2013/05/05

チェリー

これだけ寒いと松前の桜でさえ凍えているのではないでしょうか。
この地では、いったいいつになったら花見客がジンギグッズと酒を抱えて
円山公園に繰り出すことができるものやら、今のところ見当もつきません。

ところで、前の職場で釣りを始めたひとりが、どうしても桜鱒を釣りたいそうです。
この魚に夢やロマンをさして持っていない私は、そんなものかな、
と思うだけなのですが、それでも彼にはまだ難しいように思います。
投げて巻いて、それだけで釣れる時には釣れる魚ですが、
それ以前に、彼にはそのどちらももう少し修行の必要が感じられます。

それでも夢を見るのは勝手です。
浜から釣るとなると、それなりに投げる距離が大切ですから、
条件次第で可能性のある岩場に乗ることにしました。
何にも釣れないとイヤになりそうなので、ホッケだけは間違いない
場所を選びます。

前日の晩から現地入り。準備万端ですが、風が無いのにウネリが残っています。
予定通り、退屈しない程度にホッケが当たってくる展開。
私は、それだけでも十分楽しい。
彼はホッケばかりで不満そうですが、贅沢というものです。
そのうち、近場でハネがあったとの報告。
すかさず投げると、雨鱒君でした。


波がざぶざぶしている中、がんばった彼ですが、
残念ながら桜鱒を釣らせることはできませんでした。
「釣れないから燃えるなあ。」と前向き発言がシメの言葉。


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