2006/09/01

リトリーブつづき

フォール直後にすぐ喰ってくる他に、ヒラメは意外に長い距離を
追ってきているのではないか?と思わせられる場合もあります。
ずっとモヤモヤした感触がラインに伝わってきて、
足元で最後にプルッと。
そんな時には、不用意なストップやフォールは逆効果の場合が
あるかもしれません。
これは鱒でよく見かける光景ですが
大きな鱒がフライを追ってきて、その光景にビビってついつい
手が止まって。
そして魚はツツィーと去っていくという…。(寂しい)
そんな場合は、スピードを変化させずに足元まで引っ張ってきたり
逆にスピードを上げたりしたほうが効果的なようです。

それでは、底近くをひたすら横に引いてくることがベストか、
というと、それだけでは足りない要素もあると思っています。

ただでさえ確率の低い釣りですから、
どうにかして魚の目に触れる機会を多くしていくことが大切です。
底にべったり貼り付いて、上を見ているヒラメのような底物にとっては
底に近づくと、どんどん視野が狭くなります。
逆に水面近くは、かなり広範囲の出来事が目に入ってくるはずです。
そういった意味で、ヤル気のある魚を呼び寄せるためには、
縦の動きを織り交ぜた方が効果があるのかもしれません。

このへんは、あくまでも想像の域ですが。
img046.jpg


実際にうまくいったのは、ヘビーサーファーを使って
リフトを2、3回繰り返し、横のタダ引きに移行した瞬間に
釣れた1匹くらいです。
まだまだ検証不足は否めません…。

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