前日の岩魚川は、いつもの脱渓点から上がりました。
そこから上は、一度も行ったことがありません。
ただ、川通しに歩いていくとなると、それなりの時間がかかります。
そこで、前回の脱渓点までチャリで行き、そこから入るという
アドベンチャーを企画しました。
どのへんがアドベンチャーかと言えば、車やバイクと違い、
自転車で熊に遭ったら相当に怖い、というところです。
この日のためにホーマックで巨大な熊鈴を購入。
今までつけていた鈴は、チロンチロンとアルムの山のユキチャンくらい心細い音色でしたが
今度のデカイのは、アバレンボウかヨーゼフか、というくらい頼りがいのあるヤツです。
車から自転車を下ろし、出発してほどなく道に落とし物があるのを見つけます。
今まで、この川では熊の痕跡が全くないので安心してましたが、やはり
いない訳はなかろう、と手に大鈴を持って騒々しい音を出して進みます。
上り坂でちょっと疲れましだか、入渓地点に到着。
昨日つけた自分の足跡以外ないのを確認して安心します。
熊太郎に足跡の上書きをされていたらどうしよう、とビビっていました。
はたして、昨日と同じように釣れるのか、ちょっと疑っていましたが
入ってすぐにいい魚が釣れ出しました。
どんどん上っていくうちに、魚のサイズが少しずつ小さくなり、
流れもそれとともに細くなっていったので、川を上がります。
自転車まで林道を歩き、そこからは下り坂を一気に車まで戻りました。
子供の頃の習性が残っているのか、チャリで釣りに行くと
妙にテンションが上がってきます。
翌日は天気も下り坂ということで、夏休みの釣りはこれが最後。
また来年訪れる日を楽しみに1年間を過ごすことにします。
0 件のコメント:
コメントを投稿