昨日の子守り留守番でがんばったごほうびに一人、日帰りの旅に
出られることになりました。
天気もいいし、やりたいことはたくさんあります。
・道東アメマスの旅
・カレイ投げ釣りの旅
・積丹ヤリイカ探索の旅
・もしかして釣れるかも、ヒラメの旅
・たぶん絶対釣れないかも、支笏湖の旅
・絶対釣れるけど寒いかも、ダム湖茶鱒の旅
正直、カレイ投げ釣りの旅に強く惹かれたのですが、友人を誘うも
皆予定があって断られます。一人でカレイ釣りも寂しい。
と、昨年のちょうど同じ時期に行った川のことを思い出します。
たいして釣れたわけではありませんが、妙に心に残りました。
大きな川と小さな川の竿を積んで、行ってみることにします。
朝は、びっしりと霜。氷点下のようです。
まずは大きな川で、と久々のドボンキットを組み立てます。
実は、この川、秋に二度ほど訪れていますが、どういうわけか
釣り始めるとすぐに水が増えたり濁ったりと1時間も釣りをさせてもらえませんでした。
出発前、入念に水量もチェック済み。よしよしと用意をして川に降りると
どうしたことか、川水がみるみる増えてきました。
3度も続くと、これはもう何か因縁めいたものを感じます。
今度は塩まいてみよう。
大きい川はすぐにあきらめ、小さい川に向かいます。
この川のことを思い出すと、何となく「ひだまり」という言葉が浮かんでくるのですが
実際は「ひだまり」の意味をよく知らないことに気がつきました。
調べてみると、「日当たりがよくて暖かい場所。狭い範囲についていう。」とあります。
狭い谷間ですが、開いている方角のせいで、秋の低い陽でも昼間には
陽光が十分に射し込んでくるようです。そのせいで、寒々とした周囲の山肌とは対照的に
この谷間には、ほっかりと落ち葉の積もった小さな空間が現れるのでした。
昨年は、たくさんの虹鱒がいたこの渓ですが、見かけたのは岩魚、というより斑点の大きな雨鱒ばかり。
どういうわけか、この季節なのに産卵とは無縁の銀色をした魚ばかりでした。
深みにはたくさんの魚が群れているのが見えました。
それからは、ひなたに車を停めてついつい昼寝。
目が覚めて、山あいのえらく早い夕暮れに、切ない気分で家路につきました。
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