2009/09/06

とある釣り教室

先月、突然友人から電話がかかってきました。
フライを教えろと。
なんでも、義理の弟がフライを始めたところえらく感動し、
もっと早くやっておくべきだった、と語っているのを聞いて
オレもやろうと思い立ったのだとか。

ついこの間、私のいとこを連れていきましたが、
彼は若いし、結構釣り慣れています。
コツを覚えるとさっさと自分でフライロッドを振り回し、魚をかけていました。
しかし、今回の友人は、最近はほとんど釣り経験無しということで…。
苦しい。

場所選びに悩みましたが、現在は旭川の単身赴任ということで、
中間地点の金山湖で待ち合わせ。
逃げ場の多い場所ですから、魚を釣ることには苦労しないでしょう。

しかし、当日は雨予報。
どうしても行きたいとのことだったので雨の中、
金山湖着。
豪雨に近かったので、しばらく様子を見ます。
とりあえずウグイでも、と思いましたが川に濁りが出てきたので
思い切って上流域まで行ってみます。

初めて入る場所でしたが、川幅も広くてロッドものびのび振れそうです。
P10300541.jpg

ちょっとお手本を見せるとすぐに岩魚が釣れました。
魚もたくさんいるようで、これならすぐに釣れそうです。

実際、彼はすぐに魚をかけました。
が、なぜか針が外れる。
次は、倒木の下から尺を超える魚が飛び出して毛鉤に喰いつきます。
が、これもなぜかスッポ抜け。
フックを点検しますが、何事もなし。

やはり、というべきか、なかなか魚の着き場が見つけられません。
だまっていると水深5㎝くらいのところにフライを落としています。
しかたがないので、左側に張り付いて1投1投徹底的に指示。
それからしばらく上ったところで、やっと一匹目。
小さな岩魚でしたが、彼はえらく感動していました。

この魚の濃さなら次もすぐに釣れるだろうと思いましたが
飛び出す魚をことごとく見逃しています。
気がつけば、釣れた魚は1匹だけ。
何よりポイントを選ぶ判断基準を伝えることが難しいなぁと
つくづく思い知らされた一日でした。

それでも、夕方には上手にポイントへ向けてキャスティングをしていたので
何度か経験していれば、きっといい釣りができるのでは、と伝えました。
マラソンにゴルフと忙しい友人ですが
気張らずにボチボチ続けてほしいものです。

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