2012/10/09

アオリークエスト2

ひと晩明けて、考えます。
まだ、アオリ釣ってねえやと。
またも思い切って、南を目指すことにしました。

朝、暗いうちはアオリを捨てることにします。
狙い場所も狙い方もわからない中、ひたすらエギを投げるのは
効率的ではないように感じました。
そこで、昨日と同じように青物狙いです。

この日は潮が弱く、たまにアタリがあるだけで
なかなか釣れません。
それでも、明るくなった頃に一匹目が釣れました。
潮が弱いせいなのか、この日はジャークやフォール、早巻きでの
反応がほとんどなく、ミドルスピードのステディリトリーブの途中に突然乗ってくる
パターンばかりだったようです。
それにしても、エギロッドに0.8号のラインで、ちょっと大きいのが
掛ったら、瞬殺間違いなしだろうなぁ、と潮の止まってダレた時合いに
想像していると、何の前触れも無しに、足元でドシンときました。
今までの40㎝台とは明らかに違う重さ。
強引に寄せて、足元まではなんとかなりましたが、見えてきた大きさを見ると
その時点で半分以上あきらめました。
テトラが見えた途端、ダッシュで潜って、まさに瞬殺。
60㎝くらいでしょうか。
悔しいというより、あー怖かった…というのが正直な気持ち。
それからもぽちぽち釣れて、この日は5本を上げましたが
バラシもかなりあり。
でも、ライトタックルでヒヤヒヤするから楽しいんでしょうね。

P1140350.jpg


すっかり明るくなったところで港内を眺めに行きます。
潮の止まった角のところに、小さなアオリが群れを作っているのを見つけました。
エギを投入すると、ほとんどは逃げてしまいます。
中には、ちらちらと横目で見てるのがわかるヤツもいましたが、
釣れそうな気配はありません。
そこで、さらに目を凝らしてさまよっていると、ついに
係留ロープについている、大き目の一匹オオカミを発見。
エギを落とすと、すぐに怒ったようになって向かってきます。
チョイチョイとシャクリを入れて、ついに記念すべき1パイ目のアオリが釣れました。

P1140352.jpg

それからも、群れは無視して、単独のアオリを目で探し、
エギで誘うことで、3バイのアオリを手にすることができました。
釣りの過程を見ていて思ったのは、エギに気がついてもなかなか慎重で
シャクリでは、すぐに逃げてしまうということです。
シャクリで逃げるくせに、その後のフォールでは、さらにギラギラとして、
徐々に徐々に間を詰めてくる、そんな印象です。
ブラインドで投げていても、そう簡単にはアタックしてきそうもありません。
イカはイカでも、なんだか小動物みたいなところがありました。

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