2009/10/26

デビュー

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しんどい仕事があったもんで、休みもなかなか出かける気に
なれず、ひたすらココロとカラダを休める週末続きでしたが
やっとひと区切り。

ホッとしたら出かけたくなりました。
ちらりほらりと噂の聞こえてきたイカ釣りに出かけます。
朝方、真っ暗な中、エギを投げ続けますが何事もナシ。
地元の爺様に聞いてみましたが、サッパリ、アタリも無いとのこと。
まだミズイカ(ヤリイカ)しか来ていないそうなので、群れが来なければ
どうにもなりません。
明るくなったところで川へ移動。

今年の春先はずいぶんとお世話になったこの川。
落ちアメシーズンにはまだ早そうですが、ちょっとポイントを
探りつつ、スペイでも練習してみようとやってきました。
今さらですが、この時期、これといってやりたいこともないので
ちょうどいいかなあと。
ちなみにシューティング系の練習はお遊びでやったことがありますが、
角度変換を伴う川で真面目にやるのは初。
大昔に投げ用に買ってあったマスタリーのミッドベリーを持ってきました。
竿も新調。
安売りで手に入れた高い竿です。

本で読んだだけのシングルスペイ、ダブルスペイやスナップTなんかを試してみます。
竿がいいのか、30mくらいまでなら打ち返すのは思ったより簡単でした。
ただ、右からの爆風で常に左手投げを余儀なくされ、ほんとのところは
よくわかりません。

ここへ来た真の目的はイカが釣りたかったんですが、無理みたい。
で、昼にはこのあたりで名の知れた隠れ名店へ。
「身欠き鰊とミズイカの刺身定食」は、絶品でした。
今すぐにでもまた食べたい…。

初めてのちょっと真面目なスペイ練習でしたが、とりあえず釣りにはなりそうなので、
来月の本番に向けて、ティップなんかをちょっと揃えてみようかな。

2009/10/13

軍隊蟻

風邪もずいぶんよくなったので、昼からどこかへ行ってみるかと
幹線道路を走ります。
が、あまりの混雑に挫折。このままじゃあ走っているだけで夕方です。
ということで混雑を回避しUターン。

またもお手軽河原の散歩に変更。
投げ道具だけはありますから、ヒュンヒュンやっていると
ヘンなヤツが来てオレ様にも貸せと言っているようです。
貸してやると、竿を振り振り、リールをカリカリして満足したのか、
またどこへともなくヘコヘコと歩いていってしまいました。

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張り切って投げてたら最後は親指がグキっとなって
リタイア。
ヨメが入りたがっていたので、街からほど近い日帰り温泉へ。
最近できたせいか、これが信じ難いほどの大混雑。
駐車場は、ひしめく車で身動きがとれません。
行列が大嫌いな私はとても入る気になれないので、またも回避。

この街の怖さがここにあります。
ちょっと話題になるだけで、集まる人の数が生半可ではありません。
そしてこの軍隊蟻の群れが去った後には、累々と白い骨が散らばっていると
いうのが真相なのです。
誰が流したのかしらない情報が引き起こした
軍隊蟻攻撃によって大恐慌をきたした、なんて
ことが川や海でも珍しくなくなりました。


結局、少し足を伸ばすとガラガラスキーの温泉がちゃんとあって
そこで親子共々のんびり入ることができました。

2009/10/12

『デルスー・ウザーラ』

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風邪をひいた上にひどい天気です。
晴れたと思ったら雷雨、さらに雹まで降って
そのセットを何度も何度も繰り返す情緒不安定な空。
出かける気にもなれず一家で缶詰生活をすることにしました。

先日の焚き火会で、そろそろ今年も読む頃かな、
と思い立った一冊の本があります。
私は、気に入った本を毎年毎年何度も読み返す癖があって、
この本は、そんな本の中でも格別のお気に入りです。

『デルスー・ウザーラ』
といえば、黒沢映画が好きな方は知っているかもしれません。
(私は映画は見てませんが)
私の持ってるのは、河出文庫の上下巻ですが、これは今は
絶版になったみたいで、今も読めるのは、昔からある東洋文庫版だけ
みたいです。

この本は、本来探検記として書かれたもので、
著者アルセーニエフの2回の探検、極東ロシアの
シホテ・アリニ山行と沿海州の海岸探索の旅についての記録です。
デルスーは、アルセーニエフが旅の途中で出会った猟師の名前で
この旅の大半をアルセーニエフと一緒に過ごすことになります。

北海道の真向かいの自然についての記述が興味深い
探検記として読んでももちろんいいんですが、
何よりデルスーの人柄や振る舞いがこの本の魅力になっています。

当時はガスストーブなんてありませんから、当然焚火は、旅の必需品です。


 夜は風邪がふいて寒かった。薪が足りないので大きな焚火をおこすことができず、それでみんなはこごえて、ほとんど眠れなかった。どんなに外套にくるまっても、冷たい風がどこかにスキマをみつけて、肩を、脇腹を、背中を冷やしにきた。薪もわるくて、パチパチとはじけ、四方八方へ火の粉をちらばした。デルスーの毛布が焼きこげた。私はうとうとしながら彼が薪に悪態をついているのをきいたが、彼は彼らしく薪を「わるいひと」と呼んでいた。



そこかしこに見られる焚火の記述がまた妙に印象的です。

私にとっては、いついかなる時に読んでも面白いこと
「生涯保証付き」の一冊なんです。

2009/10/05

フライdeソイカップ改め海辺の焚き火会

のんびり集まれて、みんなで釣りができるところ
ないかな、なんて考えて、
フライでソイ釣りなんかどうかな、と考えました。
が、突然焚き火がしたくなり、
釣りの後に焚き火会をしようと勝手に思い立ちます。

当日は私を含め時間までにみんなが集まれそうもなく、
第一回大会は中止に。
各自、港で釣り始め。
潮が動いていい感じですが、アタリは少なめ。
と、突然ほぼ一年ぶりのグイグイ根に潜ろうとする
いい引き。
尺1寸で結構いいソイでした。

が、それからはチビッ子しか顔を見せず、
釣り道具も用意しないで港をフラフラする人が出始めたため
早々と釣り仕舞い。

適当に流木を集め、適当に火をつけ
適当に買ってきた肴と不釣り合いに美味しい酒。
それとオマケに仲秋の名月を眺めつつ、
秋の夜長が過ぎていきます。


気がつけば月の仰角が120°を越して
そろそろ店仕舞いの時間。
当然の如く、またひとつの伝説が生まれ
歴史に新たな1ページを刻みました。

たまにはこんなのんびりしたのもいいかなぁ、と
思いながら翌日は温泉に入り、各自家族サービスへと
散会していきました。

機会がありましたらぜひ第二回を。
次回は真面目にソイも釣りましょう。

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