下の子が通う保育園の運動会です。
小学生になった上の子は、いつもスタートで出遅れてビリか、その辺りか、
といった結果ばかりでしたが、下の子は保育園の先生から「速いですよ!」と
言われているだけに、とりあえず期待してみました。
かけっこ、スタートで「ヨーイ」のかけ声がかかると息子以外の子どもたちは
走りだし、「ドン」で走りだしたのは、息子だけでした。
上の子と何も変わらない姿に、さすが兄弟、血統とは恐ろしいものだな、と
感心します。
外ラチに向かってただ1頭逸走したり、3連覇がかかっているのにスタートで立ち上がったりする
個性派揃いのステイゴールドの子どもたちを見ていると、出遅れ癖が私譲りでは無い、
とも言い切れないのです。
リレーに期待を持ち越すことにしました。
リレーでは、息子の前を走る小さな女の子が、なぜか2度も転んで
すでに大差がついています。
息子が走り出すと、確かにまあまあ速いかもしれません。
しかし、妙なのがその姿。
帽子を目深に被り、前はほとんど見えていないでしょう。
そして、目線はひたすら自分の足元を見ているようです。
やたらと人見知りが激しい下の息子。観衆の中で
集中して走るためにこの姿勢を編み出したのでしょうか。
ブリンカー効果なのか、足元のラインを忠実になぞり、無事に1周を走り切りました。
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