2011/06/13

コツコツ

1週間の仕事疲れと若干のラフティング疲れも覚えつつ
それでもこの季節の1日を逃すのがどうにも惜しくて
深夜にゴソゴソと起き出し、街を出ます。
ちょっと日本海にも未練はありますが、潮を見る限り、本日は太平洋です。

朝は、桜狙い。
そろそろいい頃では、と思いましたがどうにも潮が動かず
釣りになりません。
1時間もしないうちにあきらめると、キリンソウさんから連絡が。
迷いましたが移動を決意します。
到着してすぐに40㎝ほどのチビアメが数匹。
なんだか活性が高いみたい。
キリンソウさんは、3本目の桜を上げています。
サクサク釣ってリリースする姿を見ると、プログのタイトルを
変更する頃ではないかと提案したくなりました。

その後、色々試していると、コツコツと伝わる感触が。
ルアーのすぐ後ろをいいサイズの鱒が追いかけ
何度もついばんでいます。
が、かかりません。
それからは、桜、雨ともにコツコツと何度も来るのですが
ことごとく針にかからず。
やっとかかった良型もひとノシでバレました。
ただ、沈めてゆっくり引くと、50㎝近いアブラコだけは
釣れてくれました。

敗北感を抱きつつ、先週、一升瓶のような雨鱒のいた場所へ。
残念ながら、一升瓶もワンカップも不在のようでした。
それなら、とちょっと早いヒラメ狙いに変えるとすぐに釣れる。
久しぶりです。

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50㎝弱とかわいいサイズでしたが、昨年はバラシ多発だったので
ちょっとドキドキできました。

その後は、も一度、桜に反撃を試みるも
足下でピックアップしたルアーにガツッと飛びかかってきたのを
乗せることができずにまたまた敗戦。
課題多いです。

行く日を惜しむ、なんて柄じゃあなかったんですが
どういうわけか、最近は1日、1年が過ぎて行くのが
惜しくてしかたありません。
だんだん前じゃなく、後ろを見るようになってきたということでしょうか。
勿体なくて、帰り際に写真を何枚も撮ってしまいました。

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2011/06/12

天敵

仕事の都合で仕方なしに、
あの憎むべき『ラフティングボート』に
乗ってきました。

思えば、今を遡ること10年程前。
尻別川で鱒と戯れていた私の前を次々と通り過ぎる
黄色いボート。
無邪気にこちらに手を振る姿に
ちょっとした殺意さえ覚えたものです。

仕方なしに乗ったラフティングボート、
正直言うと、
かなり面白かったかもしれません。

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※写真はイメージです

2011/06/09

無音楽

 山路を登りながら、かう考へた。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟つた時、詩が生れて、画が出来る。
 人の世を作つたものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向ふ三軒両隣りにちらちらする唯の人である。唯の人が作つた人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行く許りだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくからう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。こゝに詩人といふ天職が出来て、ここに画家といふ使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。


とてもとても有名な『草枕』の冒頭です。
この通りだとすると、あっちもこっちもどっちも窮屈、先詰まり。
もううんざり、というところで芸術が生まれる、と読み解くこともできますが
さて、実際どうなんでしょう。
私の場合は、全く逆のような気がしてます。

最近、仕事のことでどうにも身動きとれず、
おかげでキモチもがんじがらめになり、多分、そのせいで
音楽を聴くことも本を読むことも全くなくなってしまいました。
そんな状況も少しは緩和され、
久しぶりに1日、ダラダラ釣りに行ったところで
やっと好きな曲を愉しむことができ、
いつ以来なんだろうと真面目に考えてしまった次第。

夕闇の釣り帰りに車で聴いたRideの"Time Machine"が、
大昔に私を連れ戻してくれました。


2011/06/06

選択

いい季節は困ります。
日本海、前回の釣った魚がオオナゴを口いっぱい頬張っていたように
最盛期でしょうか。
行けば、何かは釣れてくれそう。
でも、そろそろ噴火湾も気になります。
ヒラメは早いにしてもサクラとアメはいいんじゃないのか。
それからカレイも。

選択の幅があり過ぎるので、考えないで寝ます。
寝る前に潮を見て思う、
早起きできたら日本海。
遅れたら噴火湾。


こういう場合の予想通り寝坊しました。
開き直って、
ゆっくり用意して久しぶりの噴火湾。
この季節は、いつも訪れているだけに
何だか懐かしさを覚え、しみじみと景色を眺めたり。
肝心の海は、潮が全く動かずよどんでいます。
全くダメ。

移動してみますが、やっぱり潮は動かず。
ただ、ゴン太雨鱒が再三ルアーを追ってきます。
でも、潮が動いていない時は、まず喰わせられません。
いい加減、あきらめて昼寝をすることに。
木陰の昼寝は極上の時間で、気がつけばすでに夕方です。

おみやげも欲しいので、昨年以来の投げカレイ。
誰も投げ釣りをしていないので、まだ釣れていないのかと
思いましたが、潮が動き始めたせいか、次々マガレイ、スナガレイが
釣れてきます。
合間に横でワームを投げると、カンッと明確なアタリ。
もしかするとヒラメ?と思いましたが型のいいアブラコでした。
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置き竿でカレイを釣りながら、ルアーも、と考えましたが
好条件の時は、次々アタリがあるのでカレイから離れられず。
どちらか一方を選択した方が無難なのはわかってます。
10枚ほどのカレイを釣って、噴火湾の夕暮れを眺めて、
たいして釣れていないのに、ホッとした好天日曜日でした。