2010/07/11

祖父の教え

先週のバラシでかなり頭にきたヒラメ狙いですが、
この日は予定されていた息子の運動会が雨で流れ、翌日に延期に。
てな訳で、午前の中途半端な時間からポッカリ空いてしまいました。
潮時を見ると、朝イチ暗いうち以外は、ほとんど期待できそうもない
潮回り。
今さら出ても、昼過ぎになりそうなので若干、躊躇はしましたが、
気がつけば、結局出かけていました。

覚悟はしていましたが、ほぼ予想通り、何事も無さそうな気配の海。
昼過ぎから夕方まで、本当に何事もありません。
仕方ないので、ガヤを狙ってみます。
今まで、昼間に狙ったことはありましたが、その時はあまりに極小サイズしか
釣れず、そんなものだろうと思っていました。

暗くなった海に3.5gのジグヘッドと小さめのワームを投げ込んでみます。
しかし、しばらく音沙汰なく、ガヤさえ相手にしてくれないのかと
あきらめかけた時、やっとビビビと魚信が伝わってきました。
昼間と違って、20㎝くらいのいいガヤです。
どうやら、夜はかなり岸近くのシャローに集結している様子。
それからは群れに当たったのか、次々と当たってきます。
ほぼ全て、計ったような同サイズ。
渋くなって、ワームを替えるとまたアタリますが
明らかにスレてくるのがわかります。
35cmくらいのソイも混じってきますが、今日の狙いは
ガヤの数釣りということで、ひたすらガヤ狙い。

実は、私にとってガヤという魚の味は、かなりの高評価です。
正直、クロソイの味は、少し匂いがあって、パサッとした大味で
あんまり美味しいとは思えませんが、
ガヤのきめ細かくしっとりとした身は、煮付けにすると最高です。
以前、祖父が漁師をやっていたという友人の話では、
魚を煮付ける時には、必ず鍋にピッシリ魚を並べないとウマくない、と
言われていたそうです。
以前から一度、そんな煮付けをしてみようと思っていたので、大好きなガヤで
チャレンジしてみようと思い立ちました。

必要十分な量のガヤを釣ることができたので、最後にちょっとヒラメ狙い。
ところが、ソイがガンガン当たってきます。
ソイを避けるためにハードルアーを使ってみると、さらにサイズアップした
ソイが、ガンガン。
30㎝を超えるソイを何匹か釣ったところであきらめました。
ソイ狙いだったら嬉しいところなんですが。

帰宅してから、早速「ガヤのピッシリ煮」を作ります。

P1050394.jpg

日本酒をたっぷり入れて、白身魚なのでちょっと甘めの味付けにして、
いい感じに仕上がりました。
多過ぎるかな、と思いましたが、家族からも大好評のうちにあっという間に
売り切れ、さらにガヤ評価はアップ。☆ひとつ追加です。

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