2日目、そろそろ増水も治まった頃かと今まで入ったことのなかった
下流域の様子を見ることにしました。
魚は少ないとの話ですが、もしかするとスゴイのがいるかも、と都合よく考え。
濁りはありますが、釣りにならないほどではありません。
が、結果としては、まるでダメ。メダカのような山女魚がほんのわずか
反応してきましたが、それも数えるほど。ウグイすら釣れません。
二つの川を渡り歩いてみましたが、どうも場所のせいというより、
急な増水で水温も下がり、魚の活動がフリーズしているのではないかと
考えました。降りそうで降らない、こんな天気の時は、なかなか魚が動かないものです。
疲れ果てて昼過ぎに戻り、昼寝をしていると、息子が「アナゴ釣りはいつ行くの?」
としつこく聞いてきます。実は昨年も一度チャレンジしましたが、雷雨に遭って
すぐに断念してしまいました。その時は、張り切っていた割に息子はすぐ寝ていたような記憶も。
夢うつつでわかったわかったと受け答えをし、面倒でしたが連れて行かないで
ずっと言われ続けるのはもっと面倒だったので、夕方、サンマを仕入れて
近所の港まで行ってみることになりました。
車で10分、自分の家がこんな場所にあれば、仕事帰りに毎日来てるな、
と思いましだが、それも釣れればの話。
時間は夕マズメ、場所は防波堤の先端です。これで釣れなければ
あきらめます。
すぐにアタリがあり、緊張感が走ります。
上がってきたのは、ドンコ。実は初めて釣りました。
最近は高級魚として出回っているそうです。
気持ち悪いとか言われる割に、カワイイ顔です。
それからは、小さな魚がいたずらするようにルミコの明かりが揺れますが
何も起こらず。
ただ、そのアタリが頻繁になってきたので、もしかすると噴火湾によくある時合いが
来たのかもしれません。
息子に竿を上げさせていると、何か来ているようです。
ライトで照らすと、ついにアナゴが現れました。大騒ぎになって写真も撮れず。
その後は息子は深夜の港で倒れ、干潮でアタリも遠のき、帰って寝ることになりました。
翌日、焼き肉をしたので開いて炭火で炙り、食べてみました。
ところが、何か魚くさくてそんなに美味しいものでもありません。
やっぱり寿司屋みたいに煮穴子にしたほうがいいのかな?
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