2015/03/08

釣りのしかた

強烈な冷え込みのせいで、10時を過ぎ、太陽が昇ってもなかなか
気温が上がる様子はなく、しかたなしに川に入ってみます。
案の定、あっという間にガイドが凍り、なかなか思うように釣りができません。
もちろん、昨日のようにサケ稚魚を追い回す姿なんてどこにも見えず、
ただ淡々と毛鉤を流します。

昨日は、色々とスッキリしませんでしたが、何より、ラインの選択と使い方が
いまひとつハマりませんでした。
今までよく釣っていたのは、河口近く、流れのあまり無い場所で、しかも浅場。
ゆっくり沈むラインでリトリーブしていればよかったので、そんなに難しいことも
ありませんでした。
ところが、流れの中で釣るとなると、ラインにティップ、毛鉤の重さと色々な要素が
あって、経験のほとんどない釣り人にとっては、どこに基準を合わせたらいいものか
ちょっと途方に暮れてしまいます。

絶対釣れないだろうと思って流していると、突然ゴゴンと来て、油断していたもので
ついついアワセを入れてしまいます。がっかりしていると、さらに追い喰いしたらしく
すごい勢いでラインを引き出し、外れてしまいました。
それからはアタリすら無し。

ポイントを移動すると、やっと魚が。
気温が急に上がり、ボイルも見えました。

昼には上がろうと思っていたので、もう一度、朝のポイントへ。
思い切り底を釣ってやろうと、スカジットのシステムに重いティップで底を擦るように
流してみます。全く反応無し。

それでは、と今度は軽いティップで流してみましたが、これでは底まで届いていません。
時間も無いので、そろそろ上がりかな、と思っていると、ツツツ、と前アタリがあった
直後にリールが逆転するくらい引ったくられました。

今まで釣った中でも、記憶に残ること間違いなしの力強い雨鱒。


同じポイントは、重いティップで何度も流したはずなんですが、どうして軽いティップに
替えた途端に飛びついてきたのか、そのあたりの謎も経験不足でよくわからないのです。

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