2012/10/02
浜益川 2012 サービス業勤務 第二部
今年は自分の釣りは無理だなあ、とあきらめて
真っ暗なうちからせっせと同行者の仕掛けを作ります。
総勢4人の初心者を2人でお世話する次第。
自分でやっている時には、全く何も感じませんが
釣りっていうのは、針が引っ掛かったり、糸が絡んだり、餌が無くなったり
ベールが戻って浮きルアーが丸ごと吹っ飛んで行ったりと
とにかく予期しないことが次々と起こるもんです。
何としても、今回は釣らせなくてはなりませんから
気合いが違います。
自分の竿なんて持っていられません。
私はユキコとムラッチョ担当。
朝、まだ暗いうちに次々と魚がかかります。
ただし、周囲の人。
浮きルアーに好調な反応みたいです。
ジリジリしていると、ついに2連敗中だったユキコの竿が曲がりました。が、バレました。
そして、またも乗った、と思うと外れたようです。
アワセの感覚や動作を伝えるのは難しいなあ、とあらためて思いましたが
今更どうにかなるものでもなく、気合いで続けます。
明るくなるとほとんど反応が無くなり、マッタリモードに。
周囲は、朝のチャンスタイムに1人1本くらい釣ったようですが
我らが『チーム・ビギナーズ』は、カヤの外で撃沈ムード。
本気で焦ってきました。
パラパラと帰る人も出て、周りが空いてきたので、ここで浮きフカセに変更。
ここから流れが変わりました。
ついにユキコが念願のサケを手にしてホッとします。
その後は、また気配が無くなったので、昼からは自分のフライロッドを手に
少し上へ。
2投目くらいにイキのいい魚がかかりましたが、最後の最後にバラしてしまいます。
やはり、今日は自分の釣りはムリか、とあきらめていると、電話がありました。
どうやら昼過ぎに、『チーム・ビギナーズ』でちょっとした祭りがあったみたいです。
戻ってみると、新しい魚が湧いたようで、銀色のいい魚がずいぶん釣れていました。
やれやれとひと安心して、その横でフライロッドを振ってみると
海から新しい群れでも入ってきたのでしょうか。イルカのように
ザブザブと水面に乗り上げる魚たちが見えます。
投げるたびに何やらコツコツと怪しげな反応があり、1時間もしないうちに
リミットを達成してしまいました。
浮きルアー、浮きフカセ共にほとんど釣れない中、フライだけには
入れ食いというのも不思議なものです。
ちなみに、午後の『チーム・ビギナーズ』は、
午前と反対に、周囲がほとんど釣れない中、次々といい魚をかけて
終わってみれば全員で20数本。
釣りとしては至極単純なサケ釣りですが、本当に微妙な違いで
大きな差が出るようです。
まあ、奥が深くない釣りはないということで。
ムラッチョもユキコもたくさん釣れて、お父さんは、ただただ安堵したのでした。
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