2011/07/30

ギラギラ

ひさしぶりにTOMIさんと釣りに行きました。
真夏ということで、少しは涼しそうなフローターで
ブラウン狙いです。

ところが、早朝は霧のたちこめる涼しい気配。
これは余裕だな、と日焼け止めを持たずに出航したのが
間違いで、程なく霧が上がると真夏の太陽が容赦なく
ギラギラと照りつけてきます。
昼を過ぎた頃には頭がクラクラ、腕は真っ赤でヒリヒリ。
それでも、そこそこ魚が釣れてくるので我慢できます。

何となく渋いながらも50㎝前後の魚が何匹か釣れ、
ここでTOMIさんからもらったお勧めフライに替えてみると
一発で出た魚は、相当な大きさ。
ギラギラ水中でローリングを繰り返します。
と、フッと軽くなり、もらったフライも無くなっていました。
歯で擦り切られたのでしょう。

なぜか水面直下の反応がよく、サイトで見えている魚を
誘って釣れた1匹。
P1080500.jpg

2011/07/29

市内の川 その3

朝だけちょっと釣りに行くことにしました。
このところのテーマである市内の川探索です。
今回は、子供の頃「つぼでんヤマメの川」と呼んで
チャリで遠征をかけていた川。
ちなみに「つぼでん」は、友達のあだ名。
彼が、小さいながらヤマメの爆釣に出会ったということに
ちなんで呼ばれてましたが、それから後はそんなオイシイ話に
出会うことはありませんでした。

何度か行ったことはありますが、虹鱒がそこそこいる印象です。

今回訪れるのは、20年ぶりくらいか…。
ずいぶん経ちました。

川は、こんな感じで全く爽やかさ無し。
ちょっと薄気味悪いです。
P1080449.jpg

入ってすぐに虹鱒君。
それからも小中学生の虹鱒君が次々顔を出します。
小さなこの川のどこにこれだけ隠れているのか。
とある深場を釣らずに眺めていると、ズラズラズラズラ
私の影を見て逃げていく魚の行列がしばし続くくらい。
そういえば、こんな虹鱒御殿が地方にもいくつかありました。
どの川も人の手が入って一見釣れそうもないところがよく似ています。

最近の市内の川は、どこも私が子供の頃より魚がいるような気がします。
私自身がちょっとはまともに魚が釣れるようになったことも
あるのかもしれませんが、それより「抜きオヤジ族」の高齢化による衰退が
大きいのではないかと考えています。
最近、都市部ではエサ釣りのみなさんもリリース率がそこそこ高いようです。
いいことです。

P1080454.jpg

2011/07/27

ホッとするような釣り

多忙を極めた7月も残りわずかになりました。
ただ、とりあえずのんびりしたくて釣りに行くことにします。
海は、釣れないとぐずぐず考え事をしてしまいますし、
この日はウネリが入っているらしい。
この間見かけて気になった小渓流に出かけてみることにします。

実はこの渓、まだ子供の頃に2度ほど釣りをしたことがあります。
その時は、友達と「ブレットン」や「セルタ」で
ウグイの入れ食いに大喜びしていました。
何だかわからないけど、やたらに楽しかった。

今ではすっかり開けてしまい、その頃の風景は、もうどこにもありません。

P1080432.jpg

何かは釣れるだろうと思いましたが、元気にイワナが飛び出してきました。
P1080429.jpg

下流に移動。
何が釣れるかわからないので、試しにデカフライで虹でも、
と期待しましたが、やっぱり釣れたのはイワナ。
P1080436.jpg

あちらこちらを徘徊しながら、
小さな川ばかりを巡りました。
フォールディングバイクが大活躍。
釣り上った後の下り道をゴロゴロと走って帰る爽快感。

最後の夕暮れは、小さな沢。
以前は虹鱒の川でしたが、たくさんあった堰堤に
魚道ができたせいでしょうか。
チビヤマメ王国になり、反面、虹鱒は激減。
そういうもんだよな、と夕暮れの道を戻ります。

P1080441.jpg

2011/07/25

こもれび

P1080415.jpg

朝からテニス。
結局、新しいラケットを注文しました。
最新のテクノロ爺とは如何なものか!?
物凄いのを期待してます。
テニスが終わったところで息子が様子を見に来ました。

2011/07/24

冒険

生まれて初めての冒険をよく覚えています。
虫網と虫かごを持って、真夏の暑い日に
親にも何も言わず、山まで歩いていきました。
確か、4歳だったような気が。
以前に親と見つけておいた樹液の出る樹には
大きなスズメバチ2匹とこれまた大きなミヤマクワガタのつがいが
いました。
刺されると死ぬかも…と思いましたが
幼い私は、命よりミヤマを選んだのでした。

忘れもしないこの樹です。
昔は、もっとずっと背が低かったはず。
P1080392.jpg

P1080397.jpg

2011/07/19

遠い真烏賊

昨年、どうにか1パイだけ釣りましたが、まともに
マイカを釣ったことがありません。
先週までは、ヤリイカ混じりでそこそこ釣れていたようですが
もしかするともう遅いかも…。
でも行ってみました。

ベタベタの海に向かって、エギを投げ続けまずが
何も起こらず。
テーラーの皆さんも全く釣れてないようです。
仕方なくワームに替えて30cm半ばのまあまあソイ。
そのうち、ワームをグーンと引っ張っていくイカのアタリが。
慌ててエギに替えましたが、それまででした。

しかし、ここであきらめずに朝は小樽へ。
今が旬の真鰯です。
こちらは、そこそこ釣れてくれました。
久しぶりに賑わう小樽の港を見た気がします。

P1080286.jpg

P1080283.jpg


帰ってからは息子と遊ぶ。
サクラマスとヒラメが釣れたそうです。

P1080296.jpg

2011/07/17

A train goes by

小樽市総合博物館、といっても鉄道記念館みたいなものです。
鉄男の息子のために年間パスまで買ってしまいました。
4回入れば元取れる。多分、大丈夫。

P1080277.jpg
「アイアンホース号」は、片道200mほどの距離。
歩いた方が早いです。構内を回るコースが欲しい。

P10802691.jpg
「国鉄」といえば、対面シート。
見ず知らずの人と対面しながら座るのは、子供心に
ちょっと恥ずかしかった思い出があります。
そんな記憶も凄い速さで後ろに飛び去っていく毎日。

2011/07/12

カンヅメ

この土日は、仕事で自宅にカンヅメです。
まあ、今まで手をつけてこなかった私が悪いんですが
なかなか手をつける気分にならなかった事情もそれなりに
あって、浮世の沙汰はむつかしいもんでございます。

別世界に1週間くらい旅でもしたいものですが
今年はムリだな…。

P1020991.jpg

Pizzicato Five "A Message Song"

少し前にNHKで元ボーカルの野宮さんが北海道の各地を巡る
番組をやってました。なんとはなしに見ていたのですが
あの、雨鱒の町の出身だったんですね。
ちなみに小西さんは、高校の先輩だったりします。
『渋谷系』なんて呼ばれてたあの頃は、ダサイ私にはちょっと
乗り越え難いカベを感じたものですが、曲は結構好きでした。
今となっては日本では忘れられちゃった感がありますが、
全然古さを感じないので、そのうち再評価されるんでしょう。

曲によっては、ほとんどが英語のコメント。
海外では、今でも人気ありますね。





2011/07/04

婆ちゃんちの裏

ヨメには祖母がいます。
これはいたって当たり前のことなんですが、
その祖母の家に遊びに行くと、裏がすぐ浜辺だったりします。
私の鼻が嗅ぎつけたところによると、何だか怪しい気配です。
以前から気になってたまらなかったので、それとなく義父に
尋ねてみました。
「アカハラなら釣れた。」
とのことです。
「ハモドッコ(ハゴトコ)くらいなら釣れるよ。」
と、要は全く期待できないらしい答えをもらったのですが
釣り場を嗅ぎつけることに関して、大きくハズしたことは
なかったと思い込んでる私は、思い切って調査をしてみることにしました。
実は、寝坊して近場で済まそうと思ったのが一番の理由…。

すっかり明るくなった浜に立つと、やっぱり何か気配を感じます。
希望としては、ヒラメ。
とりあえずはミノーを投げ込むと、すぐにアブラコが釣れてきました。
それからもアタリがあります。
次にかかった魚は、大きく頭を振ってバレました。
この感触は、あの魚だろう、と思っているうちすぐに次がかかりました。
P1080169.jpg

もう終盤かと思ってましたが、まだまだ銀ピカです。
サイズもそこそこ、よく引きましたが、ヒラメ用のバーブ付きトリプルフックで
大ダメージ。ここらへんがジレンマです。

またまた同サイズの1匹。
こちらは波打ち際で外すことに成功。
P1080171.jpg

それから頭を振らないでひらすら潜る魚。
ヒラメかと思いましたが、大きなアブラコでした。
P1080175.jpg

アブラコは高活性。ミノーで数匹出ます。

やはり、婆ちゃんちの裏は好釣り場でした。
ヒラメとアカハラとハモドッコが釣れなかったのが心残りです。

干潮で反応も少なくなったので、近所の港へ。

P1080177.jpg
やはりいるようですが、37と微妙サイズ。ヒラヒラとリリース。

それからは、50近いアブとの強烈なやりとりを楽しみます。
アブ魚影、思った以上に濃いみたい。
P1080179.jpg

前日の川がいまひとつ楽しめなかったのは、
釣れるとわかって釣ってたから。
何が出るかな?が全くわからない釣りは
やっぱり面白いかも。

2011/07/03

固まる

P1080143.jpg

40にして独り身、一生独身を貫くんだろうと周囲は勝手に
思っていた同僚釣り仲間が突如、身を固めることを発表し
職場は驚愕の声に包まれたのでした。
独身最後の釣行ということで、彼のリクエストにより
岩魚の渓に出かけます。
見たことのないような渇水で、無数の魚が足元から走るようなタフな状況
でしたが、そこそこ楽しんでくれたようです。

私自身にとって久しぶりの真水は、案内した手前もあり
いまひとつスッキリしないものが残ってしまいました。

P1080146.jpg

山車行列

P1080153.jpg

ヨメの実家に行ってみると、たまたま山車行列の日に当たりました。
ここぞとばかりに繰り出す若者の姿は、痛々しくもあれば微笑ましくもあり、
それを見ているオイラも年をとったんもんだと遠い日に思いを馳せたり。

P1080164.jpg