2006/08/31

リトリーブ

ひとしさんのブログでも話題になり、
意見の分かれるところが難しくもまた楽しい
ヒラメのリトリーブについて。私も考えてみました。

一般にヒラメには、二種類のリトリーブが効果的と言われています。
・タダ引き
・リフト&フォール
どちらが効果的か、という類の話は野暮ですし、好きではないので、
あくまでも私の経験の範囲内でお話します。

私の場合最近もっぱらタダ引きです。
理由はふたつ。
なんとなく止めたりすると見切られそうな気がすること。
昔読んだ雑誌にも「ヒラメに余計なアクションは不要」と出ていたこと。
雑誌の記事を100%信用しているわけではありませんが、
そこに至るまでには何か一理あるはずです。
たまにリフト&フォールも混ぜますが゛、タダ引きの方が口を使ってくれる
確率は高いように感じています。
もちろんリフト&フォールでも釣ったことはありますし、今までの最長寸は、まさしく
それで出ました。

それから、前回の釣りでは、面白いことがありました。
タダ引きの途中で、私は底との距離を測るためにリトリーブを止めてフォールさせます。
カウントをとれば、リトリーブしているタナが(ある程度)わかります。
喰わせる間を作る、というような意味合いは一切ありません。

釣り始めてすぐ、リトリーブ途中にトトト、というごくわずかな感触がありました。
アタリではなく、多分、魚が追ってきて当たっている感じです。
あまりに微細なので、あきらめてフォール。
底に着いたか着かないかは定かではありませんが、糸フケを取ると、もう魚がかかっていました。
初めてのことなので、珍しいな、と思っていましたが
その後全く同じパターンで2匹目。
アタリは一切手に伝わってきません。
細身のPEを使っているので、滅多にないことです。
その後、ジグミノーでも、底に着いたルアーで軽く底を切ったその瞬間に小さなアタリ。
想像ですが、フォール→着底めがけてダッシュしてきた魚が、その後のアクションにリアクションバイトしたものでしょう。

この場合、リフトはしていませんから、リトリーブ&フォールとでも言いましょうか。
この日は、このパターン以外では口を使ってくれませんでした。

こうなると、タダ引き・フォール、どちらが効果的とは一概に言えません。
自分で頭からパターンを決めてかからずに
その日の状況によって、どんなリトリーブが1番効果的なのか、
考えながら、探りながら釣ることが大事なのではないでしょうか。

眠くなったので
つづく

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