2016/07/31

現身の空蝉

昨年、密かに夕暮れ過ぎた公園に息子と何度も出向き、懐中電灯片手にうろつきましたが、もう
時期が遅かったのか、1匹も捕まえることができなかったのが、蝉の幼虫です。

いる時にはそれこそ掃いて捨てるほどいるものですが、難しいもんだ、とあきらめました。

花火が始まる前、公園で抜け穴を見つけてので慎重に探っていると、ついに息子が抜け殻ではない、中身の詰まったヤツを穴の中に発見。
ただ、家まで持ち帰る途中で間違いなく羽化が始まってしまいそうなので、保冷材の入ったクーラーボックスに入れて、活性を一時的に下げることを試みます。失敗したら可哀想…と帰宅後すぐに見てみると、冷え冷えの体でゆっくり動いているようです。とりあえず低温作戦は成功。





久しぶりに見る蝉の羽化は見事なものでしたが、残念なのは、あんなに楽しみにしていた息子が早々と寝てしまったこと。


2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    同じことやりました!セミが脱皮する瞬間はなんて美しいことかと思いますよね。
    あの羽の透明感からの色が着いていく時間。
    あれは見たことのあるものしか得られない感動ですよねー

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    1. 昔は当たり前のように見てましたが、年のせいか、重みがありました。なにせ、何年も待ってたった一度のチャンスですからね。今度は子供たちに見せたいと思ってますが、チャンスがあるかどうか。

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