解禁山女を誰も入らないような、小さな川で狙ってみようと思ってましたが
久しぶりの平日休みにだんだん欲が出てきます。
それなら、早朝の海でヒラメを狙ってからでも間に合うかも、とか
疲れてるからノンビリ投げ釣りでもいいかな、とか、欲深い思いから
夜中に起きて出発するという、疲れた身体には
ほとんど無理な計画を立てました。
予想通り、一度は起きるも疲れていて、また寝床に戻り、
結局、早朝は起きられず、家を出たのは8時過ぎ。
通勤ラッシュに揉まれ、近場で済ませるという疲れたオヤジのいつもの
パターン。
昼近くに釣り場につき、春蝉がシャワーのように鳴く森を湖畔まで降りてみると
目の前の木の下に大きな鱒がゆっくりと泳いでいます。
ジッと歩みを止めましたが、私に気づいているのかいないのか、悠々と泳いで
時折、小さな波紋を立てて、木から落ちた虫を吸い込んでいるようです。
きっと、離れた所から見ていると、この小さな波紋の主が大きな鱒とは気がつかないでしょう。
もしかすると、この波紋の存在すら気がつかないかもしれません。
座りこんでその様子を眺めていましたが、それでは、とフライを落としてみることにします。
今日は、天気もいいし、トップでボカンと出してやる、と意気込んできましたが
そんな大きなフライ、見る価値も無いといった感じで横を素通り。
それでは、と自信のビートルを置くも、こちらも眼中にない様子。
見に来るような素振りすらありません。
ちょっとムッとして、小さめのドライフライのハックルをむしって、ゆっくり水面下に
落ちるようにしてやると、下から関係の無い鱒が喰ってきました。
季節柄、セミフライなんてものも巻いてきたんですが、この様子だと
出番がなさそうです。
それでも、しばらくは、トップのフライで挑戦。
黒い大きなガーグラーを引いていると、ゴボンと派手に出ました。
この後は、反応が無くなったので、定番のニンフに替えてみると、普通に釣れます。
釣れるのですが、刺激が無いかな。
やっぱり大きなフライや、あの小さなライズをドライで釣ってみたかったのですが
ついつい、惰性でそのまま釣り続けてしいるうちに、時間になってしまいました。
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