2009/01/09

磨耗

翌日は、kobaさんも出るとのこと。
久しぶりに一緒に釣りができそうなので、返す刀で出撃します。
ヨメはあきれながらも黙認。
なぜなら、週末はヨメ慰労のための温泉を予約してあるからです。

南風が入るとのことで、日中はそこそこ暖かくなりそうとのこと。
ラインを扱う感覚が狂うので、私はよほど寒くない限りグローブはしません。
朝は、昨日の海岸からスタート。
この釣りの危険なところは、行けば行くほど面白くなっていくところにあります。

波も流れもいい感じですが、昨日と違って反応がありません。
仕方なしに移動すると、やっと数匹。小さめです。

ここでkobaさんから連絡。
都合でこちらまで来られなくなったとのこと。

そこで今度は大きいのを求めてひと通りあたってみます。
潮も水の色もかなり理想に近いのに、どこにも魚の姿がありません。
誰に聞いても景気の悪い話ばかり。

結局夕方には、はじめの海岸まで戻ってきました。
あっという間にラインが持っていかれるような激流の中で
何匹かのアメマスがデカフライを追ってくれました。
この日はデカフライ用に作った#13、8.5m、タイプ2のラインを
9番ロッドで使ってみましたが、なかなかいい感じでした。
いつものラインより2g重いんですが、短い分、それを感じさせません。
重さが先端部に集中しているので、デカフライも楽々ターン。
フォルスキャスト無しでピックアップ即シュート、30mくらいでしょうか。
試しにアンダーハンドキャストをしてみても、同距離を飛ばすことができます。
超ショートヘッドなので、波や流れにも揉まれにくく
このパターン、海では結構使えそうな気がします。

P1000627.jpg

ところで、釣りを終えようとしている時になって、やけにコルクグリップが
ヌルヌルしていることに気がつきました。
夕暮れの薄闇で目をこらしてみると真っ赤です。
右手は小指を除いて全て血まみれでした。
どうやらラインを押さえる指が一筋の帯のように削れてしまったようです。
今までこんなことはなかったのですが、ちょっと思い当たったのはランニングライン。
今シーズン、リッジランニングラインを使い始めました。
あのナルトのような表面が、指の皮膚を削り取ったのでは?
次回からは寒くなくてもグローブを使う必要がありそうです。

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