2007/11/25

水平線

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kobaさんが、
「今年最後のアブ狙いかな。」
とちょっと寂しそうに語っていたので
最後にひと花と、先週開拓した磯に誘いました。
ここは、磯、というよりゴロタ浜。
見通しが良くて水平線を一望できます。
潮も動き出すベストな時間帯。
後は、どう釣るか。

定番のフライパターンでスタート。
先週のストマックをもとに、濃いオリーブで小さめのものを
巻いてきました。
キャストしていると大石の上から声が飛んできました。
振り返るとkobaさんのロッドがひん曲がっています。
見事な50アブでした。

そして、小刻みにリトリーブしていた私のフライが
大石の陰にさしかかるとひったくられました。
ロッドがバットから一直線になるような引き。
出てくる声は「やべぇー…」のみ。5回くらい怒鳴ったかな。
50には少し届きませんでしたが、満足の1匹。
前回は、フライなら何匹でも…と言ってましたが
実際釣ると1匹で恐ろしいほどの虚脱感。
もう十分満足です。
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その後、kobaさんは、もう1匹50を追加。
しかも以前から温めていた「カニ将軍」での釣果でした。
FF的に美味しいところです。
今回は、フライで釣ることの楽しさをあらためて実感。
それと、この魚がFFの対象魚として間違いなく
1級であることが確認できました。

あまり水深のないゴロタ浜は、フライ向きの
シチュエーションのようです。
場所開拓の余地はまだまだあるなあ。
と、これはこれからの楽しみ。

あの麻薬的な引きを味わってしまったからには
kobaさんの「今年最後のアブ狙い」が
かなり先延ばしされたことは間違いないところでしょう。

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