2016/07/31

現身の空蝉

昨年、密かに夕暮れ過ぎた公園に息子と何度も出向き、懐中電灯片手にうろつきましたが、もう
時期が遅かったのか、1匹も捕まえることができなかったのが、蝉の幼虫です。

いる時にはそれこそ掃いて捨てるほどいるものですが、難しいもんだ、とあきらめました。

花火が始まる前、公園で抜け穴を見つけてので慎重に探っていると、ついに息子が抜け殻ではない、中身の詰まったヤツを穴の中に発見。
ただ、家まで持ち帰る途中で間違いなく羽化が始まってしまいそうなので、保冷材の入ったクーラーボックスに入れて、活性を一時的に下げることを試みます。失敗したら可哀想…と帰宅後すぐに見てみると、冷え冷えの体でゆっくり動いているようです。とりあえず低温作戦は成功。





久しぶりに見る蝉の羽化は見事なものでしたが、残念なのは、あんなに楽しみにしていた息子が早々と寝てしまったこと。


2016/07/30

さよならナマズちゃん

昨年、長男の自由研究
「ぬまのいきもの」
作成の際、捕獲されたナマズちゃん。
捕まえた時は、3cmくらいでオタマジャクシと間違えるところでした。


その後、我が家の金魚と一緒にスクスクと成長し、あっという間に金魚を追い越して30cm近い「尺物」となってしまい、金魚たちから手狭なことを訴えられたので、生まれ故郷の沼にお帰りいただくことになりました。




放流式は、あっけなく終わり、


新たな獲物は特にこれといって見つからず


2人でソフトクリームを分け合ったり


ガチャポンで鯉の餌を買ったり


大きな音は苦手なようです。

2016/07/28

渚滑川2

かつてない透明度に胸躍らせましたが、無情にも夜半の雨。
それほど激しいわけではありませんでしたが、本流はうっすら濁り、ドライでの釣りは無理そうです。
濁りのない場所を探して、支流に入ってみます。


雨にこそ当たりませんでしたが、湿気に川から蒸気が立ち昇ります。


小さいながらもオショロコマが釣れました。
小学生だった私が生まれて初めてオショロコマを釣ったのもこの川でした。

オショロコマの写真を撮っていると、気配を感じます。
顔を上げると、川向うからシシ神様がじっとこっちを見ていました。
全然逃げずに、逆に近寄ってくる様子があったので焦りましたが、そのまま森に帰っていきました。



もう夏も終わりが見えてきたなあ…。

帰りはあちこち寄り道して、釣り旅終了です。
もう1日遅かったら、雨でどこも釣りにならなかったでしょう。


2016/07/27

渚滑川1

思えば夏の行事として欠かさずに行っていた渚滑川。
フライ初心者でも虹鱒が釣れてくれる川は、そう簡単には見つけられないので、そのありがたさが身に染みていたのですが、昨年、一昨年と雨にやられて釣りにならず、訪れることができませんでした。一度濁りが入ると一週間は釣りにならないところがタイミングの難しさ。

今年は、二年ぶりにチャレンジしてみました。

着いてみると、今まで見たことがないような透明度。
いつも、うっすら濁りが入っている印象でしたが、こんなに綺麗な川だったんですね。

魚はたくさんいて、放流物でしょうが、普段はフライでの釣りをしない友人にもしっかり釣れてくれました。やはり、釣れるか釣れないか、その差は大きい。


早朝にひと雨あったのが良かったのか、たくさんの魚がライズをしていて、尺虹を釣るのが楽しい。虹鱒は、小さめのが好きなんです。




それにしてもずいぶんと歩きました。
帰りは上の道を戻りましたが、何か所も熊のウンコがあって、ちょっと怖かったかも。



2016/07/26

噴水


夕方から近所の公園散歩。
棒を噴水に向けて滑らせると、突然吹き飛ばされることを発見してパンツまでビシャビシャになる。



2016/07/24

連戦

昨日は、息子の突然のアレにより、撤退を余儀なくされてしまいましたが、昨日の川の続きを釣ってみたいとの思いは抑えがたく、行ってみることにします。
しかし、ダラダラ準備しているうちに息子たちが目を覚まし、出発のきっかけを逃し、仕方なしに
「君たちも行くのかね?」
と聞くと、当然のように行くとのこと。
まあ、彼らを公園で遊ばせている間に釣りをさせてもらうことにします。

公園と釣り場が近い場所を悩んだ結果、ここらへんかな、という場所を決定しましたが、なにせ初めての釣り場。降り口がわからずに右往左往して、川に降り立つまでに30分もかかりました。

実は、尻別川で山女魚を真面目に狙ったことが今まで一度もありません。
人が多くて、難しいのでエキスパート向き、というイメージが先行し、なかなかやってみようという気になりませんでした。昔、ウェットで虹鱒を狙っていた頃は、たまたま釣れちゃった感じで尺近い山女魚を何匹が釣ったことがありますが、狙って釣るのと釣れちゃったのではずいぶん気分が違います。

ところが、降りてすぐに岩陰でライズを発見。何度か流すと意外にもアッサリ、尻別山女魚が釣れてしまいました。それからもポツポツと、それなりのポイントからは必ず顔を出してくれます。
一番大きいので26cmくらい。でも、魚が太いからなのか、素晴らしい引きで岩陰に潜り込み、リーダーがゴリゴリ鳴ってドキドキさせてくれました。



可愛くて綺麗な虹鱒も何匹か。

大場所がかかった魚は一気に走り、間違いなく尺山女魚だと真剣にやりとりします。


尺は尺でも岩魚で力が抜けます。綺麗な魚なんですが。

重い流れにヘトヘトになって子供たちと合流すると、遊んでいた公園に無理やり案内され、遊びを強要されました…。疲れた。


2016/07/23

水汲み

暑くて水の消費が激しいので、水汲みに行くことにしました。
ガソリン代考えると買った方が安いかもしれませんが、家族で出かける理由にはなります。

朝、息子が勉強机に座って、熱心に何かやっているのを見ると


トルーパーの一個師団が隊形を着々と整えているところでした。まあ、勉強してるとは思わなかったけど。

喜茂別にある公園でトンボを採り…




京極の噴き出し公園に到着。
天気がいいだけになかなかの人出です。


お昼は、公園内にある「噴き出しガーデン」でジンギスカンを食べることに決めてました。昔々、私が子供の頃、父に連れられて釣りにきた時、ここでジンギスカンを食べたことが何度かありました。あの頃は、下に釣り堀があって、虹鱒と大きなイトウがいて、でも、公園は今よりずっと小さくて素朴で、そんな記憶があります。

ジンギスカンの味はあんまり覚えてないんですが、店内は、何一つ変わってないのでは?


そして 店を出た真正面の斜面に大きなキノコを息子が発見。
間違いなくアカヤマドリです。
息子は、ずっと見つけたがっていたので舞茸よろしく小躍りして喜んでます。


実物は、長さ10cmほどありました。後で美味しくいただきましたが、ほぼ、ヤマドリタケ(ポルチーニ)と同じ風味です。


その後、溺れかけたカナヘビを救出。

息子が釣りをしたがっていたので、尻別川を見ますが、重い流れに立つだけで、クルクルと息子は流されていきそうです。昔、ジンギスカンを食べた頃によく通っていた支流を見に行くことにします。
この支流、私が高校生の時くらいにすっかり護岸され、それまでたくさんいた魚がほとんど姿を消してしまいました。それからすっかり足が遠のいていたのですが、最近はチラホラ釣果を聞くようになっています。

久しぶりに訪れると、護岸がだいぶ荒れて木が繁り、ボサボサの川になっています。これなら魚が戻っているかも。入れそうな場所を見つけ、息子に釣りをさせてみます。


入ってすぐに大きめの岩魚が釣れました。




しかし、それからすぐに息子のウェーダーに大穴を発見。車に戻ります。
これは、チャンスと自分のフライロッドを持ち出し、今度は私の番です。


これまたすぐに岩魚が釣れて、魚はたくさんいるようです。
オレンジ色の腹は、ここの魚の特徴でした。
まだまだ釣るぞ、と川を上ろうとすると呼び出され、下の息子がウンコをしたいとのこと。ここでできないのか?と聞きましたが、予想通り無理とのことなので文明社会に大急ぎで戻ることになりました。


2016/07/20

仕事帰りのわが街川 4


仕事が終わって、こんな流れで釣りをして、釣れるのが何でも私は満足です。


最近はウグイにやさしくなりました。


2016/07/18

マンネリ打破2

天気が冴えませんが、どうにか大雨にはならなそうです。
最終日も未踏の渓を目指します。

まずは、民家の裏の川。
水はチョロチョロ、でも綺麗です。最近は、こんな感じの川が好きです。歩くのも釣るのも楽。楽なのが一番になってきました。年なんでしょう。



釣れる岩魚のサイズが小さいのが気になったのですが、ここも山女魚がブイブイ言わせています。
岩魚ファンからすると、山女魚がいない方が快適かつ楽しく釣りができちゃうんですが。


この次に見た川も岩魚がいました。ちょっと熊が怖いので、ひとりじゃない時に来てみます。

2016/07/17

マンネリ打破

このところ、ヨメの実家から行ける川は、ほぼ行き尽くし、さらに海はシーズンオフ間近。
というわけで、思い切って行ったことのない川を目指します。

周辺は人気河川。林道を上って上流域を、と思いましたが訪れる人も少ないのかイタドリが道を塞いでます。ナイフを振るってイタドリを刈り取り、どうにか上流域に到着。
熊熊度数86、というところでしょうか。今すぐ危険は無いけど居るのは間違いなさそう。


岩魚の川を期待してきましたが、源流近くまで山女魚の川のようです。小さなウグイまで群れています。


岩魚も釣れますが、あんまり大きくありません。瀬の一等地は山女魚に占拠されているようでした。
大きなのは期待できませんが、白っぽい川底のせいでどの魚も透き通るような美しさがあります。まだまだ流域は広いので、次はお盆の帰省で探ってみます。

2016/07/16

鴎島

三連休は、もう子供たちが勝手に決めていたので思考を停止してヨメの実家へ。
ただ、さすがにマンネリなので、今回は家族で行ったことのなかった江差に行くことにしました。



天気も良く、鴎島の散策はゆったり楽しめました。
ブリにちょっと期待して道具を持っていきましたが、ただ1人、釣りをしたいた方に聞いてみると
「サッパリです…」
とのこと。もう時期を過ぎてしまったようでした。


アメフラシの産卵時期らしく、大物多数。