2006/08/06

旅の記録(龍神~高野山)

龍神温泉では上御殿なる老舗の宿に宿泊。
歴史の重みを感じさせてくれる宿でした。

高野山は土曜ということもあって車がひっきりなしに
訪れます。
早々に退散。
しかし、どの建物もでかい…。
権力はなくとも、当時は物凄い財力があったことは
間違いないようです。
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和歌山まで北上して、修学旅行でも訪れた紀三井寺へ。
当時とは周辺の環境が激変していました。
高校生の頃は北海道では見られない
「ニッポン」の風景を強く印象づけられましたが、
今では日本中どこも同じ景色になってしまいました。
モスにローソンにケンタッキー。
広くてきれいな二車線道路。
これもまあ、仕方ないなと思いつつ、
どことなくさびしいよそものの勝手な思い。

しかし、寺の境内は、ほとんど昔のままでした。
茶店を見て、友人が「冷やしあめ」を飲んで
「マズイ…」と言っていたことを
突然思い出しました。
京都のような一流観光地と違い、
全然垢抜けていないのが逆に魅力です。
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なんとなくホッとして
帰りました。

あらためて思ったのが地方色がどんどん薄れていること。
紀伊半島の南では、まだまだ昔の風景が残っていましたが
それもいつまで続くんでしょうか。

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