前回、前々回の漁港では、釣れるには釣れましたが、フライボックスの底に
忘れられていた毛鉤でどうにか釣れただけの惨敗。
たくさんいるのになかなか釣れない、という場面設定は
ヘラブナと並んで私好みのお題です。
一生に一度の一匹を求めるストイックな釣りより、
見えてる奴をやっつけたいという俗な釣りが私には合ってるようで
久しぶりにワクワク感が味わえました。
次の機会を夢見て、自分なりの攻略毛鉤を何種類が巻き巻きしてましたが
どうしてもスカッドのパターンを避けては通れないようです。
実は、海アメをずいぶん長く釣っていますが、どうもこのスカッドの
パターンが苦手で相性がすこぶる悪い。相性悪いからさらに苦手感が増す、
といった苦手スパイラルに陥っています。
生まれて初めて海アメを釣ったのも、このスカッドなのですが、
それから色々と巻いてはみたものの、いまひとつ結果も出ないし
出来あがった毛鉤の出来にどうも納得できません。
あの、ダビングボディの上に背中を乗せて、ぐるぐる巻くクラシックなパターンは
見た目は確かにそれっぽいのですが、果たして機能の面ではどうなんだろうと
モヤモヤするばかり。
ただ、避けて通っているばかりでは進歩がないので、ここはひとつ自分なりのパターンを
作ってみようと思いました。
それにしても、毛鉤を作るという行為は、膨大な要素があって、どこに足場を
置いたらいいものか、見当もつきません。
毎日釣り場に立って検証できるような環境に生活しているならば
さぞ理想に近い毛鉤を巻くことができるだろうに、と夢のまた夢を
描きつつ、まずは使ってみたかった様々な色のシリコンラバーを
メインにしてみることにします。
あんまり考えず、それっぽいものが出来たので、使ってみると
それなりに結果は出たものの、それと同じくらい課題も出来て、
楽しい悩みに頭をひねっているところです。
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