とりあえず、息子の熱は下がってきたようで安心して朝出ます。
今日はのんびりできるかな、と村に着くと波も落ち着いてきたようです。
朝イチ、アメマスは釣れますがその後が続きません。
このところルアー縛りで釣りをしています。
釣れることは釣れていますが、何か「釣った」感の薄さに釈然としない思いが
ずっとありました。
投げて巻いて、それで釣れるのは、まあいいんですが、
釣りとして考えると、大事な何かが欠けているような、そんな気分。
明るくなってからは、まだ釣ったことのない海岸に移動します。
ゴロタの浅場は、ずっと釣りを避けてきました。
理由は簡単。根がかりが嫌だったからです。
ミノーで引いてくれば、あっという間に底を叩いてしまいます。
以前から、鱒はいるんだろうな、と漠然と眺めてきた場所なので、
ちょっと考えて、ジグミノーとしては軽いバードックを使ってみることにしました。
軽くて引き抵抗の少なさから、なんとなく頼りないイメージで長い事2軍生活を
強いられてきた、ちょっと可哀そうなルアーですが、動きも大きくて雨鱒に効きそうなイメージ。
本当はシンキングペンシルを使いたかったのですが、ワンダーやP3を家に忘れてきたので
その代用品です。
岸から30mほど投げて、水面近くをフラフラと泳がせてきます。
オレンジなので、着水からずっと目で追ってくると、突然視界から消えました。
ブリブリと元気のいい雨鱒は、50cmの半ばくらいでしょうか。
あまり見たことがないくらい太っています。
惚れ惚れと眺めて、久しぶりに魚の写真を撮ろうと石の間に入れると
器用に隙間から逃げて行きました。
同じパターンでもう1匹。
これも黄金色に輝く、いいコンディションの磯アメです。
場所選びからルアーの選択、釣れた魚まで、
狙い通りの展開に、ルアーで初めて満足のいく釣りができた気がします。
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