2006/08/20

及第点ギリギリ

前回、初めてハードルアーでヒラメを釣りました。
いや、初めてではないですね。
何年か前、浜から狙っていたときは、フローティングプラグやジグで
結構な数、釣りました。ひたすらソゲを…。
まともなヒラメサイズを初めて、ということに訂正。

実はもうひとつ気になっていたルアーがあります。
「シンキングペンシル」と呼ばれている種類。
トップのペンシルの沈み版です。
リップはありませんが、タダ引きでもグネグネ泳ぎます。
シーバスでは、バチ抜け(イソメの産卵行動)の定番と聞いてます。
なんとなく、ヒラメにも効きそうな気がしたので
元祖の「ワンダー」と重い「スライドベイト・ヘビー」を用意しました。

この日は潮が悪い。
朝イチもイマイチ。昼前がなんとか、という予想です。
しかも夕方は潮止まりに近いダラダラぶり。
1日を通じてダメでしょう、と理性では考えながらも
気がつけば行ってしまうところが既に少し病気かも。

朝はダメ。予想通り。
ワンダーは港で使うには少し比重が軽すぎます。
サーフなら十分使えそう。
そして昼前。
この日は全くワームには反応がありませんでした。
アタリすらありません。
ひと通りワームを通したポイントでスライドベイトを
投げてみると、あら不思議。1投目から釣れました。
しかし

P8190360.jpg

ソゲかヒラメか…?
一応、5mmだけヒラメになってるということで
シンキングペンシルで釣るという課題はクリア。かな。

それにしても、スライドベイトは
この後も2度、いいアタリを出してくれました。
リアクションバイトを誘ってくれ点で
活性が低い時にはワームよりも有効かもしれません。
これから研究の余地ありです。

この後もとにかくアタリが無い。
しかたないのでチビイジメをしたり
行ったことのない場所を探索したり。
P8190361.jpg


いいかげんあきらめたので帰ることにしました。
夕方は全く潮が動かず、釣る価値も無さそうだったので。
帰りにちょっとだけ港を覗いてみることにしました。
そこで意外なものを目にします。

まずは潮目を発見。
しかも、この潮目。私の見立てでは星4つの最上級です。
消えてしまう前に走りました。誰もいない港を。
ワームでは1投目からアタリがあります。
試しに魚道HSを投げてみましたが無反応。
またまたワームに戻すと、今度は乗りました。
が、バレました。多分、ヒラメでしょう。
そうこうしているうちに「星4つ潮目」は消えてしまいました。

他でアタリもなく、暗くなってきたので
潮目の消えたあたりでやってみます。
思いっきり遠投してふた巻き目くらいでおなじみのアタリが。

P8190364.jpg

いいサイズでしたが残念ながらワームです。
ハードルアーも使いましたがアタリもありません。
これは…昼とは逆のパターンです。
やっぱり捕食のスイッチが入った魚を
ピンポイントで狙うにはワームが有利?

ヒラメをリリースしてボンヤリ海を見ていると
風の無い水面を割ってバシャバシャと20㎝ほどの魚の群れが
飛び出してきました。
ボイルです。
チカやサケ稚魚のボイルなら見たことがありますが
これだけ大きい魚では初めて。
イワシでしょうか?
少し離れていたので、またまた走りました。誰もいない港を(笑)

その場に着いたときには何事もなく。
さっきボイルが見えたあたりにしつこく投げていると
コッコッという追いアタリの後に乗りました。
重い。先ほどの魚との比較からすると
ヒラメなら60㎝は優に超えていそうです。

慎重にやり取りをして、足元を見ると
あー

P8190368.jpg

デカイけど、君か…。
いつもならうれしいんですが。

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