2006/08/09

昆虫記

子供の頃は昆虫少年で毎日チョウやクワガタを
追いかける毎日でした。
そして、こちらではお目にかかれないレアな奴等を
図鑑で眺めてはタメ息をついていたもんでした。
今でもその名残があって、珍しい昆虫を見ると
ついつい飛びついてしまいます。
今回の旅では予想もしていなかった獲物を
手にすることができました。
もちろん全てその場でリリースです。

まずはセミ。
私が今まで手にしたことがあるのは
エゾハル・アブラ・エゾ・コエゾ・アカエゾ・ミンミン
です。
その他の種類も北海道にいるのですが絶対数が少なく
滅多にお目にかかれません。
真夏は彼らの季節です。

kumazemi.jpg
クマゼミ。メスでしたが。京都市役所の植木で捕獲しました。
あこがれていたセミだけにちょっと嬉しかったり。
すぐ横のベンチにいたホームレスの爺ちゃんがそれを見て
えらく喜んでいました。
しかし直後にこわそうな警備員に注意されました。

ninizemi.jpg
ニイニイゼミ。紀三井寺で鳴いてるのを捕まえました。
こちらにもたくさんいますが、高い木にしかいないので
なかなかお目にかかれません。
小さくてアワフキムシみたいです。

higurashi.jpg
ヒグラシ。メスです。
夜の自販機に突っ込んでいるのを捕獲。
これでメジャーなセミは残すところ『ツクツクボウシ』のみに
なりました。

しかし、私にとってのいちばんの「大物」は、こいつです。

tamamushi2.jpg
タマムシです。紀三井寺で飛んでいるのを見た時は
ありふれたアオカナブンかと思いましたが、よく見ると赤い色が
目に入る。
あわててヤブに飛び込んで帽子でキャッチ。
最近数が減って、なかなか見かけなくなっているそうなので
まさか生きている状態で見ることができるとは思っていませんでした。

tamamushi1.jpg
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甲虫ですが飛ぶ力が強く、地面に置くとすぐに
飛んでいってしまいます。
リリースして1分もしないうちにサッサカ飛んでいきました。

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