2006/05/06

山上の遅い春

ひさしぶりに真水で釣ることになりました。
このリザーバーの「主」kobaさんと一緒です。
水面が開いてから間もないですから、
どんどか釣れるのでは…と淡い期待を胸に湖面に出ます。

天気は快晴、無風、と最高ですが、さすがに残雪が多い。
カイロを3個貼っつけてきましたが、正解のようです。

本日1投目、ゆっくりと沈めてリトリーブすると
グッグッとくぐもったような魚の感触。
おおっとアワセてゆっくりと寄せてくるも、
途中ではずれてしまいました。
1投目で出るときは、
「入れ食い」or「その後サッパリ」
のどちらかです。(圧倒的に後者が多いんですが)

不安が的中した通り、その後は反応がありません。
「これは…。」
と嫌な予感がしてきたところで、
リトリーブ中に魚の追いの感触。
今度はじっくり沈めてみると、リトリーブ開始した瞬間に
またくぐもった感触。
「ノノゥン」とでも言いましょうか。

P5030052.jpg

ブラウンの43㎝くらい。
まだうっすらサビが残っています。
これでひと安心しましたが、それからも反応は薄い。
kobaさんも、40㎝くらいのをかけましたが
その後は、サッパリとのこと。
まだまだ水温が低くて、鱒の活性が上がっていないようです。

もう今日は、ここまでかな、とあきらめかけた午後。
強い風が吹いてきました。
風で、ワンドに水の流れのヨレができています。
非常に気になったので、そのヨレに沿って何度もリトリーブ。
勘ながらも絶対いるな、と確信したところで
「ノノゥン」がきました。

P5030057.jpg

これも先ほどと全く同サイズ。
今日はチビッコが全く釣れませんでした。

kobaさんは、納得していませんでしたが
私としては、初真水でサイズもまあまあですから
楽しめました。
確かに、アタリも引きも重たくて、盛期には遠く及ばず
ここに本当の春が来るまでは、もう少しかかりそうでした。

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