2011/06/27

再開

P1080099.jpg

メンバーを集めるのが面倒になってしまい、野球は休業中です。
ただ、スポーツはしたいな、と思っていたので、職場で声をかけると
思いのほかテニス人口が多いことがわかったので、ボチボチやりましょうと
いうことになりました。

この間、遊びでやった時は、もう2、3年前だったのでは?
というくらいご無沙汰だったので、1回目は散々でしたが
2回目は、ちょっとは感覚が戻ったような…。
朝の公園は気持ちいいし、なんだかいろんな種類の人がいて面白いかも。

悪い癖で最新のラケットが欲しくなってきました。

2011/06/26

半サービス

最近、近場で家族サービスを済ませていることもあり、
なんだかヨメさんに申し訳なく、金曜の仕事明けに
発作的に思い立って、温泉に連れていくことにしました。
まだ、ギリギリ明るいうちに着いて、子どもを寝かせ、
フロントに電話して、早朝の出口を確保します。

暗いうちにムックリ起き、わずかな自由時間で
やれるだけやってみようとコンビニの明かりでフックを交換、
リーダーを組み付けます。

まずは、明け方のヒラメ。
潮は、良くありませんでしたが、この日に試験的に導入した
デカワームが効いたのか、すぐに39cmのヒラメが釣れました。
ただ、それからもヒラメと思わしきアタリは2回あったのですが
乗せられず。デカワーム、フッキングに課題です。

それからはサクラでも、と粘ってみますが
一向に反応なし。
惰性でやっているうち、着水と同時に怪しげな波紋が立ちました。
そのままグリグリ巻いているとドンと来ます。
だいぶ黒味が出てきて、ウロコも固くなってます。
川に向けて旅立たせてやると、しこたま水をかけられました。

P10800651.jpg

その後は、昨年熱かった沖根狙いのテキサス。
先週は、反応がありませんでしたが、やっと魚が入ってきたようで
コツコツ反応はあります。が、乗りません。
カラーをCCSにしてみると、今までのオズオズしたアタリが
途端にひったくるようなアタリに変わり、30cm後半の丸々したアブラコが
釣れてきます。サイズはたいしたことありませんが、沖根から引き出すまでの
やりとりがドキドキして楽しいんです。

7時前には上がって、宿で朝食。
その後は息子の砂浜遊びにつきあいましたが、
無限に続きそうな遊び欲にはつきあいきれません。

P1080085.jpg

2011/06/24

タックル諸々

以前は、ずいぶん迷っていた竿。
結局考えるのが面倒で候補の中で一番安いのを買ってしまった
ダイコーの『トラッドアーツ1002M』ですが、期待以上の働きです。
あんまりバットが硬いのはミノーを使う時に好みじゃないんですが、
ジグやヘビーミノーも兼用するには、それも仕方なさそうです。
それより、Kガイドで、バットが硬くて、40gまできちんと
投げられるなら、今まで港湾用に欲しかった竿にピッタリ、と
9ftモデルのトラッドアーツ902Mまで買ってしまいました。
(ちょっと862Mと迷った…)
ヒラメやアブラコを狙って、ワームやジグ、スピンテールやバイブレーションを
使うのに、かなりいい感じです。
なにせ、1万円台の前半で買える竿ですから、あまり贅沢は言いません。

もひとつ迷っていたミノーのフック。
シングルフックの自作がどうにもうまくいかず、結局
バープレスのトリプルで妥協してしまいました。
結果ですが、バーブ付きトリプルよりもだいぶ魚のダメージは
軽減できるようです。
ネットに入れたところで、針が外れている魚も多く、
あの、グネグネ雨鱒に致命的なダメージを与えてしまうような
ことは無くなりました。
本当は、シングルフックが一番なんでしょうが
納得いくものを自作する時間もない中、今はしかたないなあと。
ちなみに、チャンスの極端に少ないヒラメ狙いでは、
通常のバーブ付きトリプルを使ってます。

2011/06/20

ソウハチ

先週、アッサリとヒラメが釣れたことで、何だか今週も
アッサリ釣れそうな気がします。

期待して現地に着きましたが、あんまり潮は動いていません。
ところが、魚道HSやバイブレーションには、バシバシとアタックが。
ソウハチです。なかなかの良型を含め、相当釣れました。
一度は、浮いてヒラヒラ回遊しているのを目視。
やる気満々なヤツラでした。

その後は、40半ばのアブラコが釣れたりしますが
ソウハチ君以外の平物は顔を見せることなく。

サクラを狙ってみるとドラグをビュンビュン出す凄い奴が。
なかなかデカかった、が…。
P10800591.jpg
画像が小さいのはスレだったから。お恥ずかしい限りで。

もう1匹、今度はしっかり口で喰わせましたが、足元の昆布根に巻かれ
「昆布化けの術」炸裂。魚は消えて、同寸の昆布が針にかかっていたとは
なかなかの手練れでございました。

ところでソウハチ、たくさん釣れたので持ち帰ってみました。
鼻を刺すような強烈なニオイにえらく後悔しましたが、我慢して捌き、一夜干しに。
そうすれば、あら不思議。あの悪臭がなんだかいい匂い。
焼いて食べると、脂も乗って絶品でした。

2011/06/19

円山動物園

円山動物園に行ってきました。
私が子供の頃、何度ここを訪れたのかは
記憶にありませんが、目をつぶると何処にどんな動物が
いたのかは、はっきり記憶しています。
それくらい、たびたび来ていたということでしょう。

息子を連れて来るのは初めてです。
なんだか朝から機嫌が悪くて、マヌケな構図に大マジ顔が
ミスマッチ。
P1080025.jpg

以前からあった爬虫類館・昆虫館は閉館して
今年の春から新しい爬虫・両生類館がオープンしていました。
P1080050.jpg
この世の生き物とは思えない、極彩色には何の意味があるんでしょう。

それにしても、旧館がオープンした時、爬虫類や虫が大好きだった私にとって
なんと素晴らしい場所だったことか。
閉鎖は少し寂しさを感じます。

一方、昔から変わらないものも無いわけではなく、
私が子供の頃のお気に入りだったSL義経号の再現モデルは、
やっぱり息子も気に入ったようでした。

img0501.jpg

P1080052.jpg

2011/06/13

コツコツ

1週間の仕事疲れと若干のラフティング疲れも覚えつつ
それでもこの季節の1日を逃すのがどうにも惜しくて
深夜にゴソゴソと起き出し、街を出ます。
ちょっと日本海にも未練はありますが、潮を見る限り、本日は太平洋です。

朝は、桜狙い。
そろそろいい頃では、と思いましたがどうにも潮が動かず
釣りになりません。
1時間もしないうちにあきらめると、キリンソウさんから連絡が。
迷いましたが移動を決意します。
到着してすぐに40㎝ほどのチビアメが数匹。
なんだか活性が高いみたい。
キリンソウさんは、3本目の桜を上げています。
サクサク釣ってリリースする姿を見ると、プログのタイトルを
変更する頃ではないかと提案したくなりました。

その後、色々試していると、コツコツと伝わる感触が。
ルアーのすぐ後ろをいいサイズの鱒が追いかけ
何度もついばんでいます。
が、かかりません。
それからは、桜、雨ともにコツコツと何度も来るのですが
ことごとく針にかからず。
やっとかかった良型もひとノシでバレました。
ただ、沈めてゆっくり引くと、50㎝近いアブラコだけは
釣れてくれました。

敗北感を抱きつつ、先週、一升瓶のような雨鱒のいた場所へ。
残念ながら、一升瓶もワンカップも不在のようでした。
それなら、とちょっと早いヒラメ狙いに変えるとすぐに釣れる。
久しぶりです。

P1070995.jpg

50㎝弱とかわいいサイズでしたが、昨年はバラシ多発だったので
ちょっとドキドキできました。

その後は、も一度、桜に反撃を試みるも
足下でピックアップしたルアーにガツッと飛びかかってきたのを
乗せることができずにまたまた敗戦。
課題多いです。

行く日を惜しむ、なんて柄じゃあなかったんですが
どういうわけか、最近は1日、1年が過ぎて行くのが
惜しくてしかたありません。
だんだん前じゃなく、後ろを見るようになってきたということでしょうか。
勿体なくて、帰り際に写真を何枚も撮ってしまいました。

P1080018.jpg

P1080010.jpg

2011/06/12

天敵

仕事の都合で仕方なしに、
あの憎むべき『ラフティングボート』に
乗ってきました。

思えば、今を遡ること10年程前。
尻別川で鱒と戯れていた私の前を次々と通り過ぎる
黄色いボート。
無邪気にこちらに手を振る姿に
ちょっとした殺意さえ覚えたものです。

仕方なしに乗ったラフティングボート、
正直言うと、
かなり面白かったかもしれません。

e4.jpg
※写真はイメージです

2011/06/09

無音楽

 山路を登りながら、かう考へた。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟つた時、詩が生れて、画が出来る。
 人の世を作つたものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向ふ三軒両隣りにちらちらする唯の人である。唯の人が作つた人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行く許りだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくからう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。こゝに詩人といふ天職が出来て、ここに画家といふ使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。


とてもとても有名な『草枕』の冒頭です。
この通りだとすると、あっちもこっちもどっちも窮屈、先詰まり。
もううんざり、というところで芸術が生まれる、と読み解くこともできますが
さて、実際どうなんでしょう。
私の場合は、全く逆のような気がしてます。

最近、仕事のことでどうにも身動きとれず、
おかげでキモチもがんじがらめになり、多分、そのせいで
音楽を聴くことも本を読むことも全くなくなってしまいました。
そんな状況も少しは緩和され、
久しぶりに1日、ダラダラ釣りに行ったところで
やっと好きな曲を愉しむことができ、
いつ以来なんだろうと真面目に考えてしまった次第。

夕闇の釣り帰りに車で聴いたRideの"Time Machine"が、
大昔に私を連れ戻してくれました。


2011/06/06

選択

いい季節は困ります。
日本海、前回の釣った魚がオオナゴを口いっぱい頬張っていたように
最盛期でしょうか。
行けば、何かは釣れてくれそう。
でも、そろそろ噴火湾も気になります。
ヒラメは早いにしてもサクラとアメはいいんじゃないのか。
それからカレイも。

選択の幅があり過ぎるので、考えないで寝ます。
寝る前に潮を見て思う、
早起きできたら日本海。
遅れたら噴火湾。


こういう場合の予想通り寝坊しました。
開き直って、
ゆっくり用意して久しぶりの噴火湾。
この季節は、いつも訪れているだけに
何だか懐かしさを覚え、しみじみと景色を眺めたり。
肝心の海は、潮が全く動かずよどんでいます。
全くダメ。

移動してみますが、やっぱり潮は動かず。
ただ、ゴン太雨鱒が再三ルアーを追ってきます。
でも、潮が動いていない時は、まず喰わせられません。
いい加減、あきらめて昼寝をすることに。
木陰の昼寝は極上の時間で、気がつけばすでに夕方です。

おみやげも欲しいので、昨年以来の投げカレイ。
誰も投げ釣りをしていないので、まだ釣れていないのかと
思いましたが、潮が動き始めたせいか、次々マガレイ、スナガレイが
釣れてきます。
合間に横でワームを投げると、カンッと明確なアタリ。
もしかするとヒラメ?と思いましたが型のいいアブラコでした。
P1070895.jpg

置き竿でカレイを釣りながら、ルアーも、と考えましたが
好条件の時は、次々アタリがあるのでカレイから離れられず。
どちらか一方を選択した方が無難なのはわかってます。
10枚ほどのカレイを釣って、噴火湾の夕暮れを眺めて、
たいして釣れていないのに、ホッとした好天日曜日でした。