2007/11/30

どうにかこうにか

またまた仕事帰りのマメイカ釣りに行ってきました。
前々回は、10パイほど。
前回は、まさかの1パイ。
なぜか行く日は常連も嘆く閑古鳥DAY。
いるのに釣れない、ならあきらめますが、
何もできずの敗戦は納得いきません。

この日のために前日までに仕事を終わらせる
偽りの計画性を発揮してまで、
そこまでして仕事帰りに港に向かう。

港に到着。
恐ろしくダレていました。
地元の釣り人は、5時だというのに三々五々解散していきます。
水面は油のように重く静かで
生命反応が感じられません。
当然、誰一人釣れてません。
まもなく、突堤上は無人になりました。

どうして私だけが毎回こんな目に、と
いわれのない怒りがふつふつと湧いてきましたが
行き場のないままあきらめに変わりました。
仕方無しにソイに予定変更。

しかし、こんな日は、何を狙ってもダメです。
生命反応なし。

10時近くになり、横殴りの雪が叩きつけてきます。
これでダメなら帰ろうと、もう一度エギを放ってみると
重くなりました。
ドキドキしながら慎重に寄せるとバレる。
またキャスト、またバレ。
オレンジのエギには好反応なんですが、
なぜか抱きが甘くて身切れ連発です。
緑に替えると、しっかりと上がってきました。
ホッとします。
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それからは、誰もいない港で独りイカ。
潮の流れが、文字通り流れを変えたようです。
決して群れが濃くないのでポツラポツラなんですが
釣れないのと釣れるのでは大違いです。

結局、深夜の1時まで粘って、20パイほどの釣果。
マメイカも終盤のせいか、ずいぶん大きいものが混じっていました。
寒いしたいして釣れたわけでもないのに
奇妙に満足した日でした。

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小さいながらヤリイカも

2007/11/26

初冬

前日の晩は温泉に泊まる。
朝、一応海まで行ってみるが天気ぼちぼち波高し。
昨日の釣りの後では港で釣る気も起こらなかったので
ブラブラしてみる。

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ふくふく猫に会う

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よだれかけの赤が際立つ

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ものさびしいような、それでいて力強いような

2007/11/25

水平線

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kobaさんが、
「今年最後のアブ狙いかな。」
とちょっと寂しそうに語っていたので
最後にひと花と、先週開拓した磯に誘いました。
ここは、磯、というよりゴロタ浜。
見通しが良くて水平線を一望できます。
潮も動き出すベストな時間帯。
後は、どう釣るか。

定番のフライパターンでスタート。
先週のストマックをもとに、濃いオリーブで小さめのものを
巻いてきました。
キャストしていると大石の上から声が飛んできました。
振り返るとkobaさんのロッドがひん曲がっています。
見事な50アブでした。

そして、小刻みにリトリーブしていた私のフライが
大石の陰にさしかかるとひったくられました。
ロッドがバットから一直線になるような引き。
出てくる声は「やべぇー…」のみ。5回くらい怒鳴ったかな。
50には少し届きませんでしたが、満足の1匹。
前回は、フライなら何匹でも…と言ってましたが
実際釣ると1匹で恐ろしいほどの虚脱感。
もう十分満足です。
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その後、kobaさんは、もう1匹50を追加。
しかも以前から温めていた「カニ将軍」での釣果でした。
FF的に美味しいところです。
今回は、フライで釣ることの楽しさをあらためて実感。
それと、この魚がFFの対象魚として間違いなく
1級であることが確認できました。

あまり水深のないゴロタ浜は、フライ向きの
シチュエーションのようです。
場所開拓の余地はまだまだあるなあ。
と、これはこれからの楽しみ。

あの麻薬的な引きを味わってしまったからには
kobaさんの「今年最後のアブ狙い」が
かなり先延ばしされたことは間違いないところでしょう。

2007/11/23

Simon&Garfunkel : "Sound Of Silence"

最近は第二次S&G(というよりPaul Simon)ブームが私に訪れ
よく聴いてます。

いい曲にはいい歌詞あり。
歌詞と曲がマジカルに溶け合って
あちらがなければこちらもあらじ、と言える曲が
名曲の条件だと思ってます。

もちろん、Paul Simon の曲は名曲揃いなんですが
昔から納得いかなかったのが、
"Sound Of Silnce"
彼らを代表する曲なのは知ってましたが、アレンジが
何とも安っぽい気がしてどうにも好きになれませんでした。
歌詞は、暗くトンガってるのに、能天気な音がどこかから
混入してきて、まさにミスマッチ。
調べてみたら、それにはこんな経緯があったとか。

全然売れなかった1stアルバムにガッカリしたPaulは、
イギリスに渡る。(そこで"Paul Simon Song book"を録音)
その間に勝手にプロデューサーが、地味なアコースティク
バージョンだった"Sound Of Silence"に流行りの音を
オーバーダビングしちゃって、結局それがブレイクしたとのこと。
で、Paulは、ずっとその巷に出回ったバージョンのことを
面白く思ってなかったらしい。
実際、アコースティクバージョンを聴いてみると
この曲の歌詞にちゃんとフィットしてる。と思う。

"Sound Of Silence"

2007/11/18

母さんが言う。こういうパーマは変だと…

仕事で疲れていたのか、頭に「空耳アワー」
浮かんで離れなくなりました。

静かの海

朝4:00、出かけようと思い中山峠のライブカメラ映像をチェック。
ツルツル。寝る。
8:00に起きてダラダラ出発。
この日は、新しい磯探索。
ほんとうならフライで狙いたいアブだけれど
魚がいるのかどうかわからない新場所では
疑心暗鬼に陥りそうなので、久しぶりにルアーで釣ってみる。
魚がいるなら、今度フライで、という二段構え計画なのだ。

昼から入ってみるが、しばらくアタリもない。
定番のパルスワームをやめて、ホグのグリーンパンプキンを
なんとなく。
するとすぐにアタリ。
どうやり魚はいるようです。
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それからは、アタリも頻発してどんどん釣れる。
40㎝半ばから黄色い50㎝オーバーまで。
1匹だけ持ち帰って料理した時、わかったのは
腹がパンパンになるまでカニを喰っていたこと。
これが、色も形もバルキーパワーホグそっくりだった。
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7、8匹釣って最後にこの日2匹目の50㎝。
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この先も磯は続いていたので、粘ればまだまだ釣れそうだったけれど
すっかりお腹一杯になったので終了。
ルアーで釣ると、あっというまに満腹になるのがちょっと残念。
フライだったら、いつまででも釣ってられるのになあ。
それから場所変えしてkobaさんと合流。
先週はソイがいい感じで釣れたので、かなり期待していたの
だけれど、なんだか海がノッタリしていてイキが悪い。
心配通り、カジカの他はチビソイぽつぽつ。
その後も雨の中2人で粘るも状況好転せず。
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kobaさんは朝まで粘ったらしいけれど、私は0:00でギブアップ。
こればっかりはどうしようもありません。

2007/11/14

マメマメしく動いてみましたが…

ヨメが用事で小樽に行くという。
これは、と仕事帰りに迎えに行きました。
もちろんエギ道具持って。
日曜は、爆発したらしいマメイカ。
1時間くらいしか時間はないけれど
10パイくらいはいけるんじゃあ、と
楽観的な読み。

しかし、現地に着くと
並んだ釣人があまりの反応のなさを嘆いて
中には店じまいをしている人もいる真っ最中でした。
そんな日もあるさ、とたった1パイのマメイカを釣っただけで
ヨメを迎えに行きました。
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2007/11/12

Television : "Marquee Moon"

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長らくCDケースだけが空しく残っていました。
というのは中のCDがないから。
昔、友達と外でラジカセ大音量で焚き火囲んで酒飲んだ
ことがあって。その時に熱くなった友達が暗闇に
フリスビーよろしくCDくるくる投げたんじゃあなかろうかと
疑っていますが証拠がないので定かではありません。
とにかくどこにいったのかわからないまま。
LPならありますが、ipodに入れられないのが不便なので
アマゾンで買いました。
ところがなんと新品800円。びっくりです。期間限定なの?
しかし中身だけ買ったわけではないので、
結局またケースがひとつ余ってしまいました。
欲しい人がいれば、CD-Rを入れてプレゼントします。

ちなみに曲の方はNYパンクの大名盤ですから
説明するまでもなし。
何回聞いても聞いても聞いても聞いても素晴らしいっす。

Marquee Moon

2007/11/11

幻のサケ

サケと言ってもアルコールじゃなくシャケ。アキアジです。

キャプテンのお誘いで噴火湾のサケを釣りに行きました。
フライじゃあ無理ってことで、釣具屋でルアーを購入。
50gのスプーンを使う釣りは想像もつきません。
だいたい、岸釣りでもルアーで狙ったことは一度もないので
全くどんな釣りかイメージができないまま到着。そして出港。

ところが、この日は天候が悪化の予報で、沖に出ると既に
かなりの風がついています。
結局、何もできずにUターン。
岸目でアブ狙いに変更。
最近は激シブとのキャプテン情報通り、反応が全くなく、
それならとそれなりの釣り方に変えてすぐに2匹。
まだ産卵が終わっていないので、渋いようです。
とりあえず50は超えたので満足すると眠気が。
不眠で走ってきたので耐え切れなくなりました。
岸にまで風が追いついてきたので終了。
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午前中でキャプテンに別れを告げ、途中の港で釣ろうと思いましたが
あまりの強風に面倒くさくなり、寝る。
目が覚めるともう真っ暗です。何時間寝たのか…。

しかたなくソイでも釣ろうと始めてみると、
潮回りが良かったのか1時間ほど30㎝前後のサイズが
入れ食いとなりました。
外海からさしてきたらしく、色白の美形です。
太平洋のソイは、日本海のものよりずっと引きが強い気がします。
強い潮に揉まれているせいかな?
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新しい毛鉤が絶好調。
パターンは、長めのリフトかリトリーブからのフリーフォールです。
ここぞというところでフォール。
集中して見ているとラインにアタリが必ず出ます。
このパターン以外は全く反応無し。

いつも思いますが、ソイは、その日のパターンに
かなりうるさい魚のようです。
同じ場所でもパターンが日替わりで変化します。
「釣れない、魚いない。」と言う前に
やることはたくさんあるはずです(もちろんルアーでも)
パターンによって釣れるサイズも変わります。
そこがこの釣りの面白さだと思ってます。

低気圧のせいか、そんなに寒くありませんでしたが
温泉入って帰りました。
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2007/11/05

帰りも寄り道

帰りは暗くなっちゃいました。
また寄り道。
潮が動いてないので、なかなか水面を割らず
仕方無しにチャーリー君のお世話になりました。
コイツらは、なかなか面白いやつです。
そしてカワイイ。
フライを見に来てジッと考えてるところなんて
たまりません。
なんというか猫っぽいな。

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2007/11/04

チョイと

ヨメが実家に帰るので乗せて行きました。
夕暮れ、途中の港にちょっとだけ寄り道。
フライdeアブは、ひとつパターンを確立できました。
あとはフライにバリエーションが欲しいなあ。

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