2011/02/28

もごもご

車は全治1ヶ月の重傷でした。
幸いなことといえば、こちらには全く非がなかったので出費が無かったこと。
でも、非がないのになんでこんな目に、と逆に頭にきたりもします。

もごもごと籠った気分のせいで、釣りに出かける気にもなれず
家族で近隣の町に温泉にでもいこうかと出かけました。
P1070492.jpg

一応、ドボン釣りでもしてみようかと思いましだが、こんな時の常で
ラインを忘れ、その場にたまたまあったラインで1時間ほどお茶を濁し、
寒くなったので温泉に向け撤収。

P10704991.jpg

2011/02/20

THE OBASAN CAR

少しずつ春の陽気らしきものが感じられ始めた2月の終わり、
ツルツル路面の対向車線をフラフラとこちらに向かってくる車が。
ヤバイな、と路側に車をひっつけて、待ち構えましたが
結局、右舷後方に被弾。
「ケガが無くてよかったよかった。」
とやたら明るいオバサン2人に「なんにも良くねえよ…。」と
毒づきたくなったお昼時でした。

obasancar8.jpg

2011/02/18

ただ春を待つ

職場の2軒隣にある食堂からコロッケを揚げるような香りが漂ってきます。
昼間の温みがほんの少し残った夕暮れの空気の気配。
待ち焦がれていた匂いが間違いなく一瞬そこにありました。

P1070477.jpg

2011/02/14

バナナ神社

正月は入院でバタバタしていたので
初詣すら行っていません。
帰りに、9月のお祭りでバナナをもらった
神社に寄っていくことにします。

P1070465.jpg


日増しに明るくなっている陽光に騙され
車外に出てみると、まだまだ風は冷たく
体に刺し込んできます。

後、2週間ほどの辛抱でしょうか。

2011/02/13

モヤモヤ

前日は結局、疲れて何もできなかったので早寝。
少し気持ちも体も持ち直して、この日は朝から村を目指します。
しかし、残念ながら海はウネリが残り、厳しそうな様子。
迷った末に、辛そうなサーフを避け、岩場で朝からイカ、
あわよくば雨鱒を、という弱気な設定で始めてしまいました。

入りたかった岩場は、乗った瞬間に凶悪な波にさらわれそうな
気配なので、波裏でダラダラと釣ることに。
エギには全く反応無し。
ジグには、ホッケがコツコツと当たってきます。
こんな朝からヤリイカは釣れるものなのか?と疑いながら
ジグとエギを交互に投げ、気がつけば昼近く。
底ばかり探っていたので、カウント短く表層を狙うことにした
1投目で乗りました。
グイグイと暴れたのは、胴長36㎝くらいの良型ヤリイカでした。

P1070435.jpg

しかし、この後が続かず、波も落ちそうもないので
昼過ぎで上がることにします。
帰りは、釣りもせずにあちらこちらを眺めたりとブラブラ。

P1070448.jpg


着いて休もうと思ったら、息子が散歩に行きたいそうで、
張り切る息子の後を追いかけ夕暮れの町をヨタヨタと歩き回りました。

P1070458.jpg

2011/02/12

おつかれ

正月は、息子の入院もあってヨメの実家に帰っていなかったので
この連休で息子を連れて帰ります。
半年ぶりでしょうか。連れて行こうとすると熱を出したりと
なぜか実家と相性の悪い息子です。

仕事を終えてすぐに出ましたが、忙しかった一週間の疲れが
のしかかってきます。
朝は身体が動かず、昼近くになって
釣りにでも行こうと車を走らせます。
途中、天候もよくちょっと気分が晴れてきました。

P10704291.jpg

が、昼近くになって、村に入ると、
東の風なのにビックリするようなウネリ。
見ているだけで気持ちも萎え、ドッと疲れたので車中で昼寝。
目が覚めてから、一時間ほどフライロッドを振ってみましたが
物凄い雪にまたまた気持ちが折れ、帰ることにしました。

2011/02/07

オモシロイ

2日前の天気予報を見た時から久しぶりに胸が高鳴ります。
そんな気持ちになったのは、何時以来の事やら。
ほとんどの人には何の意味もない、「南の風」という言葉は
ごくごく一部の釣り人の胸を焦がすのです。
これはもう、条件反射みたいなものでしょう。

昨年来、ずっとこの日を待ちわびて、待ちくたびれてもう2月。
前日になって、フライをしようにも何の準備もしてないことに
気がついて愕然とします。
子供を寝床に送り込んでから急いで作業開始。
ラインバスケットの修理から、ランニングラインの巻き替え、
ゴチャゴチャになったラインを整理するのに重さを計ったり
要らなくなったラインを捨てたり、
果ては毛鉤を大急ぎで巻いて、やっと寝たのが深夜の1時。
2時に目覚ましをかけていましたが、起きられるわけありませんでした。
4時にも一度目が覚め、意識がはっきりしたのはもう6時半。
敗北感が漂います。
それでも、滅多にないチャンスです。
とりあえず、村を目指すことにしました。

道路に雪も無く、思ったよりも早く到着。
あんまり状況は良くないとのことですが、沖目に向かってシュートすると
いい感じで潮を掴んでいますから、何とかなりそうな気はします。
すぐにアタリがあり、魚がかかりましたが即バレました。
それからは、沖に目いっぱい投げるとチョコチョコ乗るのですが
アワセるとことごとくバレます。
魚が小さいのか、毛鉤の端っこだけ咥えているのか。

渋い時になぜか強いミッキーフィンカラーでやっとこさ1匹目が釣れました。
40半ばくらいですが、白く光って綺麗な魚です。

P1070412.jpg

kanaさんと合流して話を聞くと、やっぱり同じような感じのようです。
この「乗りにくさ」が今日の傾向なんでしょう。
フライを替えるとアタりますが、アッという間にスレてしまい
後が続きません。
うーん、難しいけど面白い。
色々考えて、何年か前の似たような傾向の日に有効だった
マツーカをボックスの片隅からひっばり出しました。
思い切り投げるとかすかな追いの感触と、ちょっとだけ咥えた気配。
次に投げると、今度はしっかり乗りました。
ズンズンと重いファイトで上がってきたのは、60にはわずかに届きませんでしたが
丸々としたいい魚でした。
何より、読み通りに釣れたので満足。
P10704118.jpg

まだ夕暮れまでは間がありましたが、潮も止まったようなので
アメマスは上がり。
帰りは磯に寄り道してみます。

初めて本格的な磯でエギを振ってみましたが、驚いたのは潮の流れと
それに流されるエギの重さ。
MHのエギロッドを買った時には、オーバーパワーで失敗したと
常々思っていたのですが、その竿をもってしてもシャクれません。
大きなヤリイカが乗ると、寄せるのもひと苦労。
2時間ほどで5ハイのヤリイカが釣れましたが、暗くなるとパッタリ止まります。
久しぶりに見る尺越えヤリイカ。
なんだかずいぶん大きく見えましたが、それでも胴長33㎝くらいが最大です。
こちらも豪快な釣りを堪能しました。
P1070425.jpg

寝坊した時はどうなるかと思いましたが、終わってみると
久しぶりのフライで釣る海アメも、スリリングな磯ヤリイカも
いや、本当に面白かった、と噛みしめるように帰りの車の中で反芻したく
なるような釣りでした。

2011/02/01

William wilson

今が旬の映画でも話題になっている某巨大SNSですが、
だいぶ前に、どんなものだろうと興味本位で登録(英語で)だけはしてあります。
何のことはなかったので、使い道もなくそのまま放置してあるのですが
先日、突然連絡が届きました。

「以前にロスでお会いしましたね。その後、神戸に行ったと思いましたが。」

といったような内容でした。
まぁ、似たような内容のメールは、29歳Eカップの会社役員女性から
毎日のように届いていますから、どうせこれもスパムなんだろうと思っていたのですが、
相手のページを見ると哲学や東洋思想に関心のある、
いたって真面目な方のようです。
しかたないので、こちらも丁寧に
「ロスにも神戸にも行ったことがありません。人違いでしょう。」
と連絡しておきました。
その後は連絡も来ないようなので、実際人違いだったようです。

それにしても、自分と同じ名前のどこかの誰かが、はたしてロスで
何をしていたのだろうと考えると、想像だけがふくらみます。
試しに件のSNSサイトで自分の名前を調べてみると、
何とブラジルにも、私と同姓同名の人がいました。
日系何世なのかはわかりませんが"ペレイラ"というミドルネームをもつ、
アレックス・ロドリゲスのような風貌の若者が自分と同じ名前だと考えるのは
憂鬱な月曜日のいいヒマつぶしになりました。