2016/01/06

限界集落の年越し

ヨメの実家に帰っていた時。
釣りに行こうと夜明け前の道路を走っていると、
途中にあって夏の間は荒れていた神社の横を通りかかりました。
わびしいけれど、暖かい光の裸電球が灯っています。
この小さな集落には、学校も店もあったのだけれど、今ではどちらも閉まっていて、
過去にはそれなりに賑わっていたであろう神社には訪れる人もほとんど見かけません。
年越しの今だけは、雪をかいて、白熱球をわずかながらも灯しているのでしょう。
あと10年しても、この神社に灯を守ってくれる人は、果たして残っているのでしょうか。




4 件のコメント:

  1. わぁ~、同じ光景を喜茂別で見かけたことがあります。静内の先の内別では夏祭り。ああ~、、、
    限界集落、、、唐沢寿明主演のドラマで知りました。限界集落は限界集落のまま存在してほしいですが、何かを施さないと、やはり消えてしまうんでしょうか?都会から移住者を呼びこんだりとか、何か違う気もします。。。まぁ、こればかりは、そこに生まれ育った人にしかわからない事かも知れませんが。。。

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  2. 小さな神社ひとつを維持していくのも、それなりに人出と手間がかかるそうです。(町育ちの私たちは、出来あがったものしか目にしませんが) 今住んでいる爺ちゃん達が、その手間をかけられなくなった時が暮らしを維持していく「限界」なのでしょう。仕事さえ確保できれば住んでみたい人はいると思うんですが、そこが難問ですね。

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  3. Hiddenさん、先日はありがとうございます。遊びにきました!
    色々読ませていただきました。ボクには真似できない素晴らしい写真とガツガツ感がない釣りと日記。素直にいいな!と思いました。
    また寄らせていただきます。
    限界集落神社のショットは、悲しくもはかなくもあり、だけどここになくてはならない強い意志が守りびとから感じますねー

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    1. シュガーさん、コメントありがとうございます。子供が生まれてから釣りはすっかりガツガツできなくなっちゃいました。
      最盛期には結構な人数が暮らしていた場所の歴史や記憶がこのまま消えていくのは外の人間から見ても寂しいですから、そこに今でも住んでいる人からすれば尚更ではないでしょうか。

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