2015/08/30

しれとこ遠いとこ


昨年は見送りましたが、今年は理由あって知床カラフトの旅に参加することに
しました。
翌日からの仕事は不安いっぱいですが、コツコツ準備をしてきたので
あとは行くだけ、やる気だけ。


今年のテーマは、昔のヘアウイングストリーマーで釣ること。
マゴグスメルト、かなり効きそうなんですが。

2015/08/29

ロープウェイ

どこに行きたい、と下の子に尋ねると、いつも通り「アイアンホース号」と
言った後、「やっぱりロープウェイ」と言ったので珍しいな、と天狗山へ向かいます。

去年も来たな、お祭りで安かったな、と話していたら、今回も天狗山のお祭りに
当たったようで、割引料金でロープウェイに乗れました。


天気はイマイチで肌寒いくらい。
楽しみは、去年たくさん見つけたキノコです。


なんかカワイイ、「ノウタケ」を見つけました。
他にもキノコは大量に発見。今年はジトジトと雨が多かったせいか
当たり年か。



帰りは定番のハゼ釣り。
息子1号は、もうかなり余裕です。


帰り際、隣のおじさんが釣れたハゼをくれました。
それを見ていた知り合いらしいオジサン、
「ハゼじゃいくら釣れてもしようがねぇべ」と言ってましたが
ハゼをくれたおじさんは、ちょっとムッとして
「喰ったことねえからわかんねぇんだべ」
と悔しそうに小さな声で言ってます。

開いて骨を一匹ずつ取るのは大変ですが、ハゼのてんぷらは一度食べると
他の魚が食べられないくらいの美味なんです。
ただ、無理してハゼ食べなくても、食べるものには困らない土地柄ですから
知らない人が多いのも仕方なし。

2015/08/23

水汲み

久しぶりに水でも汲みにいこう、と名水の里へ。


オショロコマらしき魚が池の中をふわふわしています。

水を汲んだらエサをやってみよう、ということでバッタ探しに。


たくさん捕れました。
試しに池に落としてみると、はふはふ、とくわえては、ぷっ、と吐き出し
なかなか一気には飲み込めないようでハラハラしました。
この池、私が子どもの頃は大きな虹鱒が泳いでいて、それはもう
見ているだけでドキドキしました。


すっかり変わってしまったようで、昔とあんまり変わっていない気もします。


帰りは、釣りしたいというので、適当に選んだ川へ。


手竿を忘れてきたので、フライロッドのトップガイドに糸を結んでブドウ虫。
すぐにガガガ、と竿が曲がり、私のポイント選びの確かさを証明したかと思いましたが
釣れてみるとウグイでした…。
まあ、満足したそうです。


2015/08/22

銀毛

久しぶりに職場の釣り仲間を誘い、まだ行ったことのない川を目指します。
糠のような霧雨が降っていて心配しましたが、日の出と共に上がったようです。
あまり変化のないダラッとした川。
何が釣れるのでしょう?

こんな川ではお決まりのウグイが2、3匹釣れて、やっちゃったかと思いましたが
向こう岸ギリギリ、何かがしきりにライズしています。
何度かUターンされた後、やっとかけたのは、ちょっと変わった魚。


背びれの先端も黒くなり、どう見ても銀毛した山女魚ですが、それにしては季節がおかしい。
この1匹だけかと思いましたが、あちこちでライズして、釣ってみると皆この魚です。
しかも、サイズは20cmを超えるものもいて、春先にどこでも見られる銀毛ヤマメとは
ちょっと違うような、同じ魚のような。
数は、かなりたくさん。ちょっとした群れを作っているようです。


友人たちも、この魚を釣ってます。

しばらく粘りましたが、釣れるのは、この魚とウグイばかりなので、場所を
大きく上流に変えることに。

かなり川幅も狭まり、岩魚でも釣れないかな、と投じた毛鉤に飛び出したのは、
今度は正真正銘の山女魚。



最上流域には、あの魚はいないようです。
しかし、少し下って様子を見ると、またあの銀毛鱒。
謎です。

謎は解けぬまま、そろそろ山女魚以外が釣りたいという同行者たちの要望で
この夏に通った川へ。


夕マズメは、2人ともなかなか楽しんでくれたようです。




2015/08/15

驟雨

ひとつ運だめし、と海に行ってみますが、今年ありがちな
見るからに波乱含みの雲模様。
遠くに見えるのは、空の穴からしとどに雨が漏れ出す景色。


潮もさっぱり動かず、小魚の気配もなく、夏枯れを実感しただけ、1時間で退却。
幸い、流れるように雨を降らせながら彷徨う雨雲は、こちらに向かってきませんでした。


帰りにちょっと寄り道して、初めて釣りをする川。
河原が広くてフライに釣りやすく、餌釣りには厳しそう。
地元有名河川と違って、あまり人の入った様子もないようです。


小さな山女魚がたくさん釣れてきます。
サイズは気にしないので、ほくほくと楽しんでいたのですが…



突然のにわか雨。こんな時に限って雨具を車に置いてきました。
上半身、ズブ濡れになって車に戻るともう雨が上がりそうな気配です。
今年はこれだから嫌なんだよな、と後から思うんだったら雨具持ってけよ、と
自分にツッコミを入れて釣り終了。

2015/08/14

よくあるお盆の1日


ちょっと夏バテ気味かな、と午前はゴロゴロ。
午後から出かけた地元の大河は、婚姻色の桜鱒がポイントごとに
ウロウロしていて釣りになりません。すぐに帰ってゴロゴロ。

夕暮れ、支流の奥まで様子を見に行ったついでに竿を出してみると
山女魚が釣れましたが、だいぶ色づいてきた様子。
もう秋だ。




夜は、ちょっとだけ花火。



2015/08/13

午後からは、墓参りでしたが、下の子が親戚宅に入るのを拒否したため(人見知り)
歩いて浜へ。
放っておいたら永遠に遊び続けていそうでした。




ウェーダー

この間、短パン、サンダル履きで渓流に入らせたところ、
ブヨが群がってきて危なかったので、子供用のウェーダーを
買ってやりました。
ヨメの実家の里帰りで初体験。
浮力と水圧でおかしな感じだとのことでした。
私たちのように、いい加減、釣りばかり行って慣れてくると、
何にも感じ無くなってるということでしょうか。




ヤマメを狙わせてみましたが、渇水のせいかブドウ虫には反応せずに
浮きに飛びついてくる始末。
それでは、と河原のバッタを追いかけ、捕まえて餌にしてみます。
何度が出てきましたが、生き餌でも、ドラグがかかるとなかなか
しっかりとは咥えないもんですね。普段は、あんな難しい魚を釣ってるのか、
と感心しました。

足元のたまりには、無数のウキゴリが群れていて、それを釣りたがるので
イタドリで竿を作ってやると熱中してます。
ヨメと大物対決をしてましたが、結果は惨敗だったはず。


2015/08/12

自由研究

小学校に入学した上の息子は、初めての夏休み。
まあ、両親とも仕事で昼はいないので、児童館なんかに行ってるわけで
そんなに夏休みを満喫してるわけではありません。
私が子どもの頃は、朝からまさしく暗くなるまで外に行ったまま
遊び呆けてました。いい時代だったんだな。

初の自由研究、何にするか尋ねたところ、
「虫か生き物調べがしたい」
という話だったので、空知の沼巡りに連れて行くことにします。
実は、面倒なので先延ばしにしていたら、この日がタイムリミットだったので
焦って連れて行ったのが本当の話。

最初は、北村のふれあい公園沼
お手軽でいいかと思いましたが、いまひとつ生命感が薄い感じです。
そのうち、ヤンマを見つけたので捕りたい、と言い出しました。
オマエにはまだムリムリ、と馬鹿にしてると




ルリボシヤンマを見事に捕獲してちょっとビックリ。

ただ、ガサガサの成果は

 スジエビ

イトトンボのヤゴ

あと、ヨシノボリくらいの貧果に移動を決意。
得意の月形皆楽公園へ。
ヘラの方は不調とのことで、釣り人少なし。

ガサガサは好調でした。

 コオイムシ

 ミズカマキリ

 マツモムシ

 ガムシ

 エゾホトケ?

ヨシノボリ 

 ニンゲン

 ウグイ

 イトヨ

 ナマズ!

アマガエル

ハンモックを持っていって昼寝しようと思ってたのに、
呼び出されてばかりで全く寝れず。

それでも、いかにも夏らしい空知の夏が好きなんです。




2015/08/11

Yamame

ヨメのお食事会で、昼までしか釣りができなさそう、と迷いましたが
雨でずっと増えていた水が、だいぶ引いてきたので、
そこに引き寄せられ、川へ。

一気に水が冷たくなりました。
最近は、水がぬるくて渇水気味の方が好きです。
それは、フライでしか釣れないから、結果、いい釣りができることが多いという
セコい理由。

尺にちょっと届かない山女魚。



夏が終わる気配。

2015/08/06

鳳来鱒

前回訪れた川。
3年間も地図を見て、イヤらしい妄想をかき立てていただけに、
まだ見てみたい区間がたくさんあって、実際に釣りをして、さらに膨らんだ
妄想を確かめるべく、また足を運んでみました。

結構な区間を歩くことになりそうなので、脱渓地点と思われる支流の出口に
置きチャリをして、入渓地点へ。
暑くなりそうなので、ペットボトルを2本持って釣り上がります。

すぐに30cm半ばくらいの虹鱒が釣れました。
虹鱒という魚、私はなぜかこのくらいが1番好きです。
大きくなると、せっかくの可愛さが薄れてしまうので。


すぐに釣れたのはいいんですが、前回とは違い、なんとなく出が渋い。
毛鉤が合っていないとか、そんな感じでもないのにモヤモヤします。
渇水気味で水温も高そう。
少ない引き出しで色々試し、ピッタリ来たのが小さなニンフでした。


鳳来鱒、小さな魚はたくさん釣ったことがありますが、大きめのは初めて。
以前から感じていましたが、普通の虹鱒より引きが強いように思います。
手抜きなしで全力を出すイメージ。


なんだか妙な具合ですが、この魚を世に送り出した方の話では、
虹鱒の黒点を「気持ち悪い」と感じる消費者が多いので
黒点の無い虹鱒にも価値がありそうだと思ったそうです。
ずっと「蓬莱鱒」だと思ってましたが、「鳳来町」の出身だから
ホウライマスとのこと。

さて、脱渓地点の支流まで、ゆったり釣って6時間くらいかかりました。
道路に出ようと支流を上がると、なんと道路のすぐ手前に滑め滝があって
登れそうもありません。
ここまで来て、一度川まで戻るハメに。
2本のペットボトルは直前に飲み干し、暑さでクラクラします。
ウロウロと上がれそうな場所を探しますが、それも無駄に終わって、
確実に上がれる場所まで川を下らなければならないようです。
どうにか川を上がり、そこから自転車まで遠い道のりを歩きます。
1時間近く歩いて、ようやく自転車に辿りつき、車に戻るともう夕方。
朝、川に入ってから8時間も釣りをしたり、彷徨ったりして体力の限界でした。

が、
雷が近づいて怖かったのに、やっぱり夕方も釣ってしまいました。