2008/01/28

過ぎ去る日々、そしておやき屋

土曜日の大雪のせいで、出かける気がおこらず週末が過ぎました。
道路がすっかり狭くなって、近所のラーメン屋に行くだけでひと苦労。
やっと1月が終わるので、あと1ヵ月の辛抱です。

最近、どうにも食べたくてしようがなくなるものがひとつあります。
それが、小樽・桔梗屋さんのおやき。
桔梗屋といっても、美少女だけどちょっとイジワルな弥生さんが
看板娘のあの店じゃあなく、爺様と婆様がゆったりまったりと
おやきを焼く、昔ながらの店。そんな感じでした。
パリッと焼けた皮の中には、こってり甘い餡や卵たっぷりの
黄色いクリームが入っていて、これもまた昔風。
それが美味しい。
店には入れ替わりで常連らしき客が来て、
おやきが焼けるのを順番に待っていたり。

なんとなく通りがかった時に見つけて、
それからはすっかりお気に入りとなりました。
ところがある日、店をたたんだらしき気配が。

爺様も婆様もかなりお年を召してらっしゃいましたから、
そろそろかな、と覚悟はしていました。
それでも、時折むしょうにあのおやきが食べたくなるのです。

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   ありし日の桔梗屋さん。今はテナント募集の張り紙が泣かせる…

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