2007/10/21

ホグバグ

雨も降ってましたが、忙しかった仕事の疲れで
ゴロゴロしてました。

昨年から色々作ってみた根魚フライですが、
やっと安定した結果を出せるようになってきました。
こんな感じ、ということで紹介してみます。

全体のイメージは、ワームのホグ系です。
巻き方は、デシーバーとターポンフライがヒント。
結構面倒ですが、簡易版をいくつか巻いてみたところ
やっぱり差がでる気がしました。

小さい魚には、簡単でもっといいフライがあると思いますが
そこそこデカイのには、今のところベストということで。



フックはTMCの200、キールにするのに都合がいいのでよく使います。
サイズは#4、これより小さいのも作ってみましたが、
素材のバランス的にこのサイズが良さ気です。
今回はオリーブ+オレンジですが、白、赤、黒ももちろん効果的です。
ただ、この色が今のところ一歩リードかな。

Pa200145.jpg
はじめにアンテナになるフラッシュを4本くらい。
蓄光のものを使っていますが、必要ないかも。
その後、ハックルを裏返しに4~6枚取り付けます。
広がるようにつけることで、ボリュームと動きが出ます。

Pa200146.jpg
ハックルの付け根にオレンジのハックルを巻きます。
これは「アーム」をフレアさせるため。

Pa200147.jpg
ラビットファーを2枚、2㎝ほどに切って左右対称になるように
取り付けます。これが「アーム」。ザリガニのハサミみたいに。

Pa200148.jpg
フラッシャブー(写真はミラージュだけど何でもいい)と
ラバーレッグを取り付けます。
フラッシャブーは、かなり長めに。フライの2倍くらい。
ラバーレッグはフライより短くないと絡むので注意。

Pa200149.jpg
マラブーをつけます。ここでは、ハックリングしていますが
そんな面倒なことしないで上下に束ねてつけてOK。
全体を囲むように。

Pa200151.jpg
マラブーの押さえにオリーブのハックルを巻きかぶせて、
最後に余った部分に熱収縮チューブを押し込んで、加熱収縮。
熱いうちにスレッドでリブを作る。
このチューブは、アイの回転防止に役立ちます。
この後、アイ(ここではブラスのもの)とV字のウィードガード
をモノフィラ10号で取り付けて、瞬接で固定して完成。

キールにしたいので、テールのハックルを少し下向きに
取り付ける(取り付け位置を後ろに)するとヨシ。
でかくてボリュームがありますが、ハックルもマラブーも
軽いので、濡れてしまえばそれほどキャスティングは気になりません。

1匹釣れるまでは、「フライで本当に釣れるの?」と
不安になりますが、これが結構釣れるんです。

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