去年1年は「昔のレアトラック」みたいなものを
探して買うことが多かった。
当時は欲しくても情報と資金不足でどうにも
ならなかったものが、今ではオークションで
どこからでも手に入る。
手に入れて「これがあの…」と一通りの感慨にふけってみると
あとはそんなに聴いていないかもしれない。
手に入れた時点で、もう八割方満足している。
あんまりこういうのってよくないな。
新しいものもいくつか聴いたが、ほとんど「ハズレ」
唯一今でも何度も聴き続けているのは
Manic Street Preachersの『Lifeblood』くらいか。
実はマニック、長い間無視をし続けていました。
登場したときがまず胡散臭かった。
音の方もちらちら聞えてきましたが、
そんなに面白そうな事をしてるように思えず。
自分にとっての「用無し軍団の一員」でした。
そんなこんなで十年間、空気のような存在でしたが
「Empty Souls」(多分)をちらっと聞いて突然欲しくなりました。
買いました。
もっと早く聞いていればよかったと本気で
後悔。
何がいいってメロディがいい。
捨て曲がありません。
80年代後半の空気を再現しつつ、でも今の歌です。
とにかく、この「歌」を作るのがうまい。
アーティスト、じゃなくて職人ですね。
ピザの生地をぐるぐる回してる人みたいな。
Sonyのサイト
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/ManicStreetPreachers/
で試聴できるけど(Empty Souls,The Love Of Richard Nixon)
ほんのちょっと。大会社はケチだな…。
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