2006/05/30

検証してみる

室蘭では、毎日通ってるらしい、じいちゃんから
期せずして数々のアドバイスのお言葉をいただきました。

あんまり深く考えてるわけではなさそうでしたが(失礼)
経験から来ているであろうその言葉は、
その日の釣りである程度実証されました。

・早朝はダメ、日が上ってからがいい。
・夕方はいい。
・昨日は19:30にいい型のソイが釣れた。
・21:00を過ぎたらダメ。

「早朝がダメってことはないだろ…。」と
内心思っていましたが、やってみると全然ダメ。
日が高くなってから釣れ始めるという結果が出てしまいました。
昼は竿を出しませんでしたが、
その後再開すると、夕方16:00~17:00にアタリが集中。
それを過ぎると、またアタリが遠のきました。

ちょっと不思議に思ったので、潮の動きを見てみました。

shiodoki.jpg


見ての通り、太平洋の大潮ですから、潮位差が非常に大きくなっています。
実際、釣ってみると早朝4:00頃は、潮の流れが目に見えて、
シンカーが底を捉えられないくらい。
潮時表で見ると、下げ五分といったところでしょうか。

その後、私には釣れませんでしたが
ブラーの人がアブラコを立て続けに上げていました。
時間は、6:30くらい。下げ止まる直前です。
またまた反応がなくなり、小休止。
8:00~9:00くらいの間に、アタリが頻発しました。
ちょうど潮が上げ始めたところです。

今までは小規模な漁港で釣ることが多かったので
潮は動いている方がいい、というくらいの認識しかありませんでしたが
太平洋の大きな港では、潮が緩む時間帯の方が
捕食のために魚が動きやすいということがあるのでしょう。

夕方釣れたのは、やはり潮の下げ始め。
前日ソイが釣れたと聞いた時間は、上げ始めです。
21:00近くになると、激流真っ盛りで、たしかに釣れそうもありません。
となると、次のチャンスは夜中の1:00~2:00頃でしょうか。

こう考えてみると、じいちゃんの素朴な話の中にも
これから役立てていけそうなパターンがありました。
潮については、場所やその時のベイトによっても
何がベストか変わってきますから、
ほんと、難しい要素だと思います。
そこが面白いといえば面白いところです。

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