車屋めぐり

車屋に行ってきました。

車には全く興味関心がなく、
「走ればいい。積めればいい。寝られればいい。」
としか考えていない私は、滅多に車屋なんか
覗いたりはしません。
ただ、そろそろ我が家の老車が走ることをやめるのではないかと
いう恐怖をそこはかとなくヒンヤリと感じさせる出来事が
続いたもので、それなら先手を打たなくては、と考えたわけです。
走れない車は、飛べない豚です。

中古で手軽に、と最初は考えてましたが、なかなかいいのって無いもんです。
実際に見にいくと、安いのは錆びてたり、車内がヘンな匂いで充満してたり。
それなりのは、それなりに高いし。
で、今日はディーラーを偵察してきました。

一軒目は、むかしむかし紡績機を作っていたあそこです。
子供のころ、「日本の偉人伝」で読みました。

駐車場で誘導してくれた若い娘は受付嬢だと思ったら、
なんと営業担当でした。
早速見積もりを出してくれましたが、説明が超カミカミです。
でも、いいんです。
ちょっと夏川純ﾁｬｿ似の極めてカワイイ娘でしたから全てゆるします。
なんなら
「値引き無しで買ってやる。」
とビッグマウス炸裂させて虚勢を張りたいところですが
ヨメに殺されそうなので、イメージトレーニングで我慢します。

次に行ったのも、同メーカーの別系列店。
こちらは、やんわりした方が営業担当。
工賃その他のお値段が、かなり良心的です。
が、売る気があるのかないのか。
まったく押してきません。
ギラギラした営業さんしか会ったことがなかったので
かなり拍子抜けしました。
新しい戦略なのか？


本日の結論。
どちらの店からも買えないなぁ。

一歩下がるココロ

昔から大和民族は、控え目であることを
美徳としてまいりました。
が、近頃は、亜米利加さんのゴリ押しや
チャイナさん的個人主義の世界的な台頭で
「それでは勝てん」といった論調がそこかしこで
聞かれる毎日。
それでいいのでしょうか？


今日の仕事帰り、いつもと違う道を通って見つけた
理容店。



300円という破格のお値段。
それにもまして、
「抜け毛を防ぎ、白髪が黒くなるかも。」

なんと控え目な表現でしょうか。
冷やかしでもなんでもなく、ほのぼのとさせていただきました。

案内的油子釣

先々週の釣行。

週末悪天候ループが延々と続く中、たまたま平日休みが取れたもので
以前からアブラコを釣りたいと言っていた友人のSean氏と海に出かけてきました。

ここのところすっかり気持ちが海から離れていましたが
この日はガイドなので、ちょっと気合いが入ります。
太平洋なら間違いなく釣れる、と言ってはみたものの、
あまり港内に入っていないことも多いのがこの季節。
磯に乗るのも潮が高いので、ちょっと迷います。
まぁ、考えるよりやってみる。

磯から釣ってもらうも、長竿がないと難しい様子。
私は、もしものヒラメ狙いでジグを遠投。
すると、フォーリングで持っていかれました。
首を振らずにゆっくり移動する、間違いなくヒラメの引き。
ドラグを鳴らしてなかなか上がってきません。
結構型いいな、と思って慎重に寄せましたが、それがアダになったのか
手前の昆布にラインを巻かれてしまいました。
昆布を引きちぎった時には魚ナシ。
そんなもんです。

試しに「チビでもいいなら」と勧めた場所で早速釣ってくれました。
それからはアタリも頻繁にあってそこそこ楽しめている様子です。
ヒラメの気配はすっかり消えてしまったので移動。
別の磯に行ってみます。

晩秋は大型がたくさん入っていた磯も、この季節はなかなか
反応がありません。
ずっと移動していくと、潮目らしき場所を発見。
潮目に沿って投げるとそのたびにアタリがあります。
大きくても３５㎝くらいですが、結構な数が釣れました。
ワームでアブを釣ったのは、かなり久しぶりです。
何でも釣れると楽しいな。

最後にも一度初めの磯へ。
遊びでヘビーテキサス大遠投をしてみると、はるか彼方で
アブのアタリ。
かなり大きい。
ゴリゴリ寄せましたが、手元で潜られおしまい。
スピニングのシーバスロッドじゃあ苦しい。
Sean氏は、アブの数釣りに成功して、
「ソイのほうが面白いかも。」と
言っていました。
なんとなくわかるかも。

Where should I go ?

釣りにはいい季節ですが、仕事がしんどくて行く気になれません。
釣りそのものも、ちょっと休んでみようと思ってました。
太平洋のヒラメやサクラをフライで、と考えてみましたが
今ひとつ心が動かず。
何か、もっと足元を見つめ直す、そんな時期のような気がしてます。

今週も自分の仕事上の瑣末事と、同僚の抱える人事ながら難題に
心が疲れました。自分のことなら逆に気合いも入るってもんですが、
人の抱えている事となると、隣でハラハラと見ているしかなく、
陰々滅滅とした思いがつのるばかり。

そんな訳で、この休みは家で子供の面倒見たり、ちょっと本を読んだり。
突然、ドラゴンボールが読みたくなり、深夜、ブックオフにチャリを走らせますが
思っていたより高いのにムカついて買うのをやめました。
洋書コーナーでマンチェスターの地図を見つけてなぜか購入。
でも帰ってきて思ったけれど、Google Mapでいくらでも見れるじゃん。

そのまま深夜の街を徘徊。
昔、何にもする事が無くてヒリヒリしていた頃に、トレーニングと称して
ガムシャラに登った坂道を、ひたすら漕ぎ漕ぎ、
高級住宅街を右往左往する。
幸い、誰かに見咎められて変質者扱いをされることもなく、
ipodのプレイリストを聞き終えて帰還。

気分よく走り回り、自転車を新調しようと
夢想したりして、いい気分転換になりました。

感動した

今、ウインブルドンの男子決勝が終わりました。
ロジャー・フェデラーが全仏に続いての優勝。
フルセットでの決着。
5-7　7-6　7-6　3-6　16-14
ファイナルセットは永遠に終わらないかと思いました。

スポーツを見ていて身体が震えたのは久しぶり。
一勝の価値が薄い、プロ野球とは違って
やっぱりトーナメントは面白いなあ。

Doves "Kingdom Of Rust"

爽やかな初夏の晴天にお出かけする時にこそ
じっとり低空飛行の曲を聴いてしまう天の邪鬼の血。


　The Greatest Denier