリスマス会

昨夜は職場の忘年会。
今日の昼は、やり残した仕事を片付けに出勤。
やっと忙しさから開放されたけれど、かなりお疲れてました。
夜はお手軽にクリスマス気分。
丸鶏焼いて、買ってきたケーキ食べて。
ストレスがたまった時には
料理を作るのが1番です。
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2006/12/22

なにげに

昨日、手持ちの現金がなくなったので
ATMのあるスーパーへ行きました。
なにげに
「25千円」
と入力し、ちゃんと
「お引き出し額 2万5千円」
と表示されたのを見て安心していたら
千円札が25枚出てきたのを見て驚きました。
それだけ。

2006/12/18

アブハチとらず

宿に泊まった翌日、地獄谷でも見てやっかな、
と車で行ってみましたが、なんと駐車料金400円とか。
すぐにUターン&脱走してきました。
観光地なんだからもう少しなんとかしたら…。

特にすることもなく、帰路は釣りを許してもらいます。
しかし、室蘭は相変わらずの強風。
身も心も凍える寒空。
そんな中、クロネコがいたので
エサ(カリカリ)をやる。
が、突然どこかから巨大な鮭トバ(うまそう)を見つけて
なぜか私達の目の前でむしゃむしゃ食べてました。
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本気度が低かったので、結局いつもの漁港に。
カジカくらいは釣れるのでは、とフライロッドを振ってみます。
すると、水底からシャープな形の魚が猛チェイス…。
アブでもなく、もちろんカジカではなく、
アメマスです。
毎年冬になると太平洋の港にもアメマスが入ってきます。
小さいんですけどね。
早速フライをゾンカーに替えて投げる。
しかし、今度は追ってきません。
仕方なくまたカジカ狙いでフライチェンジ。
すると追ってきます…。

アメマス狙うには連続してリトリーブする必要が
ありますが、根魚狙うには当然ベタ底です。
一時間ほど、どっちつかずでアタフタしてたら
日が暮れちゃいました。
アブアメとれず。

そういえば、太平洋アメマスは、見かけるだけで
釣ったことありません。
サーフで釣るのを今冬のテーマにするかな。

2006/12/17

短い日

冬至が近づいてきました。
午後3時ともなれば、薄暗くなってきます。
8時過ぎまで魚を追い回していた夏の日よ…。

ヨメの誕生日ということで登別の温泉に連れて行きました。
途中、室蘭で釣りをしようと思いましたが、
強風の上にあっという間の日暮れ。
あきらめました。
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私は室蘭の町が好きです。
自分が住んでいる札幌とは似ていないから、だと思ってます。
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登別には5時につきましたが、すでに真っ暗。
ここに来たのは小学校の修学旅行以来ですが、
暗くて何が何やらわかりません。

登別というと、狭い川辺に立ち並ぶ巨大ホテルの
群れる姿が圧巻ですが、今回泊まったのは
清水屋という旅館です。
あちこち泊まった経験から箱がデカイと、まず料理は
期待できません。
小さめの宿の方が何かと行き届くのでは、
と思いましたが着いてみると意外に大きめ。
建物も部屋もまあ普通でした。

肝心の料理の方は、評判どおりなかなかでした。
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2006/12/11

はじめての

朝は3時に起きて、またソイを狙う…
と思って寝たが、5時起き。
寒さにやられ起きられず。

それでも、さすがは冬至の10日前。
まだまだ暗い。
早速釣りを始めるとソイがポツポツ釣れてきます。
しかし、2日同じことをしても盛り上がらない。

時間はあるのでゆっくり考える。

風向きに不安はあるも、ここは海アメの様子伺いに走ろう。

積丹半島の先端は、やはり先端。
いい風受けてます。
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一応、竿は出しました。
一応、30分。
向かい風でラインが折りたたまれる。
すぐに戻って昼飯でも食べたほうがよさそう。

コンビニで手軽に済まそうかとも思ったが
なぜか気がつくと寿司屋に入っている自分。
ヨメがいない間に悪いなあ、ともちろん思いましたよ。
でも、たとえコンビニ入ったとしても

 弁当(多分美味くはない)¥600
 カップ味噌汁(結構好き)¥150
 お茶ペットボトル(普通)¥150
          計 ¥900

ぐらいはかかるんです。
今回頼んだ「松握り」
これは、美味い握り+熱々の土瓶蒸し+おいしいお茶(飲み放題)が
セットになって¥1500。
許されないほどの贅沢でしょうか?
でも、やっぱり次回は「竹握り」¥1000にしよう…。

お腹いっぱいになったので、釣りするか?
とも考えたけれど真昼間。
釣れる気がしないので温泉で時間つぶし。
温まって休憩室に入るとゴロゴロ横たわって
熟睡する人々。
「よくこんなところで寝れるよ…。」
と考えている自分が次の瞬間には熟睡。

目が覚めると夕方。
ここで、今日考えていた釣りにチャレンジしようと決意。
エギは何本も持ってはいるが、実はエギでイカを釣ったことが
1度としてない。
それにエギング専用ロッドまで持っている。
ソイのライトリグ用に買ったのだが、
一度くらい本来の目的に使ってやろう。
出発する時に見たつり情報には「積丹でマメイカ」なんて
情報が掲載されていた。
その時の私の想像。
港にビッシリ並んだオジサンの群れと次々と釣れるマメイカ。
しかし、実際に港に来ると誰も釣りしてない。誰もいない。
マメイカもいない?

全く経験が無く、自信も当然無く。
仕方なくそれらしい場所に立って
それらしく投げ
それらしくシャクったりする。
スーッと棒引きすると何か重くなった。
これはもしかして…と必要以上に慎重にゆっくりゆっくり寄せてくる。
何かついている。
「マメイカだっ!」
と興奮して抜き上げるとポシャンと落ちた。
誰もいない港でひとり熱くなる。

車に戻りタモを取ってくる。
もう一度遠投。
大きくシャクリを入れて2回目、重さを感じる。
巻き上げると今度は確かな引き。
念には念を入れて、ヒラメ用の60㎝タモですくう。
1匹目。エギでの第1号。
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それからはしばらくアタリなく、退屈する。
暗くなって外灯の下で粘る。
ふと気づいて誘い方を変えてみる。
すると来た。
どうやら誘い方によって反応が大きく違うらしい。
それからは、色々なパターンを試す。
大きくシャクリを入れる。
小さなトゥイッチを入れる。
棒引き。
当たりのパターンにはまると連続で乗ってくる。
潮回りのせいか、刻々とパターンも移り変わって
それまでのパターンでは通用しなくなったり。
この釣りにハマってしまう人が多いのもうなずけます。
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なんだかゴミがついてる、と思ったら小さなイカ。
エギの3分の1くらいしかありません。
エサ、としてではなくリアクションバイトなのか?

相手は小さくても、頭を使ったゲームが楽しめたのは
今回の収穫。
今度はフライで挑戦してみる?

2006/12/10

ぶらっとしたいなぁ

仕事が忙しく、
「何もしないで呆けてみたい…。」
という願望にとりつかれた。
好都合なことに土日のヨメは、職場の忘年会ではないか。
こんな機会はまたとない、と思い出かけることにした。
もちろん携帯持って。

道南、島牧、いろいろ考えたが移動するのもめんどくさい。
で、近場の積丹ぶらぶら旅プランを選択。
馴染みの場所が気楽でいい。

土曜の昼には出るつもりだったが
毛鉤巻いたり、ラインを切ったり繋いだりしているうちに
もう夕方。
まあ、急がなくていい。

道中小腹がすいた。
行った先で寿司でも…と思ったが、開店したばかりなのに
ラーメン好きの間で話題の店に行ってみることにした。
期待がふくらむ。
ひと口食べる。おぉ。なかなか。
が、なんとしたことか。
残してしまった。
貧乏性で、食べ物を残すが大嫌いな私だが
太麺がキツかった。
決してマズかった訳ではない。好みではなかっただけ。

7時過ぎに港に着く。
試してみたかったラインシステムを組んで
実験開始。
フライはいつものやつ。

いきなり4投4匹。
これは調子いいかも。
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そこそこサイズだが数は釣れる。
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と思ってたらアタリがまばらになる。
どうやら干潮の潮止まりが近いらしい。
底ギリギリでカーブフォールさせるとマゾイが出た。
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ここでアタリがパッタリ無くなる。

ソイをフライで釣っていて感心するのが、
釣るたびにパターンが全く違うこと。
同じパターンが通用する日が今のところ1日としてない。

ちなみに前回はカーブフォール。
今回はフリーフォール中、ラインでアタリを読んだ。

そこそこ釣れたからいいかなってことで
蛸密猟おじさんと蛸話の立ち話をしながら
車に戻って寝る。
明日も楽しみだなぁ。

2006/12/09

無駄な抵抗はやめなさい

結局、持つことになりました。携帯。
ずいぶん前に検討していると書きましたが
その後、やっぱり猛烈に欲しくなくなりました。
ずっと忘れたフリをしていたり、そのうち、と言ってみたり。
一昨日ヨメに嫌味を言われました。
昨日買いました。
あー…。



2006/12/07

忙しいとしたくなること

ここのところ忙しい。
今の仕事はキライじゃないので、
楽しいことは楽しいんですが、
時間が無いのはつらいこと。
毛鉤巻く時間もありません。

どういうわけか忙しいと釣りに行きたくなります。
以前、時間を持て余してたときは、ほとんど
行かなかったのに。
車中泊でもしながら何日かのんびり釣りしたいなぁ、
と思いながらもしばらく忙しい日々は続きます。

なんて言いながら、毎週釣りには行ってるんですけどね。
年末が待ち遠しいです。

2006/12/03

キリキリ

先週なかなかのサイズにティペットを切られたのが
「少し」もとい「かなり」悔しくて、
寒いのを承知で行ってきました。

ラインシステムは、まだ試行段階ですが、
信頼できるフライが1本完成しつつあります。
今のところはコイツだけが頼りです。

今年はアブラコやカジカの本格的な岸よりが少し遅いようです。
やはり海水温の影響でしょうか。
そろそろ、昨年の11月のようにデカアブが寄ってきてるのでは、
と磯に入ってみることにしました。
幸い、海はベタナギです。
フライの弱味ですが、波が立って潮が流れると
ほとんど沈められません。
今日はなんとかなりそうです。

途中、中型のアブラコの追いがありましたが
結局喰わせられず。
しかし、魚はいるようです。
思い切って遠くまで投げてみます。
底をとったと思い、リトリーブを始めると、
その手になんと生命感のある感触が。
フォーリングで喰ってきました。

キリキリと竿が鳴る。
固いアルトモアXの#9が折れるのではないかと
思いました。
今までこれほど魚をかけて不安を感じたことはなかったかも。
根に潜られるのを必死で耐え、リーダーが切れるのを恐れ。
のけぞるようにして、思いっきり根から引き剥がして
ゆっくりと寄せる。
1度根を切って浮かせてしまえば、もう心配ありません。

これです。こういうのをずっと釣りたかったんです。
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49㎝、何度も測り直しましたが。
それでも、釣るまでの過程、かけてからの緊張感と
久しぶりに納得できる魚を釣った気がします。

その後、こんなのも。
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ちなみにラインを引き出す間、足元にフライを落としておいたら
「かかって」ました。
カジカもサイズが上がってきました。
いよいよ冬です。

2006/12/02

Bizarre Love Triangle : Frente!

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いわずと知れたNew Orderの名曲"Bizarre Love Triangle"を
カバーしたPVをずいぶん昔、テレビで見ました。
女性ボーカルの妙にカワイイ声が印象に残ってましたが
どこの誰だかすっかり忘れてしまい。
なんとなく思い出して調べてみると
「Frente!」という3人編成のバンドらしいことがわかり
早速アルバムを手に入れて聞いてみました。
アルバムの音の方は、知らないで聞くと
「The Sundays?」
と間違えちゃいそうな、まぁまぁかな、という感じですが、
最後に入っている"Bizarre..."は、やっぱりいい感じです。

New Orderとして聞いていた時は、あんまり頭にありませんでしたが
こうして聞くと、とにかくメロディーが綺麗なんですね。
New Orderといえば、同業者からやたら人気があるイメージが
ありますが、ここらへんにその理由があるのでしょうか。

Bizarre Love TriangleのPV
Frente!のMySpace