ほんとは、釣れているとの噂のブリを釣りに行くつもりでしたが
予想通りの寝坊。
朝が早すぎて、間に合うように早起きなんてできません。
とりあえず出発してからちょっと考えて、日本海を眺めつつ、
小さな川で釣ってみることにしました。
タニウツギが綺麗に咲いてます。
天気はいいですが、まだ水が多い。
ドライには出ますが…。
堰堤がたくさんあって、山女魚のいない川に移動してみます。
周囲は住宅街なのでちょっと恥ずかしい。
小さいながらもやっと虹鱒が釣れます。
それから、またも住宅街を流れる小河川。
昔、私が子供だった頃、この川には虹鱒がいると聞いてワクワクした
覚えがありますが、今でもいるのでしょうか?
川を眺めながら用意をしていると、孫と散歩している年配の方に声をかけられました。
何でも山女魚がいるそうな。
山女魚か…とちょっとがっかりしていると、
「最近は、サケも帰ってきて、産卵をするようになってるんだ。」
と嬉しそうに話してくれました。
小さな里川ですが、地元の方にとっては鮭が戻り、山女魚の泳ぐ
ちょっと自慢できる川のようで、話を聞いてるだけでほっこりしました。
夕暮れの川のほとりには小さな畑がたくさんあって、ほぼ決められたように
おばあさんが畑の世話をしています。
平日だったこともあり、仕事を終えた人たちが、続々と帰宅する車が
ひっきりなしに通りかかります。
たいした魚は釣れませんでしたが、川から知らない街とそこに住む人の暮らしを眺めるのは
なかなか興味深い経験でした。
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