2015/01/31

雪の無い街

冬といえば、小樽かヨメの実家。
それくらいしか、なかなか子どもを連れていける場所が思いつかず
しばらくは、延々とループをしていました。
さすがに飽きてきたので、冬場はほとんど行ったことのない
南東方面を目指します。

もともと雪の少ないこの地域。
今年は、さらに少ない。
街を自転車で買い物に行く人がちらほら。
公園の遊具も普通に使えそうです。

たいしたもんだ、と感心し、寒くても、お天気さえよければ
意外に快適に、明るい気分で生活できるのかもなぁ、と
そこでの暮らしを想像したり。




午後は少しだけ時間をもらって釣りもしてみました。
釣れるわけはないと思っていましたが、素晴らしい夕空と景色に
得をした気分です。




2015/01/25

選択と後悔

その日最初の釣り場選び。
いつも迷います。
自分だけの川に行くのであれば、釣れても釣れなくても
あー楽しかった、で終われます。
が、海のように後から情報交換ができると、逆に
「アッチにしときゃあ良かった…」
「やっぱりアッチだったか!」
と甚だしい後悔の念に捉われることが
一度や二度ではなく、ほぼ毎回のようにあるのです。
それじゃあ、後から話を聞かずに帰ればいいだけの話
なのですが、聞かずにいられないのが釣り人の悲しさ。

この日、私の選んだ場所はチビアメ1匹


悔しいので川にも寄ってみましたが、寒くて冷たいだけでした。


2015/01/24

スキー教室 2回目

イヤイヤながらに始めたスキー教室でしたが
コーチの教授法が素晴らしかったおかげか
2回目で曲がったり止まったりは心配ない所まで
来ました。



もう来年までやらなくてもいいかな。
リフト券高過ぎです…




2015/01/17

初滑り

いよいよ今年は小学校入学。
それは、いいんですが、気になるのは来年のスキー学習。
こればかりは、自転車や水泳と同じで、やっておかないと
絶対にできるようにはならないので、
「この冬はやるぞ!」
と家族に宣言しながらも、超面倒くさいので先延ばしにしてきました。
さすがに冬も半ばを過ぎ、このままいくとやらずに終わってしまいそうなので
ついに重い腰を上げることにします。

まずは、スキーを買いに。
どうせすぐに小さくなるので、一番安いセットです。
それでもうちは、下の子も使うのがわかっているので、
ガマンできますが、子どもが1人だったり、兄と妹のように
お下がりを使うことを拒否されそうだったりした時は、高い買い物です。
一番安いセットですが、ちょっとカッコいいのがありました。
スキーを買ったことが余程嬉しかったのか、止めるのも聞かずに
なぜか息子は夜遅い家の前の道路にスキーを履いて出て行きました。


鉄は熱いうちに打て、との諺の通り、気分が盛り上がっているうちに
スキー場に連れていくことにします。
翌日、近所の藻岩山スキー場に行きますが、なかなかの強風で悪天候。
嫌になるかと思いましたが、私の素晴らしいレッスンのおかげで
リフト3回目には、上から下まで転ばず1人で滑ることができるようになりました。
本人は、「自分がうまい」と思っているようですが、私の教え方が上手かっただけです。



2015/01/14

うまくいかないね

前回は、自分としては満腹するくらい釣れた雨鱒。
いい気分で暖かい日に満を持して繰り出しますが、
現実はそう甘いものではありませんでした。


天気最高。


川ダメ


海ダメ

浜もダメだったらしい。
ダメな時ってほんとにどこに行ってもダメだよな、と
この日は何度「ダメ」という言葉を思い浮かべてのだろう?

2015/01/11

Obihiro 2

2日目は、ばんえい競馬見学。
競馬は、中央、道営とさんざん見てきましたが、ばんえいについては初めて。
今は、帯広でしか見られません。
島牧のコビチャナイで釣りをしていると、砂浜でそりを曳く馬を
よく見かけたものですが、きっとばんばの調教をしていたのでしょう。

12:00の開場に合わせて行きましたが、レースは13:00からとのこと。
徐々に混んできて、地元の人で賑わいだしました。
中央競馬のレースは、今や清潔で無味無臭になってしまいましたが、
ここには昔の「鉄火場」の雰囲気が少し残っています。
ちょっとワクワクしてきました。

馬券は、遊びで。
叔母と同じ名前の馬を見つけたのでお土産に買うことにします。
ところが、間違えて他の馬と一緒に買ったら馬券が一枚。
しかたなしにもう一枚、買い直しました。
損したなあ、と思ってたら、なんと来ましたジュンチャンが。



叔母には申し訳ないのですが、間違えた分も含めて払い戻してしまいました…。
ちょっと高配当。

次のレースは、息子の選んだ「黒王号」のようにでかくて黒い馬が来ます。



騎手のフォームも様式美のようなキメがあって甚だよろしい。
カッコいいです。

2レースしか買いませんでしたが、豚丼代くらいはプラス収支になりました。


パドックの輪乗りでは、鐙をかけて乗るのが新鮮。普通に乗馬もできるんですね。
今度は、最終レースまでゆっくり見てみたいところです。
なにせ、冬でもずっといい天気なのが気分がいい。
寒くてもこれならガマンできるなあ。


2015/01/10

Obihiro1

帯広に行こうということになりました。

第一の目的は、帯広美術館で開催されているトーベ・ヤンソン展。
第二は、帯広動物園です。
この季節、どこに行っても雪ばかりですから、賢明な行き先の選択にも
思えます。

ただ、日高を越えるまでは、やはり雪。
しかも路面が嫌な感じに凍っていて、事故車や除雪車で
予定よりかなり遅れて到着。疲れました。

昼過ぎに着いてしまったので、まずは動物園。
後からわかったのですが、冬季営業は14:00までのようで
後回しにしたら終わってました。


そして残念なことに高齢の象は、寒いので屋外展示無し(見れません)
遠くからここを目的に来る人もいると思うので、オフィシャルサイトで
もう少しわかりやすく説明した方がいいのでは…。
南口も冬季閉鎖されていて、ちょっと混乱しました。

なぜか子どもたちが一番盛り上がったのは帯畜ブースの
実体顕微鏡。キモイ寄生虫の標本がいくつかあって、
袋を触るのも嫌だったのにさんざん見せられました。


夕方になって、美術館に。
下の息子を連れていくと大変なことになるのは目に見えていたので、
上だけ連れて入ることにします。
絵も好きだし、まあ大丈夫だろうと思っていましたが、質問攻めに辟易し、
途中で出口から追い出しました。
思っていたより作品のボリュームがあって、楽しめる展示でした。



2015/01/06

Z Axis



新しく巻いたスカッドは、初っ端から調子がいいようで、
投げるたびに何度も魚が当たってくるのがわかります。
ところが、ガッと手応えだけ残して去っていったり、掛っても一瞬ですぐに外れたり、
なかなか最初の一匹を連れてくることができず、カリカリさせられました。
最終的に、釣れるには釣れたのですが、きちんと魚を乗せることができていれば、
何倍も釣れたはずです。
途中で交換して使った他の毛鉤では、アタリはずっと少なかったのに、
かかる時にはしっかりかかり、頻繁にバレるようなことはありませんでした。
一体、どうしてこんなことになったのか? 
カラーやサイズが合わない時には、ショートストライクが増える傾向があります。
ただ、この日の感じだと、他の毛鉤に比べて圧倒的に魚が反応してきたのは間違いなく、
パターン自体は合っていたはずです。



ひとつだけ気になっているのが、『目』の存在。
テイルの根元にモノフィラを溶かして作った黒いアイを取り付けてあります。
さわってみると硬く飛び出していて、咥えた時には、ちょっと違和感を感じるかもしれません。

それともうひとつ、今まではあまり考えたことはありませんでしたが、
その飛び出したアイが「魚の口に針がかかるまでの過程」を邪魔している
可能性があることに思い当りました。

針の形を見ていると、ついつい魚がいつも針を縦にして喰いついてくれるものと
思いがちですが、実際はどうなのでしょう?
針自体には厚みがなく、形から言えば平面に近いものですから、
力をかけて押すとべたっと真横になってしまうことがあることは想像できます。
実際に魚が食いついた時には、針は真横になって口に入っていることが
結構多いのではないでしょうか?
そこに釣り人が異変を感じて「アワセ」を入れると、針先が口の中のどこかに刺さり、
そこを支点にして回転し、立ち上がっているのではないかと思われます。
仮に魚の口の中が全くの平面だったとすると、針がかかっても刺さりが薄皮一枚になったり、
場合によってはスッポ抜けたりする可能性が大いにありそうです。
餌釣りの針にある「ヒネリ」(カネリ)が針がかりを良くすることは知っていましたが、
なぜ、それが針がかりの向上に効果があるのか、今まできちんと考えたことはありませんでした。
ヒネリがあれば、針が横になって咥えられても、針先が、全体の面とずれていることで
真横から押さえられても、抜けることが少なくなりそうです。



私の作ったスカッドでは、ちょうど針先の真上に硬いアイが飛び出しています。

針を横にして押さえてやると、このアイが支えになって、ちょうど針先がフリーの状態になっているのでは?

二次元で形状を捉えがちな釣り針ですが、三次元で考える必要もあるんだな、と今回は考えさせられました。
そういえば、トリプルフックは、究極の三次元設計ですね。どの面から咥えても同じ形状になりますから。



はたしてこれが、私の作ったスカッドのかかりの悪い原因なのかは、本来はより綿密な調査を必要とするところですが、
そんな時間も機会も無く、とりあえず「疑わしきは排除せよ」ということで改良版を作ることにしました。
アイなんて無くても効果に変わりはないんですが、なんか目がないと魅力が半減する気がして。
ちなみにクラウザーミノーのダンベルアイや、クレイジーチャーリーのビーズアイは、
針先から離れた針の前方にあるので、影響は少なくなりそうです。
この日は、サイズも数も満足できる釣果がありましたが、毛鉤や釣り方について
まだまだ考えさせられるばかり、反省することしきり。
週2回くらい通えたらなあ…。




スカッド

前回、前々回の漁港では、釣れるには釣れましたが、フライボックスの底に
忘れられていた毛鉤でどうにか釣れただけの惨敗。
たくさんいるのになかなか釣れない、という場面設定は
ヘラブナと並んで私好みのお題です。
一生に一度の一匹を求めるストイックな釣りより、
見えてる奴をやっつけたいという俗な釣りが私には合ってるようで
久しぶりにワクワク感が味わえました。

次の機会を夢見て、自分なりの攻略毛鉤を何種類が巻き巻きしてましたが
どうしてもスカッドのパターンを避けては通れないようです。
実は、海アメをずいぶん長く釣っていますが、どうもこのスカッドの
パターンが苦手で相性がすこぶる悪い。相性悪いからさらに苦手感が増す、
といった苦手スパイラルに陥っています。
生まれて初めて海アメを釣ったのも、このスカッドなのですが、
それから色々と巻いてはみたものの、いまひとつ結果も出ないし
出来あがった毛鉤の出来にどうも納得できません。
あの、ダビングボディの上に背中を乗せて、ぐるぐる巻くクラシックなパターンは
見た目は確かにそれっぽいのですが、果たして機能の面ではどうなんだろうと
モヤモヤするばかり。
ただ、避けて通っているばかりでは進歩がないので、ここはひとつ自分なりのパターンを
作ってみようと思いました。
それにしても、毛鉤を作るという行為は、膨大な要素があって、どこに足場を
置いたらいいものか、見当もつきません。
毎日釣り場に立って検証できるような環境に生活しているならば
さぞ理想に近い毛鉤を巻くことができるだろうに、と夢のまた夢を
描きつつ、まずは使ってみたかった様々な色のシリコンラバーを
メインにしてみることにします。

あんまり考えず、それっぽいものが出来たので、使ってみると
それなりに結果は出たものの、それと同じくらい課題も出来て、
楽しい悩みに頭をひねっているところです。




2015/01/04

テクニーク

正月休みは、海も荒れて釣りもできず、
本当にゴロゴロしてました。
体もなまってきたので、ソリにでも行くか、と山へ。

下の息子は、たいして楽しくないみたい。
平地で引っぱってもらうくらいがいいんでしょう。


上の息子に「足で曲がるテク」を教えたところ、色々と試して
かなり上手に曲がれるようになりました。
そんなこともできるようになったのだ、と感心する半面、
「今年こそスキーに連れていかなくては…」と嫌なことを思い出してしまいました。

2015/01/03

北方馬公園

(冬場に)行き場の無い怒りをぶつける場所として、
我が家では、サケ科学館、小樽博物館、そしてノーザンホースパーク
ぐらいしか思いつかないのが現状です。
で、ローテーションで馬公園となりました。

ガラガラに空いている割に、係員の方がちゃんといて
案内してくれるのがありがたいです。
さすがは一流企業。






2015/01/02

正月休み

どこに行くこともなく、近所を散歩したくらい



天気だけよかったな。

2015/01/01

2015

息子を連れて、近所のお寺で除夜の鐘を突いてきました。


最近は、何かをやったるぜ、と気張ることができなくなり、
大きな望みも持ちようがなく、
反面、人を憎んだり、羨んだりすることもなくなりました。
枯れてきたのかな。
気楽な半面、これでいいのか、俺、という気がしないわけではありません。
ただ、子どもたちにできる事が増えていくのを見るたびに
自分にできることが減っていくことに気がつくだけで、
焦ったところで、尻別川のような大河の流れに逆らって歩くことなんて
できやしないということは、よく知っているのです。