毎年のことですが、この季節になると急に釣りをしようという意欲が
チロチロと弱火になります。
何もかもが燃え立つような初夏の頃は、「釣ってやるぜ」的な
ギラギラと脂ぎった欲望がこの歳になっても少しは湧いてくるのですが、
お盆を過ぎたあたりから、「ハゼでも釣りに…いや、山でキノコでも」と
急に枯れた気分が漂い始めます。
朝、目が覚めるまでは、日本海にブリでも探しに行こうかと思っていましたが
起きてみると何だか面倒で、結局息子を起こして釣りに連れて行くことに
しました。
チカは、あんまり釣れていないという話だったので、日本海のサバ釣りに。
サバ情報は、聞いてませんでしたが、この時期ならどこでも釣れるでしょう。
早朝の田んぼは取り入れ間近。
まずは、大きな港に行ってみます。
早速、地元の爺様が、サバを釣っています。
ただ、コマセに寄るサバは、やる気が無いようです。
ジグを投げてみますが、全く追いも無し。
移動します。
次は、小さな漁港。
コマセを撒くと、大挙してフグが押し寄せてきました。
試しにサビキを釣ってみると、釣り上げてから、「ブッブッブッ」と
空気を吸い込んで膨らむ姿がかなり面白い。
息子は大喜びです。
あらためて見てみると、本当にボールみたいにまん丸になるんですね。
水にも、浮かぶのかな?と水面に落としてみると、一瞬間に空気を吐き出して
泳ぎ去っていきます。すごい技だ。
そのうち、コマセにまあまあの型のサバも寄ってきて、息子は何匹か
釣り上げていました。
釣りの方は、これで満足したようです。
帰り際に立象山公園を初めて覗いてみると、なかなかの絶景。
今度は虫捕り。
夕方までよく晴れた日でした。
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