2010/07/02

最後の願い

明け方、妙な夢を見た。

なんだか眼の調子がよくないな、と鏡を見ていると
まぶたが重く垂れて目が開かない。
そのうち、口角もダラッと下がってきて、自分で動かせなくなった。
これは間違いなく頭をやられたな。血管が詰まったか、切れたか、
どちらにしろ長いことはないだろう、と判断して
ヨメに119番するように話す。
最後に何をしよう、と妙に冷静に考えてから、
息子を呼んでもらい、抱き上げて、
「せめてこの感触を忘れないようにしよう。」と
思っていたら目が覚めた。

息子を抱き上げた重さや柔らかさがあまりに生々しかったので
一瞬、現実なのか夢なのか判断しかねてからホッとして
また眠った。
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