2015/03/07

Some kind of magic 1

ヨメの実家に帰省で、釣りの準備をします。
毎回、この季節になるとどこで何を釣るか迷うのですが、
仕事で疲れて、海でフライロッドを振るのがなんだか億劫で、
なんだかなぁ、と布団の中でもじもじ考え、結局一番近い川に向かいます。
海より、川の方が体に優しいようです。

朝、目を覚ますと、明け方に湿った雪が少し降り積もったようです。
まるで砂糖菓子でコーティングされたように、木の枝に雪が付いています。
森に行ってみると、まるで何かの魔法のようです。





釣り場に着く前に、うれしくなって写真を撮っていたら、すっかり遅くなってしまいました。
まあ、くたくたしおれたオジサンにはこのくらいのペースがいいんでしょう。

川は、相変わらずポイントがわからないので、この日は探索するつもりで。
何となく、気になった場所で粘っていると、少し下手で水面が炸裂しています。
急いで着いて、ボイルを狙ってキャストしますが、なかなか反応してくれません。

そのうち、ボイルはあっちでもこっちでも。
回収途中のラインの先で波紋を上げて戻っていく魚もいたので、
毛鉤が合っていないのか。
高速でライン回収途中にやっとかかった1匹。


反射喰いって感じです。
でたらめに起こるボイルは、魚がぐるぐる回っている可能性があります。
その証拠に、たまたまボイルの近くに毛鉤を落とせば、アタリだけは出せる。

空腹で眠くなったので昼寝。
起きぬけに底を流していたらかかった1匹。


これも少し釣れちゃった感。
流れの中でスペイをやった経験がほとんど無いので、流すイメージや
それを具体化するだけのラインシステムの自分なりのバリエーションが
全く足りないなあ、と反省しつつ、きれいな夕焼けを眺め、ヨメの実家に一旦退避。


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