冷たい雨で釣りは中止。ゆったり毛鉤巻き巻きです。
前回の釣りで唯一といっていい働きを見せてくれたフライ。
どうしてこのフライだけが効いたのか、まだ見当もつかないので
とりあえず、
「これが効いたのかもしれない」
という要素をそれぞれ取り上げて、ひとつずつの要素を強調した
数本の毛鉤にしてみました。
この毛鉤の中に、特によく釣れる毛鉤が生まれれば
それが持つ要素が、根魚にとって不可欠とわかるはずです。
それと、今のパターンだと1本巻くのに時間がかかり過ぎるので
効果が変わらない簡略化バージョンを作りたいという
意味合いもあります。
プロトタイプのフライは、ホグ系のワームに似せただけだったので、
何も意味なんて考えていませんでした。
沈下姿勢や、アクション、ボリューム感などの要素に分解して
それぞれを強調したフライを巻いてみると、
そのひとつひとつが、昔からあるソルトフライによく似てきました。
ウィッスラーやデシーバーなど、古典的な毛鉤が
なぜ生き残ってきたのか、その理由がわかるような気がします。
シンプルで巻きやすい形でありながら、
その中に、強烈に魚を惹きつける要素を必ずひとつ持っている、
そんな針が、歴史の中を淘汰されずに生き残ってきたのでしょう。
沈下姿勢強調パターン。色は遊び。
期せずしてL'sデシーバー+ウィッスラーみたいな形になってしまいました。
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